蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

ハガレン 第39話 感想

2004-07-12 10:03:49 | ハガレン
■なんか
聞いたことある地名、名前(つまりリオールとロゼのこと)だと思っていたら、この物語の始まりの地であったリオールな訳ですね。
原作がどう展開していくかはそろそろ発売される第8巻までのお楽しみなんですが、アニメの残り放映数を考えると、第1巻の始まりの土地であるリオールに全てを収斂させていくストーリー展開は秀逸だと感じました。
役者も揃ってきてまさに「収斂」って感じ。
後はエド&アルの父親の登場を待つのみ。

■最終カットで
飛び出そうとするエドの肩を掴むスカー、二人の目が合うシーン、これでフェードするわけですが、このシーンとか鳥肌立ちそうでしたよ。
エドとスカー、最終的には絶対に交わらない二人だとは思うのですが、衝突の果てに一瞬でも同じ方向性を向くのではないかと予感させるコマに見えてしまいました。
つか、そういう救いが欲しい今日この頃。

■しかしアーチャーが
邪魔だ。大物ぶった小物だということは周知の事実のような気がしますが、このキャラをどう使うのか?
小物なんだけどやっぱり小物でしたというオチではなく(そういうのでも良いのですが)、小物ゆえに歯車を回してしまうという役どころだと少し面白いかも。
いずれにせよ、アーチャーという存在が視聴者にとってタメになっている気がするので、そのタメをどこで解放するのか?「そのためにいたのかよ!」くらいの驚きをもって解放して頂きたい。
#エド&アルの父親が出てくるのはこれでもかってくらいのタメがあると思うのでそのトリガーとなりえるか?

マリア様がみてる 読了

2004-07-12 01:13:13 | マリみて
資格試験のために2時間ほど勉強していたんですよ。

■そしたら
キリが良いということもあって、読書でもするかなー、でも頭疲れているから「空の境界(下)」はキツイかなー、じゃあちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ「マリみて」読んじゃおっかなー(購入経緯については7/9の記事参照)、なんて自分の中の小さな葛藤を繰り返している間に、あっという間に読了。

つか、これ面白すぎるよ。
面白いっつーか、ヨスギルヨ。

どの辺がどうヨスギルカっていうのは、これまた不思議で文章に起こすのは難しい。
でもこの読後感はどうよ?
ちょっとでも気を抜くと頭の中全部マリみてにもってかれそうだヨ。

言わずもがな残り全巻、購入の意思確定です。

■それにしても
秀逸なのは世界観。
もう津波のように持っていかれました。これは凄い。

■それにしても
読みやすい。
世界観の構築もそうだけど、この作者は語り方がうまいなぁ。ほんと感心しますよ。
特に、作者からの客観的語りと祐巳の視点からの語りを分けているのは感情移入しやすくて、ほんとありがとうと言いたい(意味不明)。

■それにしても
全てがツボでした。
特に祐巳と祥子の関係が少しずつ近づいていく、相互理解していく、憧れだけから信頼関係へと発展していくプロセスはツボに入りすぎました。
文化祭当日に祐巳が口紅を塗り忘れて、改めて塗るシーンの祐巳の想いは明らかに今までとは違っていて、ここでの台詞に冒頭の出会い、勢いで妹にされそうになったこと、ピアノの連弾、祥子の涙、その他二人が近づくまでのプロセスがオーバーラップして泣きそうになりましたよ、ほんとに。

■早ければ
明日にでもマリみて後続巻2、3冊購入予定です。
あれだけあった購入に対する葛藤はもはや微塵も無いようです。
恐るべしマリみて(ほんとに)。