9/28日(土) 筑西市(農政課)主催の都市農村交流事業「里山で自然体験」が五郎助山で開催された。
当会は事業委託を受け、その日の自然体験プログラムの立案・サポーターとして協力、協賛した。
当日、筑西市からは關 経済部部長 、岩淵 農政課課長、本田副参事、鶴見主任、亀山主治が8:30分から五郎助山に入り、準備のお手伝いを頂いた。
出迎えは岩淵農政課長、関根副理事長、竹澤事務局長が担当し、9:10分関城梨選果場にて一行を待つ。
9:35分、蔵前小学校の針谷玲子校長をはじめPTA・児童(72名)が大型バス2台に分乗し、関城梨選果場に到着。
竹澤事務局長の先導で、歩いて関係者が待つ五郎助山冒険広場に向かう。途中から森の中に入り、ふわふわの土の感触を味わいながら林道を
進む手はずになっているが、なかなか一行の姿が見えない。
予定よりかなり遅れて冒険広場に全員が到着した。代田PTA会長によると、子供たちは森に入ると、あたり一面に転がっているドングリに興
奮し、ドングリ拾いに夢中になってしまったという。
また、偶然にアオダイショウに遭遇し、更にヒートアップしてしまい、里山の自然に足を止めてしまった。とおっしゃった。(ごもっとも、ごもっとも。)
歓迎セレモニーの後、記念写真を撮った。
早速、各家族に分かれ、オリエンテーリングを開始した。竹澤事務局長からルールーの説明があり、五郎助山の地図を持ち、9か所のチェック
ポイントを目指し、約30組の家族が森の中に散っていった。
チェックポイントを探しながら、五郎助山を知っていただくゲームである。
約30分、それぞれの家族が冒険広場に戻ってきた。答え合わせが始まった。そのたびに歓声があがった。
次は用意された様々な遊びを各自が選び、挑戦する。竹とんぼ飛ばし、竹ブンブン作り、木工ペンダントづくり、釣り、ターザンロープと
様々な遊びを自由に体験する。
この日のために改修したウオシュレットのトイレも好評だった。何の抵抗もなく用を済ませてくれた。
自然の中で体を動かし、お腹もすいてきた。カレーの香りが森の中に広がる。いよいよ里山カレーの出番である。
テントの下に、無農薬の新米(コシヒカリ)と大鍋に入ったルーが運ばれ、小学生から一列に並び、大盛りのカレーを頂いた。
大鍋で作られたカレーはうまい!
お替りが続出した。
デザートは梨(あきづき)、関城地区の特産物である。甘~い梨にこれまたお替り続出。十分な量をご用意した。
午後からは冒険広場で薪割りに挑戦。
二組に分かれ、慣れない斧を持ち、必死に薪割りに挑んだ。見事に割ると観衆から拍手が起きた。
一人のお母さんから手があがった。挑戦したいという。 会員より薪割りポイントを伝授され、見事に割れた。 拍手がさらに大きくなった。
もう一人のお母さんからも手があがり、いつの間にか大人が本気モードになってしまった。ついに、副校長、針谷校長まで薪割り体験は続き、思いがけない展開となった。
その後の火おこし体験も盛況となった。木と木の摩擦熱で本当に火になるという体験は強く心に残ったはずだ。一生懸命やったが発火までは
至らなかった子もいたが、あきらめず、何度も何度も挑戦した姿は私たちを感動させた。
午後2時、いつの間にか終了の時間となった。 またこの五郎助山で会えることを願い、子供たちを見送った。
一行は7月にオープンした道の駅グランテラス・筑西に向け、選果場を出発した。
ほんのひと時の里山体験。都会の子供たちの心の片隅に残ってくれたらうれしい。
やった事のない薪割り、大人まで興奮!良いですね!また、五郎助山に来てもらえると楽しいですね・・・!
都会の子にとっては土の上を歩くことさえ新鮮に感じるようです。
新しい校舎での運動会が屋上で行われたと聞き、驚きました。