10月6日(土)知人の依頼で、宮崎県三股町で紙芝居「とんところ地震」を上演した。この紙芝居は、今から350年以上前に宮崎を襲った大地震も題材にしたもので、被害の大きかった宮崎市木花の島山地区にあった地域の名前を取って「とんところ地震」と呼ばれている。地元ではこの地震のことを忘れないよう50年ごとに記念碑を立て語り継いでおり、現在7本の記念碑が立っている。この災害伝承を物語にして紙芝居にまとめたものである。
毎年のように、台風や地震などの自然災害で起きている。いつ襲ってくるかわからない災害に、どう対応すればよいか、備えの大切を痛感している。特に自分自身も防災士資格を取得したことで、防災、減災の知識を広めていくことが重要だと考えている。想像する力、準備する、体調を整えること、災害に限らず日頃大切にしたいキーワードであり、紙芝居で伝えたかったことである。