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エウレカセブンAO 第7話「ノー・ワン・イズ・イノセント」感想

2012-05-30 16:27:12 | エウレカセブンAO
更に謎が深まり、ついにナルもステージに上がった第7話。


謎の男、トゥルースの正体は更に謎が深まるばかり。

更にもっと個人的に謎が深まったのが、この世界の成り立ち。

世界観については第1話からずっとどうなっているのか(前作とのつながりも含めて)気になっていたのですが、これは時間軸の延長線だけじゃなく、やはり仮面ライダーディケイド的空間軸の交差についても考えちゃうようなところがあるよね。

そもそも超常の力を持つトゥルースが何者なのか。
エウレカのことを何故知っているのか。
どうつながりがあるのか。

そしてもうひとつ。
ナルの存在。

トゥルースをして、面白い存在だと言わしめるナルの存在の意味とは?

アオの旅は母親探しの旅だけじゃなく、幼馴染探しの旅にもなってしまいました。
そういう意味でのサブサブタイトル、バイバイエンジェル、なんだろうね。

ナルについては、ハンディを背負っているがゆえに、自分を違うステージに連れて行ってくれるトゥルースに惹かれたのかもしれないし、その先に何かが見えたのかもしれない。

でもやっぱりハンディから来るところは大きかったと思うんだよね。

アオが旅立つとき、アオにも翼があったんだね的台詞があったと思うんだけど、あれって、本当は自分も飛び出したいけれども、その翼が自分にはなくて、ハンディを抱えた体とずっと向き合っていかないといけない、そういう羨ましいと思う気持ちもあったはずなんだよね。

それを考えると、今回ナルが飛び出した理由も頷けるところではあるわけですが、ナルの存在自体も謎がつき始めたので大変です。

やっぱり最初のスカブバーストのときにナルを救ったのはエウレカの乗るニルヴァーシュだったと思うんだけど、そのときのスカブバーストが原因で病気になったわけだし、ただ病気になっただけじゃなくて、トゥルース的には何か特別な存在になってるわけで、最初のスカブバーストのときに何が起きたのか?エウレカはどうなったのか?というところがひとつのポイントになってくるんだろうね。

とにかく、アオは母親だけじゃなくて、ナルまで探しに行かなくちゃいけないんだから、本当に大変だ。


あと、ガゼルを使って描かれるバックグラウンドも相変わらず骨太の展開を見せてくれています。

スカブによるトラパー景気によって、独立については一気にトーンダウン。
結局何だったんだ、目先の利益には勝てないのか、そもそも独立って?みたいな。

今のところガゼルも口ばっかりな状態だけれども、エウレカセブンAOではアオも含めて息子世代が道を切り開いていく感じがあるので、アオの自立していくストーリー展開や、ガゼルを通じて見えてくる反抗世代の世界観なんかも両立して進んでいくんだろうね。
※そういう意味ではガゼルは裏主人公なのか?


ゲネラシオン・ブルの地下には何があるのか、スパイは誰なのか、どこがどうつながっているのか、そもそも世界の成り立ちがどうなのか?とまあ、本当に謎だらけなんだけど、世界観含めた謎を過剰にどんどん詰め込んだ中で、アオたち子供世代がどうやって自分と折り合いつけて成長していくのか?というのが僕の個人的に観て行きたいポイントですね。
※フレアだって社長の娘なんだし、親との確執みたいのもあるかもしれないし。

エウレカセブンAOはやっぱり結構親子の関係性にまつわるお話の意味合いが強いかもしれないですね。

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