中日夕刊「夕歩道」が、明治安田生命の行った「夏に関するアンケート調査」について書いている。保険会社のHPにある調査結果のPDFを読んでみた。サマリーはこうだ。
・平均予算は2年連続の減少で81380円に。
・休暇の日数、理想と現実のギャップは広がる 。
・節約意識からか7割超が「自宅でゆっくり」 。
・国内旅行の行き先は北海道と東北が大きく増加。
・帰省費用も調査開始以来最低の31456円に。
・子どもや孫が喜ぶお盆玉は増加傾向。
・安さ重視で6割以上が車帰省。運転は8割が夫の役目。
二十代から五十代の現役世代約千名がサンプルだが、平均8万円では理想実現にはちょっと遠かろう。猛暑日を避けて優雅な避暑とゆきたいところだが、懐の財布は軽い。
では限られた予算内でどう過ごそうか。帰省、国内旅行を抑えてトップは「自宅でゆっくり」。どこへ行っても暑さがついてくるのなら、いっそ自宅でクーラーをガンガンに効かせて「へそ天」でリラックスすれば、出費も抑えられる一石二鳥。なかなか賢明なご判断である。
お盆の墓参り帰省も一族の年中行事として今年も繰り返されるわけだ。それでも予算は切り詰め傾向。渋滞覚悟で高速道路には乗り入れるコスト安のマイカー旅。孫のお盆玉を準備して待つジジババのもとへ走るのだ。
「ゆっくりするしかないでは寂しいが、ゆっくりできるというなら結構なハナシ。でもやっぱり、どっか涼しいところでとなるのが心情ではないか。、、、財布の紐はいつになったら緩むのだろう」と夕歩道氏はこのハナシをまとめている。
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