何か先週よりも切なく感じるアバンとAパート、そしてタイトルの通り個人的にも何となく見えてきた感じのする第33話「示される世界」。
■ステラたん。・゜・(ノД`)・゜・。
1週置いて改めてこういう描写があると余計に切ない感じ満載です。・゜・(ノД`)・゜・。
■シン
シンというキャラは、本来優しさによってモティベートされるはずなのに、妹を含む家族を失った時点から怒りによってモティベートされてしまう、というキャラなんですね、きっと。
ゆえに、先週の感想でもシンは一度作中テーマの答えの一つに辿り着いて、優しさによってステラたんと銃を下ろすところまで到達しているんですが、一方でまた家族と同じようにステラたんを失うことで、再び怒りによってモティベートされてしまったわけですね。
最初に家族を失ったときはその怒りを理不尽な暴力に対して向けていたのですが、今回は自分の気持ちを受け入れきれない、処理できなくて、また軍人として脅威を排除すべきという観点も合致して、その矛先がフリーダムへ向いてキラとの対決へ持っていくというのは地上編でのクライマックスの近さを予感させますね。
シンが本来持っている優しさへ戻るポイントが一つの見せ場だと思っているのは変わりないのですが、番組放送開始当初はそれをステラたん絡みで30話くらいに持ってくるかなぁなんて思っていました。
しかしながら、今回の議長の行動とキラとの対決、デスティニーの存在を考えるとやはり彼の変化をもし描くとするならば宇宙に上がってからなんでしょうね。
個人的にはキラかカガリとの直接対話を希望なんですが、その上で敢えて自分の道を通すみたいな展開もアリかなと最近は考えていたり。
■マリューさんとネオ
何気に今回切ない描写のマリューさん。・゜・(ノД`)・゜・。
#結構DESTINYのマリューさんは好きなのでぐっと来てしまった・・・。
ネオについては第22話「蒼天の剣」の感想で「ファントム・ペインと記憶」という記事で書いていた考察でほぼ当たりと考えていいのかな。
クローンとかも年齢から考えて違うと思うし、口調や性格は生育環境が異なれば違うはずだから、やはり除外して考えて良さそう。
となると、ネオの記憶を呼び覚ますのはマリューさんであって欲しいところ。
#ネオは「マリみて」で言うところのマリア様の星に行かなかった方の人ということで個人的思いを納得させることにしました(笑)。
■議長
今回議長が動いてくれたおかげで、ようやく見えてきた気がしました。
議長の目論見を考えるに、第17話「戦士の条件」の感想で「図式を変えることが目的じゃないか?」と書いたのですが、それは今の「ナチュラル 対 コーディネーター」という作られた図式から、コーディネーターというカテゴリが敵というわけではない、という図式にシフトさせたいのかな、と思ったわけです。
そのために「ロゴス」という「敵」を世界に認識させ、「ロゴス」こそが人類の「敵」なんだ!と思わせる、ここに狙いがあったんじゃないかなぁ。
「敵」を作ることで民意を一つにまとめる、作られた「敵」であっても、民衆は「敵」を認識している方が安心するというか、考えなくて済むという心理を上手く使った気がするんですが・・・。
議長という存在は白・黒はっきりさせないで最後まで灰色で引っ張って欲しいと思っているのですが、今回の件では白にも見えますね。
では黒部分を妄想するとですね、
まず、デストロイの情報を知っていてデストロイが破壊活動に入るまで放置していたのは、やはり連合に先走らせて非道な被害を出させて、そこを効果的に演出の一つとして利用して「ナチュラル 対 コーディネーター」ではない!という図式をアピールさせたかったんじゃないかと。
シンがステラたん脱出時に無罪放免となった理由としては、シンには議長が期待する点として2つあって、1つが今回のデストロイを倒せるとしたらもともとシンしか考えられなかったと言う点ですね。
要するにデストロイが破壊活動するのも、それをシンが倒すのも議長の筋書き通りみたいな。
#でもステラたんとシンが心を通わせていたのは議長の筋書きには無い!
そしてもう1つが議長も最強のナイトと考えるキラ対策。この要員としてシンを育成するというのも筋書き通りなんでしょうね。
図らずも(というか意図的に)今回シンからそういう台詞が出ましたよね。
フリーダムと戦うことになったらどうするんだ?誰が倒すんだ?と。
まさに議長の筋書き通り。
#でもステラたんの仇というのは筋書きではないんで、これもまた運命なのか?
さらにレイ。
レイはやはりシンを誘導している部分が少なからずあるような気がしますねぇ。
対フリーダム用にシンを育成してくれ、みたいな感じで議長から指示が出ている、というのは深読みしすぎでしょうかね。
もっと妄想するなら、ユニウス・セブン落としから議長が仕組んでいたんじゃないか?
第5話の感想の後に「デュランダル議長という人は」という記事で、そんなことを書いたのですが、再び考えてみます。
ユニウス・セブンを落とすことで災厄に見舞われた被災地域に対して「人道援助」という形で入り込んで、ネットワークを形成する。
そして、反連合派を後押しするような援助を続けつつ、コーディネーターは「敵」ではない、という図式を作っていく。
そしてミネルバを先頭に、各所で戦闘活動を行っていれば連合は苛立って必ず火種から大きな炎に燃え上がる、つまりそれが結果としてデストロイの大破壊につながると踏んでいたんじゃないかと。
さあ、久しぶりに大風呂敷を広げて妄想してみましたが如何でしょう?
■そして本格的な宣戦布告へ、アスランどうするよ?
AA組とアスランが恐れていたのはたぶん、こういう形じゃないにせよ全面戦争になるような事態を避けたいと思っていたはず。
だから「大変なことになった」なわけですね。
特にアスランについては第10話「父の呪縛」で議長とアスランはこんな会話をしていましたね。
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
先の大戦を体験し、父上のことで悩み苦しんだ君ならどんな状況になっても道を誤ることはないだろう
我らが誤った道を行こうとしたら、君もそれを正してくれ
だがそうするにも力は必要だろう 残念ながら
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
できることなら戦争は避けたい、と言った議長。
しかし、今は完全に全面戦争の様相を呈してしまった。
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しい、と言われたアスラン。
しかしながら部下も抑えられず、阻止することもできなかった。
もうアスランこれで完全にザフトにいる意義を失ってしまった形です。
ミネルバ搭乗当時からアスランがいつまでミネルバにいるか?と考えていたのですが、シンとキラの対決同様、上手いこと流れてきた気がしますね。
#そのおかげでアスラン株は大暴落ですが。
個人的には是非ともインフィニット・ジャスティスはラクスの手から受け取って欲しいのですが、その前に是非ラクスからまた言葉責めを受けて欲しいものです(笑)。
■今週のルナ嬢
いじらしくって最高です。
ステラたん亡き後、僕を癒してくれるのはメイリンとルナ嬢だけです。
つか、ホーク姉妹が好きなんだな、自分。
#ルナ嬢はヘソ出しだったのか、ベルトのバックルだったのか気になって仕方ありません。
#でも手違いで録画消してしまったので確認できない(泣)。
あとやっぱり今週はこれです。
そういうところも好きですけど
ぎゃー、どさくさー(嬉)。でも鈍感アスランには届かない、みたいな。
アスランを追ってミネルバ出ちゃうとかやってくんないかな~。
ルナ、頑張れ(笑)。
■ステラたん。・゜・(ノД`)・゜・。
1週置いて改めてこういう描写があると余計に切ない感じ満載です。・゜・(ノД`)・゜・。
■シン
シンというキャラは、本来優しさによってモティベートされるはずなのに、妹を含む家族を失った時点から怒りによってモティベートされてしまう、というキャラなんですね、きっと。
ゆえに、先週の感想でもシンは一度作中テーマの答えの一つに辿り着いて、優しさによってステラたんと銃を下ろすところまで到達しているんですが、一方でまた家族と同じようにステラたんを失うことで、再び怒りによってモティベートされてしまったわけですね。
最初に家族を失ったときはその怒りを理不尽な暴力に対して向けていたのですが、今回は自分の気持ちを受け入れきれない、処理できなくて、また軍人として脅威を排除すべきという観点も合致して、その矛先がフリーダムへ向いてキラとの対決へ持っていくというのは地上編でのクライマックスの近さを予感させますね。
シンが本来持っている優しさへ戻るポイントが一つの見せ場だと思っているのは変わりないのですが、番組放送開始当初はそれをステラたん絡みで30話くらいに持ってくるかなぁなんて思っていました。
しかしながら、今回の議長の行動とキラとの対決、デスティニーの存在を考えるとやはり彼の変化をもし描くとするならば宇宙に上がってからなんでしょうね。
個人的にはキラかカガリとの直接対話を希望なんですが、その上で敢えて自分の道を通すみたいな展開もアリかなと最近は考えていたり。
■マリューさんとネオ
何気に今回切ない描写のマリューさん。・゜・(ノД`)・゜・。
#結構DESTINYのマリューさんは好きなのでぐっと来てしまった・・・。
ネオについては第22話「蒼天の剣」の感想で「ファントム・ペインと記憶」という記事で書いていた考察でほぼ当たりと考えていいのかな。
クローンとかも年齢から考えて違うと思うし、口調や性格は生育環境が異なれば違うはずだから、やはり除外して考えて良さそう。
となると、ネオの記憶を呼び覚ますのはマリューさんであって欲しいところ。
#ネオは「マリみて」で言うところのマリア様の星に行かなかった方の人ということで個人的思いを納得させることにしました(笑)。
■議長
今回議長が動いてくれたおかげで、ようやく見えてきた気がしました。
議長の目論見を考えるに、第17話「戦士の条件」の感想で「図式を変えることが目的じゃないか?」と書いたのですが、それは今の「ナチュラル 対 コーディネーター」という作られた図式から、コーディネーターというカテゴリが敵というわけではない、という図式にシフトさせたいのかな、と思ったわけです。
そのために「ロゴス」という「敵」を世界に認識させ、「ロゴス」こそが人類の「敵」なんだ!と思わせる、ここに狙いがあったんじゃないかなぁ。
「敵」を作ることで民意を一つにまとめる、作られた「敵」であっても、民衆は「敵」を認識している方が安心するというか、考えなくて済むという心理を上手く使った気がするんですが・・・。
議長という存在は白・黒はっきりさせないで最後まで灰色で引っ張って欲しいと思っているのですが、今回の件では白にも見えますね。
では黒部分を妄想するとですね、
まず、デストロイの情報を知っていてデストロイが破壊活動に入るまで放置していたのは、やはり連合に先走らせて非道な被害を出させて、そこを効果的に演出の一つとして利用して「ナチュラル 対 コーディネーター」ではない!という図式をアピールさせたかったんじゃないかと。
シンがステラたん脱出時に無罪放免となった理由としては、シンには議長が期待する点として2つあって、1つが今回のデストロイを倒せるとしたらもともとシンしか考えられなかったと言う点ですね。
要するにデストロイが破壊活動するのも、それをシンが倒すのも議長の筋書き通りみたいな。
#でもステラたんとシンが心を通わせていたのは議長の筋書きには無い!
そしてもう1つが議長も最強のナイトと考えるキラ対策。この要員としてシンを育成するというのも筋書き通りなんでしょうね。
図らずも(というか意図的に)今回シンからそういう台詞が出ましたよね。
フリーダムと戦うことになったらどうするんだ?誰が倒すんだ?と。
まさに議長の筋書き通り。
#でもステラたんの仇というのは筋書きではないんで、これもまた運命なのか?
さらにレイ。
レイはやはりシンを誘導している部分が少なからずあるような気がしますねぇ。
対フリーダム用にシンを育成してくれ、みたいな感じで議長から指示が出ている、というのは深読みしすぎでしょうかね。
もっと妄想するなら、ユニウス・セブン落としから議長が仕組んでいたんじゃないか?
第5話の感想の後に「デュランダル議長という人は」という記事で、そんなことを書いたのですが、再び考えてみます。
ユニウス・セブンを落とすことで災厄に見舞われた被災地域に対して「人道援助」という形で入り込んで、ネットワークを形成する。
そして、反連合派を後押しするような援助を続けつつ、コーディネーターは「敵」ではない、という図式を作っていく。
そしてミネルバを先頭に、各所で戦闘活動を行っていれば連合は苛立って必ず火種から大きな炎に燃え上がる、つまりそれが結果としてデストロイの大破壊につながると踏んでいたんじゃないかと。
さあ、久しぶりに大風呂敷を広げて妄想してみましたが如何でしょう?
■そして本格的な宣戦布告へ、アスランどうするよ?
AA組とアスランが恐れていたのはたぶん、こういう形じゃないにせよ全面戦争になるような事態を避けたいと思っていたはず。
だから「大変なことになった」なわけですね。
特にアスランについては第10話「父の呪縛」で議長とアスランはこんな会話をしていましたね。
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
先の大戦を体験し、父上のことで悩み苦しんだ君ならどんな状況になっても道を誤ることはないだろう
我らが誤った道を行こうとしたら、君もそれを正してくれ
だがそうするにも力は必要だろう 残念ながら
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
できることなら戦争は避けたい、と言った議長。
しかし、今は完全に全面戦争の様相を呈してしまった。
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しい、と言われたアスラン。
しかしながら部下も抑えられず、阻止することもできなかった。
もうアスランこれで完全にザフトにいる意義を失ってしまった形です。
ミネルバ搭乗当時からアスランがいつまでミネルバにいるか?と考えていたのですが、シンとキラの対決同様、上手いこと流れてきた気がしますね。
#そのおかげでアスラン株は大暴落ですが。
個人的には是非ともインフィニット・ジャスティスはラクスの手から受け取って欲しいのですが、その前に是非ラクスからまた言葉責めを受けて欲しいものです(笑)。
■今週のルナ嬢
いじらしくって最高です。
ステラたん亡き後、僕を癒してくれるのはメイリンとルナ嬢だけです。
つか、ホーク姉妹が好きなんだな、自分。
#ルナ嬢はヘソ出しだったのか、ベルトのバックルだったのか気になって仕方ありません。
#でも手違いで録画消してしまったので確認できない(泣)。
あとやっぱり今週はこれです。
そういうところも好きですけど
ぎゃー、どさくさー(嬉)。でも鈍感アスランには届かない、みたいな。
アスランを追ってミネルバ出ちゃうとかやってくんないかな~。
ルナ、頑張れ(笑)。