5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

原因はウイルス

2012-12-16 22:00:56 | 健康
今日の日曜日は、これまでの冬の寒さが一段落し、最低気温が7.3度、最高気温は14.1度と、11月末に戻った様子だった。

衆議院選挙の投票を済ませて午後の万歩に出かける。選挙があるといつも思うのだが、一つの投票所に立会いの担当員が10人以上も必要なのだろうか。投票所は日本全国にいくつあるのかは知らぬが、彼らの日曜出勤の超過分を加算した人件費はいったいどれほどになるのだろう。選挙のやり方もそろそろ考え直したほうがよさそうだ。

日曜日の競馬場は小さな子供を連れた若いファミリーが多い。いつもの場外ではなく競馬開催中だから、走る馬がナマで見せてやれるということもあってのことだろう。寒くはないから子供たちは元気に見えるが、中にはゴホゴホと咳き込んでいるものや、マスクをつけているものも見かける。年寄りの風邪引きはこんな子供たちから戴くことも案外多いのだ。

「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや」

大岡信の「折々のうた」に収録された中村汀女の冬の句だ。風邪をひいて寝ている子供が、母親に甘えてなぞなぞ遊びの相手にし、咳き込みながらいつまでも止めようとしない。家庭の主婦だった汀女には自分の子供を詠んだ句が多いのだという。

風邪といえばウイルスが原因だが、今年はノロウイルスによる胃腸炎も流行の最中のようだ。感染性の強いもので、吐いたり下したりだから、子供が罹ると看病する母親に伝染するということもあるのだという。ノロウイルスはいろいろと亜種が多くワクチンがないらしい。

グーグルのニュースを検索しても、山梨や広島の仕出し弁当、神奈川の食堂、沖縄への修学旅行、名古屋のホテル、東京の飲み屋などなど、多くが集団的な食中毒発生として報告されている。

そんなニュースの中に、アメリカのクリントン国務長官が自宅で昏倒し脳震盪を起こして治療中だというものもある。ウイルス性の胃腸炎で脱水症状でふらついたのが原因らしい。病気もグローバル化しつつあるようだ。

今年は寝込むほどではなかったにせよ、すでに一度熱を出した自分であれば、ウイルス伝染による風邪やインフレンザにも、ノロウイルス胃腸炎にも、注意しておくにこしたことはない。トイレ拝借時には必ず手洗いをするように自分に言い聞かせながら、万歩を続けた。


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