5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

星のささやき

2021-02-10 21:17:05 |  ニュース

コロナ感染者、11日の愛知県発表は、感染が80人(延25042人)死亡が5人(累470人)だった。全国では1695人(延412635人)の感染、57人(累6796人)の死亡が確認されている。

気になる新コロナワクチンの接種について、首相は「有効性と安全性を確認したうえで、来週半ばに医療関係者への接種を開始し、高齢者は4月から接種したい」と言ったそうだが、ワクチンについては1つの容器から6回の接種ができるという想定だったものが、国内で流通する注射器の構造だと5回分しか接種できないというニュースもあって「接種先延ばし」になりそうな気配も現れた。

今日は「建国記念日」で夕刊は休み。ワクチンが話のオチになっている昨日の中日夕刊〈夕歩道〉を引用させてもらおう。

今日は冬型の気圧配置がゆるんで日中は温かかった。明日は旧暦の正月だから「新春」ということばどおりである。ところが世界は広い。北米や欧州などはこのところ冬の荒れた気候が続いている。夕歩道氏はこう書いている。

日本国内の最低気温は1902年の旭川で記録した零下41.0度だが、世界で最も寒いというシベリアのオイミャコンの水銀柱は67.8度まで下がったことがあったのだとか。

こんな極寒をロシア語では「星のささやき」と表現するのだとある。吐く息が瞬時に凍り付き、サラサラという幽かな音が聞こえることがあるからだそうだ。

オイミャコンの村よりも冷たい零下75度の冷凍庫に守られたコロナワクチンがまもなく列島各地に配布される。星のささやきさえ凍り付きそうな超低温が人々の心に温かさをもたらしてくれることを願うと、夕歩道氏はちょっと詩的にまとめている。

試行錯誤的なワクチンの投与については世界中からさまざまな問題がニュースになってタイムラインを流れていく。ファイザー製だけでなく比較的安価で、変異種にも一定の効果が期待でき、安定性も高いという他社のワクチンを複数並行的に手に入れようという政治活動を行っている国々の積極性が目立っている。さて、日本政府はどんな手並みを見せてくれるのだろうか。

 

 


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