蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

交響詩篇 エウレカセブン 第28話「メメントモリ」感想

2005-10-31 01:06:11 | エウレカセブン
相変わらず物凄い密度で展開されるエウレカセブン第3クール、たった30分の間に一体どれくらいのドラマが詰め込まれているのか、と感心してしまいます。
今回はチャールズとレイという二人の作中での最後の意味を2つ示しつつ、第3クール全体のストーリー展開の方向性をほぼ決定付けたんじゃないかと思います。
それにしても緊張感と切なさを併せ持った30分、そして小さい伏線がたくさん仕込まれた30分でした。
先週・今週と仕込まれた小さな伏線が、やがて第3クールのテーマとなる大きなものになるんじゃないかな。

■チャールズとレイの作中の意義
個人的にはエウレカセブンという(各キャラがきちんと立った)作品の中でもかなり好きだったチャールズとレイ。
いずれは散っていくと覚悟していたキャラだったけれども、やっぱりお気に入りのキャラが散っていくのはなかなか辛いですね。
そんな中で僕が思うには、チャールズとレイというキャラには作中で3つの意義が持たされていたんじゃないかと思うんですね。

1つ目はこれは明らかにレントンに対して新しい世界を見せてあげるという役割。
その中には「家族」というキーワードもきちんと入っていて、父親像・母親像を抱くことで、そしてゲッコーステートを離れた立場から、これまでと違った大人と出会うことでどん底にあったレントンを救い上げて、かつレントン自身が這い上がるという重要な役割でした。
レントンの成長物語をやるうえで、僕はほぼ最初の感想あたりから一貫して「アドロック越え=父親越え」をやらなくちゃいけないはずだと思っているので、ここで父親像を一つ持っておくのが結構重要でした。

2つ目は上記の父親像とリンクして、アゲハ計画を含めホランドたち、ひいてはアドロック、エウレカの過去編をやるためのインビテーションになっているところも見逃せないと思います。

レントンは今回「本当のことを何も話してくれない」と言っているわけですが、これは逆に言うと作中では本当のことを知っていくための助走シーンになっていると思うんですよね。
何故チャールズやレイは死ななくちゃいけなかったのか?何故レイは子供が産めなくなってしまったのか?何故それをエウレカのせいだと思っているのか?という部分にレントンが疑問を持つことで、これらの原因になっているであろう「サマー・オブ・ラブ」とはいったいなんだったのか?という核心へ迫るためのインビテーションになっていると思うんですが、そうだとするとこのシリーズ構成はホントに緻密でホントに丁寧な作りをしてるなと、感心してしまいます。

第3クール第1話目となった第27話の感想でホランド、アドロック、チャールズやレイの過去編をやって欲しいと思っていたので、今回のでそういう方向性がある程度決定付けられたんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。

3つ目は「俺たちがそれ以外の術をしらない人種だからだ」という部分に集約されるんじゃないかと。
これはホランドの台詞ですが、ホランドが腹を括ったのも、自分にはそういう生き方しか出来ない、そういう道を選んでしまったのだから、という因果応報的部分があって、チャールズにしてもレイにしても、戦場に身を置くならばそういう結果になる、逆に言うとレントンはこういう道に入ってはいけない、不殺を貫かなければこういう結果になるという暗示でもあったんじゃないかなと。
#「それ以外の術をしらない」という台詞で、「蒼穹のファフナー」第24話の真壁指令を思い出した方、是非仲良くしてください(笑)。
#あの24話はマジで良かったですよ(涙)。

レントンは自分を責めているんですが、これにはきっとレントンとは関係なくて、デューイが手を回してチャールズたちを引き込んだわけですから、レントンとの邂逅がなくとも、いずれはゲッコーステートと対峙することにはなっていたはずなんですよね。
詰まるところ、作中重要ポジションを占めるデューイ、彼を中心に今の全ての計画が回っているわけです。
ゆえに、今回のチャールズたちの作中意義としては徐々にでは有りますが、チャールズとレイを経由することによって、レントンとデューイをつなぐラインが出来上がってきているところにあって、この二人の邂逅というのがもし第3クールであるとすれば、それはかなりの見所になるんじゃないかと予想しています。

■レイ
「GET IT BY YOUR HANDS」はチャールズのフェイバリット=テーマになっていたんですね・・・(切ない)。
思えばチャールズとレイがレントンと初めて会ったときもこの曲がかかっていたんですよね。

今回惜しくも散ってしまったわけですが、第27話の感想で「憎しみよりも愛で終わって欲しいところ」と書いただけに、ラストシーンの指輪は切なかったです。
最愛のチャールズを失って正気を無くしつつも、やっぱり最期はそこ(愛情)に戻って来て散っていったところに一抹の救いを観たような気がします。
チャールズとレイには十分作品を盛り上げて楽しませてもらったので、安らかに眠って頂きたいところ(敬礼)。
#後はチャールズもそうなんだけど、レイの行動もファーストガンダムへのオマージュ・リスペクトという雰囲気はありましたね。

■ホランド
第2クールの最終話となった第26話で、ホランドのモノローグは浮上へのきっかけで「信じて認めてあげる」フェーズに入るんじゃないか?と書いたところが(たぶん)当たっていて良かった(ホッとした)。
これ以上落ちるホランドは見てられなかったので、直感を信じて良かった・・・。

レントンとエウレカの壁となる道を選んだ、本人言うところの「俺たちがそれ以外の術をしらない人種だからだ」はここにも当てはまっていて、これは壮絶にカッコいいホランドと、壮絶に切ない展開のホランドとが見れそうでちょっと怖いですね。

また冒頭の輸血パックの不足は「ああ、これって確実に輸血イベントあるな」と思いながら見ていたんですが、まさかその週の最後にいきなりもってくるとはおもいませんでした。
しかも、それをレントンとホランドで輸血するという、まさに予想の斜め上を行く展開。
#またタルホさんも今回切なかったっすねぇ・・・。

これで血を分けた兄弟って感じになったわけですが、ここでダイアンの話がカットインしてくるあたりやっぱり構成が上手くて、やっぱり大人たちの過去編につながる伏線が今回は小さく、そしてたくさん積み上げられたんじゃないかな。
特にホランドとダイアンが結婚を前提としていた、という前提があったならその場合はレントンは本当にホランドの義弟になっていたわけで、そういうきっかけから過去編に入ってくれないかなぁ・・・。

つか、自分、過去編があること前提で妄想してるんですが、過去編なかったら全然駄目ですね(笑)。

■ニルバーシュ バージョンアップの伏線
ま、まさか!?って感じで聞いてしまっていたのですが、やるんですか、パワーアップイベント。
うおー、これは燃える展開ですね。

そして第1クール最終話となった第13話「ザ・ビギニング」でミーシャが言った

トラパーは人の心に直接語りかけ、その感情を左右すると言われている
でも、もしそうだとしたらその逆は本当にありえないと私たちは言い切れるのかしら・・・?
本当に・・・。


の部分は絶対にフューチャーされると、ずっと感想で書いてきただけに、この展開は奮えるほどに嬉しい展開。

またその修理・バージョンアップがゲッコーステート内では無理としたら、やっぱり僕は個人的には「ガレージ・サーストン」つまりアクセル・サーストンにその修理・バージョンアップを依頼して欲しいなぁ。
そこで始まりの町、ベル・フォレストに戻ってくるという展開であっても構成としては美しいと思うし、やっぱりもう一回レントンのじいちゃんにはご登場頂いて、過去編をやってくれないだろうか(ってしつこい)。
月光号の修理も確実に必要なんで、この辺は楽しみですね。

■エウレカ
やっぱり気になるのは最後のカット。
エウレカの話が聞きたいというレントンに対して一瞬暗い顔をするエウレカ。
やっぱりこれは第9話「ペーパームーン・シャイン」で見せた独白と同じく、エウレカは自分の過去に対して罪の意識を持っているように感じるので、それをレントンが知ってなお、自分と一緒にいてくれるか?この辺不安になっているんじゃないかと思うんですよね。
・・・やっぱり過去編突入だ(笑)。

・・・と、大体エウレカセブンの構成としては各クールの第1話・第2話にそのクールの方向性を示唆する伏線を込めてきているんじゃないかと思うんですが(第1クール、第2クールとも自分の感想の中で参照した回数が非常に多かったのはそういうことだと解釈してるんですが)、そういう意味でチャールズとレイという重要キャラが散っていった第27話、第28話ですが、やっぱりかなりの意味が込められていたんじゃないかと思います。

基本的にはボーイ・ミーツ・ガールで、それを視聴者サイドとしてはこれを外すことなく見ていけば大丈夫だと思っているんですが、その二人の成長の中ではきっと過去と向き合うことが必要になってくると思うんですよね。
#第2クールの第1話でそう予想したんですが、第2クールでは自分の内面と向き合って、互いの存在を再確認するところまでがクライマックスでしたね。

レントンにはアドロック、エウレカには自分の過去、こういう乗り越えなければならないポイントが山積みされているんで、その辺も注目ポイントかなと。

第3クールは起承転結の「転」にあたる作品の中でも最も重要な部分。
かなり予想を超える展開をしてくれるんじゃないかと期待しております。

あと、今回もそうなんですが、脚本だけじゃなく、音楽なんかに対する演出もこのエウレカセブンってほんとに上手くて、予告の後に出た11/2発売の「オリジナルサウンドトラック」、早速予約しましたよ(笑)。


交響詩篇エウレカセブン
DVD第5巻
2005/11/25発売
第15話~第18話を収録




最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
重い、沈みそうです。 (ムニ枕)
2005-10-31 02:33:13


>■チャールズとレイの作中の意義

>3つ目

僕も、レイの記憶に出てきたチャールズがオッサンになった時とかなり違うので、チャールズ夫妻の過去編をやりそうな気がします。記憶のシーンの後、軍や世界に愛想が尽きた?なんて妄想をしてみたり。



>エウレカ

自分の過去を知ってもレントンは嫌いにならないのか?と心配、やっぱりボーイ・ミーツ・ガールの王道です!

「二人目なの」なんてことはないでしょうが・・・



>音楽なんかに対する演出

最近になって題名が交響詩篇となっている理由が分かりました(笑)。



昨日、緊急特番ray=outを見ました。最後のデューイ様のお姿に「かっこええよ、おっさん」なんて思ってしまいました。
返信する
妄想は2度敗れる (PSP2)
2005-10-31 03:00:54
妄想で必死に目を背けていましたが、最後までラルでした。わかってはいたんですが、燕さんの言う通りやっぱ切ない。願わくばレイよ安らかに。



燕さんの考察と同じく過去編はあると思うのですがホランドに対してはかなり違う絵が…。

ホランドがやらかしてしまいそうな予感があり、レントンを追い出してしまうんじゃないかと。輸血とエウレカを拒絶するという条件が揃うと私の中では成立してしまう。

2期でできなかった事を3期でとの考えからきているのですが、その場合は壮絶に切ない方の展開になりそうで怖い。



でも、ニルバーシュがspec2(最近出てたエウレカガイド載ってました。時期は不明)になるって時に主人公を外に出すか?っていうのもあるので、妄想で終わると。駄目妄想か(笑)



しかし、予想に関係なく鬱っぽい展開になりそでちょっと凹むなぁ。個人的に大プッシュなレントンじいちゃんに期待します。ああいうじいちゃん大好きなのさ。工具ー。



>音楽

いいですよね。STORYWRITERなんかお気に入りです。ただ、これ聞くと何故かフリクリ思い出す(苦笑
返信する
モーリス (ori)
2005-10-31 04:08:24
2回目の書き込みとなります。



前回、今回は燕さんの書かれた通り、第3クールの伏線が散りばめられたストーリーだったと思います。



燕さんの予想通り、レントンが(サマーオブラブを中心とした)過去の真実を知ることなるのでしょう。



また、その流れから、第2クールでは出番のなかったアネモネにもスポットが当たるのではないかと思っています。(OPのアネモネの表情が印象的です)



あと、今回非常に気になったのがエウレカに駆け寄らなかったモーリスでした。26話でもエウレカに対して(レントンは帰ってこないのではないかと)冷めた態度を取っていましたが、子供ゆえの直感から真実を感じ始めているのではないかと思いました。このエウレカに距離を取り始めたモーリスが、エウレカの過去の罪を炙り出す伏線なのかもしれないなあと、つい妄想を働かせてしまいました^^;)
返信する
指輪物語 (ドミニア)
2005-10-31 15:40:47
レイ、散る。

死ぬ時は敵ではなく味方として、そして「死兆星が頭上に落ちてくるまで精一杯生きろ」と言って最後には夜空に表示されて欲しかった

なんてアホなネタを考えている僕はまだ大丈夫なようです。かゆ、うま。(大丈夫じゃねえ



>>「何も出来なかった・・・ 俺のせいなのかな?

  俺があそこで・・・」

>>「結局俺は何も出来ないんだ。何も出来ないし、何もしてやれない。それに何かをしたところで・・・ 俺は・・・」

この台詞をチョイス↓。

「お前さん、何勘違いしてるんだ? 助けられなかった!? 助けられた!? 思い上がるな!!

 人間ってのは神様じゃない、一生懸命やって一人の人間助けられるか出来ないかが関の山だ。自分の命を守りながら他人すら助けようなんてのは我侭なんだよ!!」(出自不明)



まあうろ覚えなんで。

今のレントンはまだ【英雄】になれてませんからね。それでもニルバーシュが動いてなんとかなるかなとか思ったんですが、なんだか真ゲッター並に扱いが難しい様で。

味方を守りながら敵さえ救う力。レントンはそれを持てる日が来るのか。先々週の活躍は素晴らしいものでしたが。

チャールズやレイの死が、SEEDシリーズの様々な面々と比べて、より【互いにほ滅ぼし合う】宿命を強く強く感じてしまいますね。その覚悟もあったようですし。



>>「あの人を殺さない方法は無かったんですか・・・?」

う~ん、こればっかりは・・・

既にスパロボ好きの面々の意見の中には

「あの二人の死はストーリーの中核であり、二人共にいくらスパロボとはいえ彼らを死なずに仲間にするのは、アナベル・ガトー以上に難しい」

というのもあるぐらい。

スパロボでも難しいだろうなあこれは。

それでもヒイロ達(ヒイロや他のスパロボ面々ならやってくれるさ)を信じて、さ来年以降のスパロボに期待します(エレ7は全4クール。1年らしいですから)



●壊したもの、壊せなかったもの

艦内のありとあらゆるものを壊しつつ、それでもチャールズの食器、カップはすごく綺麗だったというのが物悲しい。

レイの「~~~♪~~~♪」がどことなくゼフォンの

久遠「ラ~~~~~♪ラ~~ラ~~~~~~♪」

を思い出しましたね。



>>「チャールズのフェイバリットだ」

それをレントンが入ってくるまで部屋の中で流していたというのが実はミソ。ホランドはホランドなりに死んだかつての仲間に対する、レクイエムとまで行かないまでも何かしらの意味、理由で聴いていたのですね。

ゲットイットバイユアハンズ・・・ううん、やはり英語は苦手。誰か意味を教えてプリーズ。



>>「もう後戻りは出来なくなる」

意味深。でも離脱する仲間っているのかな? モーリス? いやいや



>>「爆弾なんて・・・いくら死体だからって・・・ねえ、ドギー」

まあそりゃあ、ギジェットの人生経験でレイ達の覚悟までは判りはしませんわね。うん。



●マシュースキル発揮

おお、マシューが初めて活躍しとる(ぉ



●アドロックは死亡ではなく“消失”

90年代のスパロボ作品なら姉さんや親父さんに再会して皆で戻ってこれたりするんだけど、この作品内での消失はゼノサーガに近そうです。

「アドロックは行っちまったのさ、はるか遠いマトリクスの向こう側へな」(ぇー



●知らない誰かの腕の指輪→チャールズの指輪→レイの指輪

これまでの物語内で、【結婚指輪】という存在が非常に大きな意味を持つと言う事が判明。【家族】という意味あいが強いのだと思います。

今回、レントンがチャールズの指輪を見つけ座り込む姿はなんとも言えず。

取れた腕の指輪を必死に求め這うレイは少し恐ろしくもあり、とても悲しかったですね。その取れた腕が実にあの時の腕を思い出させて(狙いでしょうね、これは)





●理想のスパロボ展開

多少ベタに

チャー「何故俺たちを殺さない・・・?」

ヒイロ「俺もお前達と同じ、戦い殺し合う事しか知らない兵器だった。だがそんな兵器でも、殺す事以外で出来ることがある。それを教えてくれる人間もいる。

    そしてそいつは、敵であるお前達さえ【死なせない様に】と俺に命令をした」

カトル「今は地球人同士で殺しあっている場合じゃない。それに、優しい人が殺しあうのは間違ってると思います」

チャー「甘いな・・・」

ヒイロ「俺もそう思うが、これで・・・」

カトル「あ、アレですか?」

トロワ「あれだな」

ヒイロ「任務、完了・・・」
返信する
死を想え (エンディミオン)
2005-10-31 19:41:23
 お久しぶりです。今回のエウレカセブンのタイトルに少し思い入れがあるので、コメントに参加させていただきます。

 「メメントモリ」は『死を想え』(リア王か何かのセリフだったと思います)という意味で、私がこの言葉を聞いたときは、ずいぶん不釣り合いな言葉だと思ったものです。

 死という暗く、できれば考えたくもない世界を、愛しい人や大切な人のことを考えるように想え、というこの言葉に。

 今回のエウレカセブンは、「死」がテーマだったのかなあと思います。死(この世ではないどこか)=チャールズを想い、正気を失いながらもそこへ行こうとしたレイと、図らずもこの世に残ったホランド、彼を案じた、この世にいるタルホの関係が切なく描写されているように思えました。

 そして、迷いながらも彼らとは別の道を模索しようとするレントン・エウレカの会話が眩しかったと思います。能動的でまっすぐなレントンに対し、まだ全てを預けきれないエウレカの関係が気になるところです。
返信する
ヘビー、ですね (A110S)
2005-10-31 19:54:24
はじめまして、いつも楽しく読ませてもらってます。自分も妄想好きなもんでよろしくです。

 レイの思い。レントンの分も用意された食器とレントンも乗っている月光号への突っ込み…後追いの一家心中の決意だったのでしょうか(道連れ多いけど)。

 タルホのキス。ダイアンに対してのタルホの血のマーキング?なんて。

 青と赤の機体ってマクロスのマックスとミリアをイメージしてもすこし明るいのを夢想してただけにうーむ、でした。

 OP。ガイドブックに、ソニーの方がきれいな映像つけてもらってアーチストに代わり感謝、のようなコメントがありましたけど、ビバッチェさんは該当なしだろうな、なんて。仕方ないんで個人的には差し替えはせず、その分本編頑張れ!です。EDは凄く好きです。はようCD発売して。  
返信する
そういえば・・・ (ドミニア)
2005-10-31 20:39:34
>>「「・・・・・・・・・ツヅク・・・・・・・・・・」」

書き忘れましたが、今週の二人の【ツヅク】は元気なかったですね。
返信する
レイのハミングが耳に・・・ (yasu)
2005-10-31 20:41:55
予想してたとはいえ・・・しかし、容赦ないなぁ。

壊れた女性の描写はきっついですわ。野郎ならもうどうにでもw

いや、切ない。



アドロックの消失(殺害?)には、やはりデューイの命令があったかなにかでチャールズが関与しているのではないのかな。

レイの障害はチャールズにとっては自分の行いに対する罰として受け止められているかも。妄想妄想。

なんにせよチャールズ達にはこれからも回想シーンの中であえると私も思います。



今回、レントンが直接手を下してレイ達を殺害するような展開だけは勘弁してほしいと思っていましたがそれは杞憂でした。それやっちゃうと余りにもイベントとしてはでかすぎて、本当に描きたいのであろうストーリーの進行が無理になってしまうでしょうし、仮にやるとしてもラスト近くだよなと。ま、素人が心配するようなことじゃなかったですねぇ。

返信する
いろいろ (幻想皇帝)
2005-10-31 21:20:43
燕。さん、こんばんは。

うん。やはり燕。さんのブログは今後のお楽しみの示唆をくれる!



今回のレイ(とチャールズ)のお話はちょっとお約束だったかなー、と私は思いましたが、燕。さんの「チャールズとレイの作中の意義」を読んで、なるほど、と思いました。



それから「GET IT BY YOUR HANDS」について。

この曲はレントンとチャールズ・レイの出会いのシーンから流れていたんですか。



実は私、23話まではどちらかというと『エウレカ』に対し冷淡だったので、こんなに自分好みの曲なのに、それに気がつきませんでしたっ。24話で流れたときには、「この曲かっこいいー」と思って聴いていましたが。



好き嫌いでものを見ないように、とは思っているのですが、だめですね、私。同じ曲が、私の『エウレカ』に対する態度の変化によって、気付いたり気付かなかったりするなんて…。



自分で自分を規定して、「逃れられないもの、それが自分」にならないようにしなければ!との思いを新たにしました!
返信する
1視聴者として、覚悟を決めました (風龍)
2005-10-31 21:25:51
こんばんは。



いやぁ、もう27話といい今話といい凄まじい内容の連続で…

これは見る方にも覚悟が必要になってきましたね(苦笑)



・ビームズ夫妻の作中意義



これについては、燕。さんとほぼモロかぶりですが

思うに2つ大きなものがあるかと。



まず1つはレントンに対して



「Get It By Your Hands」

(その手でつかみとれ!)



このメッセージを伝えるためかなぁ…と。

これはアドロック・サーストンの言葉

「ねだるな勝ち取れ さすれば与えられん」

とほぼ同義かと思いますが、父親に対して複雑な感情を抱く

レントンに対し、第三者の立場から自由の在り方、責任と覚悟に

ついてを語る役割として夫妻が選ばれたのかなと思います。



もう一つは、やはり過去と現在を結ぶ役割でしょうか。



デューイ・ホランド・ビームズ夫妻・アドロックを軸に

エウレカ・タルホあたりの絡んだ過去の出来事について

過去編、やっぱこのあたりで欲しいところですよね。



あと、今回唯一ほっとした所としては



・成長の跡が伺えるレントン



チャールズの指輪を発見し、内心相当な動揺があったであろうにも

係わらずエウレカを気遣ったり

ホランドへのわだかまりはあっても献血を行ったりと

やっぱり月光号を離れた日々は無駄じゃなかったんだなぁと

一服の清涼剤的に見られました。

ただ悲しいかな、状況の変化は彼の成長のスピードを

遥かに上回っていく…というとどうしても

某碇シ○ジを思い出す…というのはおそらく製作サイドの

想定内、というところですかねぇ。

#ならば乗りましょう、掌の上に

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。