KURAU後半シリーズのサブテーマは「別れ」だと思っているんですが、前半では意図的に描いてこなかった「死別」を通じて、各話の登場人物たちがクラウとクリスマスに「別れ」と「プラスアルファ」のメッセージを送っている、そう感じます。
前回で「対」であるジェシカを失ったイヴォン、存在することすら諦めた彼がジェシカによって救われた命でたどり着いた先は「忘れなければ自分の中に生き続ける」という想いでした。
存在という概念がひどくあいまいなリナクスだからこそ、姿を失ってもなお想い続けることで、その相手は失われることはない、イヴォンの消滅へ至るプロセスはクラウやクリスマスにそんなメッセージを届けたのかもしれません。
最終的にこの「別れ」というサブテーマがクラウとクリスマスにどう収斂していくのか、そして「別れ」を告げていったイヴォンたちが残したメッセージが、この作品の最大テーマである「親しいものへの思慕」へどう昇華されていくのか、この辺をじっくりと見守っていきたいところです。
今週ついにクリスマスの力が覚醒してしまいました。
後半シリーズも新たなるターニングポイントというところでしょうか。
クリスマスの力の発現が相手を守ろうとするがゆえの暴走ではなく、守るための本当の力として制御していくことができるのか、この辺が直近の課題なのかもしれません。
前回で「対」であるジェシカを失ったイヴォン、存在することすら諦めた彼がジェシカによって救われた命でたどり着いた先は「忘れなければ自分の中に生き続ける」という想いでした。
存在という概念がひどくあいまいなリナクスだからこそ、姿を失ってもなお想い続けることで、その相手は失われることはない、イヴォンの消滅へ至るプロセスはクラウやクリスマスにそんなメッセージを届けたのかもしれません。
最終的にこの「別れ」というサブテーマがクラウとクリスマスにどう収斂していくのか、そして「別れ」を告げていったイヴォンたちが残したメッセージが、この作品の最大テーマである「親しいものへの思慕」へどう昇華されていくのか、この辺をじっくりと見守っていきたいところです。
今週ついにクリスマスの力が覚醒してしまいました。
後半シリーズも新たなるターニングポイントというところでしょうか。
クリスマスの力の発現が相手を守ろうとするがゆえの暴走ではなく、守るための本当の力として制御していくことができるのか、この辺が直近の課題なのかもしれません。