名古屋は３月１６日

３月４日のコロナ、愛知県では６８人（延２６０７９人）の感染と４人（累５３５人）の死亡が確認された。全国合計では感染が１１６８人（延４３７４２７人）死亡が６７人（累８１５６人）である。

首都圏一都三県を合わせた感染者は６４７人、死者は４３人だった。大きく減っているとも思えない。懸案の緊急事態宣言延長について「さらに２週間程度協力を得られれば、感染拡大を収束に向かわせることができると判断した」という首相説明があったらしい。「できる」と断定しなかったのが彼のこころの揺れを示しているようだ。

熱田神宮の拝殿前広場の外側には「信長塀」と呼ばれる土塀が立っている。桶狭間の戦勝が叶った礼にと織田信長が神宮に寄進したものだといわれる。先月末に拝礼をしようと立ち寄った帰り、この古びた信長塀をバックに紅白の梅が咲いているのを見つけた。寒い日だったから淡い色で咲いた梅の花がより清らかに眺められた。

今日は弥生三月の四日。夜来の雨も上がって気温が上がった昼間はちょうどいい陽気だった。こうなると「梅は咲いたか桜はまだかいな」である。

ＮＨＫニュースも「早ければ来週末にも桜の便りが届くかもしれません」と桜の開花予想を伝えている。今年のソメイヨシノ開花は全国的にかなり早くなる予想らしい。

日本気象協会の発表（４日）によれば、最も早いのは福岡と高知で今月１３日、東京が１５日、名古屋が１６日、大阪が２２日、仙台と新潟で４月２日、札幌では４月２７日など、平年比で１０日前後早く開花するところが多いと見込まれるという。１月中旬から平年を上回る暖かい日が増えた上、３月以降も全国的に気温は平年並みか高い見通しだかららしい。

別の気象会社、ウェザーマップの予想（４日）だと、福岡は今月１３日、東京は１７日、名古屋は１８日、大阪市は２１日、仙台は３１日、新潟は４月１日、そして札幌市は４月２７日で、数日のズレはあっても開花の早さは気象協会の予想とおなじだ。

弥生の空が見渡す限りのピンクの霞雲に彩られるまであとしばらく。いざや、いざや、観に行かん！マスクと社会距離を取るのを忘れずに。