5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

昨日は春一番

2021-02-21 21:11:23 | 天候・気候

21日のコロナ感染、愛知県では33人(延25597人)の感染と4人(累506人)の死亡が確認されている。また、全国では1032人(延426312人)の感染と50人(累7506人)の死亡が発表された。

名古屋気象台発表だと、昨20日(土)の午後、東海地方で春一番が吹いたという。

昨年は16日だったから4日遅いということになる。20日は東日本と西日本の広範囲で風が強まって気温も上昇した。名古屋の最大風速は31m/s、最高気温は14度だったから、強い風というほどでもない。東海地方で春一番を決める平均風速は8m/sだというから、名古屋は春一番だったとはいえないのかもしれない。

立春を過ぎて吹く強い南風が「春一番」だが、諸説ある中で、気象庁の説明では安政六年二月十三日(1859年3月17日)に「壱岐郷ノ浦の漁船が強風で転覆し53人の死者を出す海難事故があって以降、この強い南風を〈春一〉または〈春一番〉と呼ぶようになった」としている。

民俗学者の宮本常一が1959年に壱岐の言葉として〈春一番〉を『俳句歳時記』で初めて紹介して以来、新聞などで使われるようになって、いっきに一般に広まったという。新聞の初出が1963年だったというから、 意外に新しい言葉ということになる。

  春一番少女両手に水提げて 福田甲子雄

「季語集」の坪内稔典先生も〈春一番〉はまだ新しい季語だという。春一番が吹いたあとは寒さが戻ることが多いはずだが、今日は昨日よりさらに気温上がった。冬服で歩いて背中に汗をかいた。そのせいかちょっと身体がだるいようだ。気をつけねば。

 


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