デュランダル議長については黒幕説とか、ほんとはいい人説とか諸説ありますが、現時点ではまだ何とも言えないところです。
さて、そんなデュランダル議長ですが、このデュランダル議長の人となりを表すイメージとしてチェスが織り交ぜられていますよね。
議長とチェスを結びつけて考えるのは僕の個人的妄想なんですが、このイメージは意図的に刷り込まれているような気がしています。
#第11話か第12話か忘れましたが、膨大な書類にサインする議長の隣にあからさまにチェス盤が置いてあるのもそう思わせるためなのかなと。
■デュランダル議長はチェスをするかの如く人を操る
うちのブログでは第1話の感想からシンは現時点では議長の良い駒になっていると書いているのですが、彼は平和主義者であるが目的遂行のためには水面下で手段を選ばないというか、自分の周りにいる人間は全て彼の駒だと思っている、そういうキャラクターなのではないかと深読みしてみます。
先の大戦が集結してからこれまで、デュランダル議長は駒を集めていたのかもしれませんね。自分の目的を遂行するための。
この目的が実は本当に和平にあるかもしれないんですが、大戦を契機に思うところがあり、その目的を遂行するために終戦直後からプランを進めてきたのかもしれず、イザークのような若者を取り込むことも彼の本心であり、また野心なのかもしれないなと。
そこで政治的にも戦術的にも最強クラスの駒であるアスランを手に入れたことである程度彼の布陣は完成したのかも。
■例えば
ミーア・キャンベルは捨て駒として使われる可能性が今のところ濃厚ですよね(私個人としてはミーアにその壁を破って欲しいと思っているんですが)。
ラクスの力が必要であれば、ラクス本人を説得すれば良いはずなんですが、それをせずに影武者を立てるあたり、ラクスは自分の駒としては手に余ると考えたのかもしれません。
だから、自分の意のままに動かせるミーアという駒を用意し、ある程度国民のベクトルが(ミーアによって)自分の方へ向いた時点でご退場頂くというストーリーを(僕の妄想の中で)描いてしまうんですよ。
で、本当のラクス・クライン存在は影武者を立てている議長にとって泣き所に他ならず、それが露見する前にこちらもご退場願うというのが筋ですよね。
自分の目的を遂行できる駒があれば、それは誰がやっても構わない、そういうスタンスなのかもしれません。
そして利用価値が終わった時点で切り捨てるとかね。
■ミネルバは
今のところ艦長含めて議長の駒が満載された艦なんですが、この妄想が面白く転がるとすれば、やはりミネルバが議長サイドから離反していくプロセスが見たいところですね。
それこそミネルバという駒ごと切り捨てられるとかね。
#議長のやり方に疑念を持ち始めた段階で生贄にされるとか。丁度アークエンジェルがアラスカで生贄にされたように。
その時のタリアさんとか、レイのリアクションとか考えるだけでも妄想が尽きないわけですが、ここで追い詰められたミネルバが議長のチェスの盤上から飛び出てもう一つの盤上に移ってしまう、というのがあるとまた面白いなと。
じつはそのもう一つのチェス盤を広げるのがカガリの役目なのかな~と個人的妄想は飛躍するばかりです。
■想いだけでも 力だけでも
今作でも善と悪みたいな絶対的二元論が展開されるとは全く思っていなくて、デュランダル議長が考える正義とは?とか、現時点でボコボコになってるカガリがどうやって父親を超えていくか(武力の放棄ではなく、武力の使い方なのかもしれない)というスタンスのぶつかり合いになるんではないかと予想します。
また、第11話と第12話で気になったワードとして「政治」があるんですが、誰のための「政治」なのか、「政治」って何だよみたいな話を終盤あたりでカガリに気付かせるというか、カガリ自身が成長してそれを体現していくというストーリーだと更に面白いかも。
#となるとジブリールはかませ犬的になるんですが、理解を拒否する存在は現実に存在するんだという意味で描かれるのかもしれませんね。
たぶんこれも正しい答えはなかなかでない(というか作中では方向性のみ示して視聴者に考えて欲しい的表現をするんではなか)と思います。
ということで個人的にはデュランダル議長には白だとか黒だとか単純に割り切れる存在ではなくて、視聴者に常に問いかけをする存在であって欲しいなと、個人的には思うわけです。
ああ、久しぶりの妄想は楽しかった~。
議長白・黒・妄想アリコメントお待ちしております。
さて、そんなデュランダル議長ですが、このデュランダル議長の人となりを表すイメージとしてチェスが織り交ぜられていますよね。
議長とチェスを結びつけて考えるのは僕の個人的妄想なんですが、このイメージは意図的に刷り込まれているような気がしています。
#第11話か第12話か忘れましたが、膨大な書類にサインする議長の隣にあからさまにチェス盤が置いてあるのもそう思わせるためなのかなと。
■デュランダル議長はチェスをするかの如く人を操る
うちのブログでは第1話の感想からシンは現時点では議長の良い駒になっていると書いているのですが、彼は平和主義者であるが目的遂行のためには水面下で手段を選ばないというか、自分の周りにいる人間は全て彼の駒だと思っている、そういうキャラクターなのではないかと深読みしてみます。
先の大戦が集結してからこれまで、デュランダル議長は駒を集めていたのかもしれませんね。自分の目的を遂行するための。
この目的が実は本当に和平にあるかもしれないんですが、大戦を契機に思うところがあり、その目的を遂行するために終戦直後からプランを進めてきたのかもしれず、イザークのような若者を取り込むことも彼の本心であり、また野心なのかもしれないなと。
そこで政治的にも戦術的にも最強クラスの駒であるアスランを手に入れたことである程度彼の布陣は完成したのかも。
■例えば
ミーア・キャンベルは捨て駒として使われる可能性が今のところ濃厚ですよね(私個人としてはミーアにその壁を破って欲しいと思っているんですが)。
ラクスの力が必要であれば、ラクス本人を説得すれば良いはずなんですが、それをせずに影武者を立てるあたり、ラクスは自分の駒としては手に余ると考えたのかもしれません。
だから、自分の意のままに動かせるミーアという駒を用意し、ある程度国民のベクトルが(ミーアによって)自分の方へ向いた時点でご退場頂くというストーリーを(僕の妄想の中で)描いてしまうんですよ。
で、本当のラクス・クライン存在は影武者を立てている議長にとって泣き所に他ならず、それが露見する前にこちらもご退場願うというのが筋ですよね。
自分の目的を遂行できる駒があれば、それは誰がやっても構わない、そういうスタンスなのかもしれません。
そして利用価値が終わった時点で切り捨てるとかね。
■ミネルバは
今のところ艦長含めて議長の駒が満載された艦なんですが、この妄想が面白く転がるとすれば、やはりミネルバが議長サイドから離反していくプロセスが見たいところですね。
それこそミネルバという駒ごと切り捨てられるとかね。
#議長のやり方に疑念を持ち始めた段階で生贄にされるとか。丁度アークエンジェルがアラスカで生贄にされたように。
その時のタリアさんとか、レイのリアクションとか考えるだけでも妄想が尽きないわけですが、ここで追い詰められたミネルバが議長のチェスの盤上から飛び出てもう一つの盤上に移ってしまう、というのがあるとまた面白いなと。
じつはそのもう一つのチェス盤を広げるのがカガリの役目なのかな~と個人的妄想は飛躍するばかりです。
■想いだけでも 力だけでも
今作でも善と悪みたいな絶対的二元論が展開されるとは全く思っていなくて、デュランダル議長が考える正義とは?とか、現時点でボコボコになってるカガリがどうやって父親を超えていくか(武力の放棄ではなく、武力の使い方なのかもしれない)というスタンスのぶつかり合いになるんではないかと予想します。
また、第11話と第12話で気になったワードとして「政治」があるんですが、誰のための「政治」なのか、「政治」って何だよみたいな話を終盤あたりでカガリに気付かせるというか、カガリ自身が成長してそれを体現していくというストーリーだと更に面白いかも。
#となるとジブリールはかませ犬的になるんですが、理解を拒否する存在は現実に存在するんだという意味で描かれるのかもしれませんね。
たぶんこれも正しい答えはなかなかでない(というか作中では方向性のみ示して視聴者に考えて欲しい的表現をするんではなか)と思います。
ということで個人的にはデュランダル議長には白だとか黒だとか単純に割り切れる存在ではなくて、視聴者に常に問いかけをする存在であって欲しいなと、個人的には思うわけです。
ああ、久しぶりの妄想は楽しかった~。
議長白・黒・妄想アリコメントお待ちしております。
ミーアは本当に議長のただの駒なのでしょうか、初めて出てきたとき7話でナイトをいじってた印象が強くてそうは見えないんですよね。妄想になるんですが、ナイトを使ってクイーンになるつもりではないかと。(そのナイトになるのがアスランなのかシン、キラなのかまたはね他の人かはわかりませんが)
議長はチェスの駒を操る側にいますね。(個人的に「ロードス島戦記」の灰色の魔女のように見えるのですが)今回なぜシンとキラが似てるのか、ラクスが二人いるのか気になっていたのですがチェスの駒と考えれば納得いきます。
ある種最高なのですが、これは妄想というか冗談です。
それはさておきやはり彼は善悪は別としてかなりのマキアヴェリスト
だと思う次第です。善悪とは連続スペクトルの様に境界線を引くのは
無理なので。そもそも立場や価値観でも変わりますが。
>ミーア・キャンベルは捨て駒として使われる
私も同意見です。ラクスでは不確定要素が大きくて恐らく使い難い
ので"私のラクス"を投入し世論操作に利用している訳です。
正に単なる手駒である印象を受ける所です。実はデュランダル氏が
人類を高次へと導くための触媒なのかもしれないと思ったりも
する次第です。
初めまして&コメントありがとうございます。
>ナイトをいじってた印象
このナイトってたぶんアスランの象徴だと思うんですよね。それがアスランの女難の相なのかもしれないですんが、ミーアはそうやってナイトをもてあそぶ設定があるのかもしれないですよね。
クイーン化っていうのは考えてなかったんですが、それもありかもしれないですね。
それも考えておいた方が楽しめそうです。
うんうん。
灰色の魔女説は争いによってナチュラルとコーディネータのバランスを取るということですかね。ただ相手が完全否定派ですからね、この辺のバランスを取るのは難しそうですね。
>菅野重工業さんへ
マキアヴェリスト=目的のためなら手段を選ばない独裁者ってことですね。
独裁者かどうか、この辺は先を見てみないとなんても言えませんが、目的のためなら手段を選ばないあたりは同感ですね。
議長はやはりそれだけラクスの力を恐れているってことですよね。
ミーアが触媒ってのは新しい考え方ですね。
この辺も先を見てみないとなんとも言えませんが、楽しみにしてみたいところです。
新ブログへ引っ越したのですが、BlogPeopleの調子がおかしく表示できません。
そこで『蒼穹のぺうげおっと55』をリンクの欄に入れてもいいでしょうか。
燕。さんのBlogPeopleにはぼくの新・旧両ブログがありますので、相互リンクということでよろしくお願いします。
デュランダルはいい人過ぎて逆にアヤシイ感が漂ってますね。
>政治的にも戦術的にも最強クラスの駒であるアスランを手に入れたことである程度彼の布陣は完成したのかも
アスランはデュランダルの駒として働くことになったのは同感です。自由に動いている全自動で有能な駒として、多少のアスランの独断も許容範囲なんだと思います。
ミーア、ミネルバ、アスランと駒を用意した最強のデュランダル。彼が黒幕となると、厄介です。
その時に打破するのは手持ちしてない相手の王と女王、キラとラクスなのだと思います。
主人公復活です。
今後はキラが主人公のSEED DESTINYをご期待ください。
(妄想終了)
>マキアヴェリスト=目的のためなら手段を選ばない独裁者
世の中には手段の為には目的を選ばないキ○ガイ共も居るんだよ…ってそれはヘルシングの話題ですね(笑)。
関係ないですがトライガンマキシマムはSEED好きな人にはおススメですよ~。ヴァッシュ達『プラント』は文字通りSEEDにおけるコーディネーター的存在だし。
>チェスをするかの如く人を操る
ただし良くも悪くも人間はチェスの駒ではない訳で…(アズラエルは人々をブーステッドマンの洗脳チップやソキウスの心理コントロールといった手段で『管理』する事で平和な世界を創ろうとしていましたが…)。いずれ起こる葛藤・相克が楽しみです。
私も、議長の傍にはいつもチェス盤があるイメージを持っています。
ここ数話の放送で自分の中で株を上げていた議長でしたが、今週でまた訳がわからなくなりました。
>議長のやり方に疑念を持ち始めた段階で生贄にされるとか。
うわぁ。これは嫌ですねぇ・・・。先週のセリフ(ミネルバにはAAのような云々)がありながら、生贄なんて流れになったら、途中で見なくなりそうです・・・。
私は、未だに彼が黒か白か判別しかねてるんですよね。
リンクの件、全然OKですよ、つか、むしろ歓迎でございます。
あぷろんさんも両方更新されているようなので、僕のBlogPeopleには両方登録しておきました。
今後ともよろしくおねがいしますね。
>シータさんへ
>今後はキラが主人公のSEED DESTINYをご期待ください
ぷぷ、これはイイですね。実は個人的には主人公は3人(シン、キラ、アスラン)だと思っているんで、キラの復活は素直に嬉しかったりして。
現時点では議長の盤上には自分のプラントと敵対するサイドとして地球連合がありますが、議長のシナリオが狂うとすれば、やはり第3勢力(キラ、ラクスたち)の登場なんじゃないかなと。
このへんシータさんと同じ考えですね。
そのときチェス盤は3つ巴になって、チェスどころではなくなるってのが希望なんですけどね。
>戦闘勇者さんへ
スミマセン、「ヘルシング」「トライガンマキシマム」ともに未読なんで上手くコメントできないんですが、これ実は両作品とも読んでみたいリスト入っております(そのうち読むんでちょっと待っててくださいね)。
>ただし良くも悪くも人間はチェスの駒ではない訳で
そうそう、これだと思うわけですよ。ここがポイントになると思うんですよね。
駒たちがそれに気付いて離反していくってのが僕個人としては非常に観てみたい展開なんですよ。
#現時点では妄想に過ぎないんですけどね(笑)。
>GundamSEEDFun!!管理人さんへ
初めまして&コメントありがとうございます&いつも拝見させて頂いております。
>ミネルバにはAAのような云々
そうなんですよ、これがアラスカの時のことも含めてそうだとしたら驚愕しますよね。
議長は白・黒はっきりするキャラじゃなくてもイイかな、というのが僕個人の正直な感想ですね。
限りなく白に近い黒、限りなく黒に近い白、とかで良くて、常に登場人物、また視聴者に問いかける存在であって欲しいなと。
その分ジブリールがかませ犬になっているんで、彼サイドにももうひと工夫何かあるかもしれないですね。
#ただそれやると複雑になりすぎるかなぁ。でもロゴスって組織も伏線として張られてますからねぇ。
今後ともよろしくお願いいたします。
その目的とするところは
【コーディネーター・ナチュラル間の緊張状態を維持することこそが平和に繋がる】
との考えなのではと妄想してみます。戦争を必要悪と捉えている。世界をその手で管理し"平和"の状態を維持する。ナチュラルを滅ぼしたとしても次はコーディネーター同士の争いになるだろう。またその逆も然り。燕。さんのチェスの駒発言には大賛成で、あの話術とカリスマは演出のために身に付けたものなのかもと。
SEEDではクールゼが戦渦を拡大させ、それに『反戦』したわけですが、今回はギルが戦争を持続しようとするのを『非戦』することでテーマを回収するんじゃないかと。
キラ達がどういう答えを出せばその回答になるのかは考えが及ばないんですけどね…(-o-;)
ロードス島戦記の灰色の魔女説ですね。白でも黒でもない灰色。
議長は共存という考え方を持っている、というのが僕の個人的な感想なんですが、ただ共存の意味が異なってくるのかなと。
ナチュラルのみとかコーディネータとして互いを滅ぼすのではなく、ナチュラルはナチュラル、コーディネータはコーディネータとして相互干渉せず的政策ではないかなと思ったりもしてるんです(あまり根拠ないですけどね)。
核をもっているんで、戦争による緊張状態の持続は難しいとちょっと思ったりもするんですが、互いに抑止するレベルの武力は必要という観点から、牽制しあい、干渉しない、そういう形になるかなと。
対してキラやカガリたちは、相互理解を進めていくみたいな対比かな。