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コレラは当時不治の病で、致死率の高い流行り病だったようです。
ヨンレの父親も、数年前に流行した時、かかって死んだんだそうで。そのショックで、ヨンレは異常なくらいに恐怖に襲われてしまうんだそうです。
ビョンヒたちは、死亡した者の遺体を城外に運ばせ、患者も、城外に追放するという手段に出ました。
自分たちだけは助かろうと言う魂胆ですね。
ビョンヒは、ヒョクなら何か出来るかも・・・と思いました。
あまりにも被害が広まったら責任を問われる恐れがあるからです。それだけヒョクへの信頼が増してきてるってことですよね。
ところが、医官のホンピルは、自分の邪魔になるヒョクをこれを機に葬ってしまおうと思ったようです。
患者の治療にあたらせたんですが、設備の整ってる内医院ではなく、城外にある活人署へ行くよう命じたのです。
ヒョクは、惨状を目の当たりにしてショックを受けました。
祈りとかお札とか、全く根拠のない物にすがろうとする人たちを見て、情けなくなったようですし、頼りの医官たちも、我先に逃げ出す始末。
それでも、ヒョクはただ一人活人署で治療にあたったのです。
なにせ全く設備が整ってない時代&場所ですからね。
苦労の連続です。
そんな時、ハウンが次男をおぶってヒョクのところにやってきました。
感染したんです。
この次男が、後の高宗だとか。歴史では、数年後即位するということになっています。つまり、この時、死なないってことですね。
それでも、治療が上手くいかずに死なせてしまったら、歴史が変わってしまうことになります。ヒョクはいっそう看病に力が入ります。
使える治療道具の全くない時代。ヒョクが悩んでいると、つい先日助けたの母子の夫が、作ることを提案。
でも、費用がありません。
ハウンが知恵を働かせましたよ。
この騒動に乗じてあぶく銭を稼ごうとしているビョンヒの長男テギュンと部下のビョンオクを脅して、資金を出せたのです。
これには、チュノンの言葉も功を奏したようです。
ヨンレは、進んで治療の手伝いを申し出ました。
感染したら大変なことになると、ヒョクは反対しますが、ヨンレはききません。
その時、ヒョクは治療しても死亡する人が続出する現実に、すっかり意気消沈していたところでした。
「恐怖から逃げていては一生立ち向かえない。それが正しい生き方でしょうか?立ち向かってこそ、恐怖に勝てます。戦わずして勝つ事などありえません。」
その時、患者の一人が回復し始めたんです。
自信を取り戻したヒョクは、ヨンレとともに治療に当たりました。
そこに、ギョンタクがヨンレを迎えに来ました。何といっても許嫁、そして両班のお嬢様です。
こんな危険な場所に、それもヒョクと一緒に居させることなんて出来ませんよね、ギョンタクとすると。
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ビョンヒがいきなり倒れ、内医院のユ・ホンピルが脈を診ましたが、何とも悠長なことで。
それを遠くから見ていたヒョクは、急を要すると進言。
あれこれ侍従に日ごろの症状を聞いたうえで、頭の中に血腫が出来てる可能性がある・・・と診断。
罪人として処刑される寸前だった者の言う事など、誰も信じませんでしたが、ヨンレのとりなしで、庶子とはいえ息子であるギョンタクの指示で手術が始まりました。
その方法が、頭に穴を開けて・・・という外科手術だったため、傍に控えて監視していたギョンタクも、ホンピルも物凄く驚きました。
殺そうとしてると思われても不思議は無い状況でした。
でも、この時も、ヨンレがとりなして、結局、血腫を取り除くことに成功。
あっという間に、ビョンヒは回復しましたよ。
で、回復祝いと称して、賑やかな宴が催されました。
それに、ギョンタクはヨンレを招待。
勿論、命の恩人であるヒョクも招かれました。
そこで、ヒョクは、この時代の理不尽な身分制度、両班の傲慢さを見聞きすることになりました。
招待されていた人の中に、妓生のチュノンもいました。
チュノンは、ヒョクに惹きつけられた感じですね。
でですよ。またも憎らしい人が一人増えましたよ。
ビョンヒの長男テギュンです。ギョンタクのことを庶子だからと差別し、憎んでいるようです。
で、テギュンが、チュノンを側室に・・・と言い寄ったんです。
チュノンにそんな気ありません。
テギュンの口先だけの綺麗事なんぞ、信用してもいません。思い知らせようとしたんでしょうか。テギョンが“命だってかけられる”てなことを言ったもんだから、一緒に川に飛び込んで、その誠意を見せてもらおうじゃんって。
でも、案の定、テギョンは自分だけ助かろうとし、チュノンを置き去りに。
溺れたチュノンは、意識不明になったんでえすが、ヒョクの応急手当で息を吹き返しました。
これで、またヒョクの評価は上がったようです。
ヒョクの周りでは、次々と怪我やら病気が・・・。
この時代は、多かったんでしょうね。衛生状態も良くないし・・・。
の親子がテギュンの馬にはねられてしまうんですね。
子供は無事でしたが、母親が重傷を負ってしまいました。
手当てをするために家に・・・と言って案内させたけど、そこはたちが住む、環境の最悪な場所。
夫は生きてても意味が無い・・・てなことを言って治療を拒否するんです。薬代を払うお金も無いし・・・とね。妻も諦めかかるんですが、子供がヒョクにすがりました。
ヒョクは、タイムスリップ前にミナが言っていたように、患者を前にしたら、医者は最善を尽くして救わなければ治療を施さなければならない…という言葉を思い出しました。
そして、助けたのです。
家に戻ろうとしたヒョクとヨンレの前に、一人の男が転がり出て来ました。
下痢をし、嘔吐も繰り返しています。
それを見て、ヨンレは後ずさりしました。
「コロリ・・・。」
コレラですってよ
移るじゃんっ どーする、ヒョク。
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応答せよ1997 |
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ユンジェは、兄テウンから言われた恩師の娘との約束の場所に行きました。相当悩みましたが・・・。
シウォンもまた、テウンとの約束の日本料理店に行きました。
シウォンもまた気が重いけれど、テウンに隠したままには出来ないと思ったんです。テウンは一番大切な人ではあるけど・・・。
ジュニに、どう話せばいいんだろ・・・と言うシウォン。
ジュニはその時、俺が知る先生は・・・と言いかけました。ジュニはこう言いたかったんです。
「俺が知る先生は、レベルが違う。」
つまり、自分たちが考えるよりずーっと上のレベルを行く人だということですね。
ユンジェが行った店も、シウォンと同じ店でした。
店では、シウォンと恩師の娘の二人が既に来て待っていました。テウンとユンジェ、どちらがどっちの部屋に行くのか・・・。
この作品、こういうツクリが多くて、視聴者をどきどきさせます。
ユンジェは、部屋に行く前にテウンに電話しました。
「俺も諦めない。」
そう、ユンジェは言いました。
兄さんのために諦めた。でも、忘れられなくて・・・。それでも忘れようとした。愛する気持ちはスイッチのように入れたり切ったり出来ない。一度付くと消せないんだ。シウォンが好きだ。本当に結婚したい。
「兄さんを愛しているから、他の事は全て譲れるけど、シウォンはダメだ。」
今日は約束だから、恩師の娘に会いに行くよ・・・とユンジェ。次から、こういうのはやめてくれ・・・。
テウンは、その言葉で気持ちの整理が出来たようです。
ジュニの言う“レベルが違う”んですよ。譲れないモノでも愛する弟のために譲ってしまう兄なんですよ。
ユンジェが、受付でテウンが予約した部屋を聞き、行って見ると、そこに居たのはシウォン。
驚き呆然とするユンジェでした。
シウォンも、何が何だか・・・という表情です。
その時、ユンジェにメールが。テウンからです。
“兄さんが悪かった”
それを読んで、ユンジェは号泣しましたよ
謝らなきゃいけない理由なんて何も無いんです。なのに・・・ね。じ~ん・・・としました。
テウンは、恩師の娘さんのところに行ってました。ユンジェは急用で・・・と。
晴れて堂々と付き合い始めたユンジェとシウォン
なかなかのですよ
そして2013年3月。シウォンは分娩室に。
「ご主人さまは?妊婦さんが呼んでます。」
そう言われて、駆け付けたばかりのユンジェが息も絶え絶えに出て行きました。
「僕が夫です。」
この時も、テウンも一緒でしてね。一緒に駆け付けるもんだから、ユンジェが一言いうまで、どちらが夫なのか迷わせるツクリなんですよ。
やーっと、ここでユンジェと結婚したんだと明らかになりました。
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応答せよ1997 韓国ドラマOST (ディレクター・エディション) (tvN) (韓国盤) |
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内緒にしていたテウンの入院&手術がユンジェにばれました。
シウォンのうっかりと口にした一言からです。
病院に駆け付けたユンジェ。手術は成功し、一安心ってところです。
シウォンは、真実の椅子の場所にユンジェを案内しました。
ユンジェは、テウンが今でもシウォンを待っている・・・と言いました。
「兄さんじゃなく、あなたは?テウンオッパには悪いけど、私は気にしない。」
そう言うシウォン。
「3つ数えるうちに答えないとkissするよ。」
一、二・・・と数えた時、ユンジェがkiss
ほうっと一つ息を吐いたユンジェでした。やっと気持ちをふっ切る事が出来た・・・という感じかな?
「食後30分よ。」
そう言って薬を差し出したシウォン。この時、シウォン、風邪を引いてて、薬を処方してもらっていたんです。kissでうつっちゃったかも・・・ということですねっ
ユンジェは、両想いになったら、大胆になりましたね~
シウォンの職場で、講演を頼まれた時、二人の関係を聞かれたら、はぐらかそうとするシウォンの言葉をさえぎって
「恋人です。」
・・・と言っちゃった。うらやましい~っ
シウォンは、ユンジェが答えてくれた事をジュニに報告しました。
既にユンジェから聞いてたみたいですね、ジュニは。
ところが、その話を、テウンに聞かれちゃったよ
テウンは、ユンジェの想いに全く気づいてなかったようです。だから、恩師に娘がユンジェに会いたいと言ってると言われたら、すぐに紹介しようとしたんです。
これ、テウンが階段の上で、ジュニの電話を聞いちゃった後だったんで、知った上で間を取り持とうとしてるのかと、誤解してしまいましたよ。とうとうテウンの裏の顔が現れたのかと。
でも、違いましたね。知る前だったようです。
テウンも天才の様な頭脳を持っています。だから、ユンジェのこれまでの言動を思い起こしてみて、シウォンを避けていた事に気付きました。
自分よりもっと前から好きだったんだ・・・と。そして自分の気持ちを聞いちゃった以上、諦めるしかないと思ったんだ・・・とね。
ユンジェは、兄と話をしなくては・・・と決心したようです。
その頃、シウォンにテウンから連絡が入ってました。
話がある・・・と。
シウォンも、話があると、会う約束をしました。
兄に相対して、ユンジェはどう切り出せば良いか迷ってしまいました。
そしたら、テウンが先に切り出しました。
「シウォンが好きか?最近知った。俺より先に好きだったって事も最近知った。何故言わなかった?」
「言ったら、俺みたいに諦めたか?」
そう聞いたユンジェに、テウンははっきり言いました。
「いや、諦めない。大事な弟のためなら何だって譲れるけど、シウォンだけはダメだ。俺は今も諦めてない。」
「俺はまだ本気を出していない。チャンスをくれ。ダメなら諦める。」
兄の言葉を聞いて、ユンジェは、泣き出しそうな表情でした。
愛する兄の言葉ですからね。
どうするの?ユンジェ。
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応答せよ1997 |
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ソンジェのエピソードが結構良いです。
公務員として、村のお年寄りの困ってる事を解決してあげたりしているソンジェ。
一人のハルモ二から、家の電球を替えて欲しい・・・という依頼があったんですが、その都度なんやかんやの用事で延び延びになっていたんですが、ある日、やっとハルモ二の家まで行く事になりました。
ところが、バスは終点まで乗り、降りてからも延々と山道を歩いて行くような、山奥に一人で住んでいるんですね。一人娘との関係も殆どないような寂しい生活です。
「私なんぞ生きてるだけでお荷物になるだけだ。」
と言うハルモ二。
ハルモ二を背負って歩いてるソンジェは、言いました、きっぱりと。
「お荷物なんて、とんでもないよ。」
口は悪いし、人の気持ちを逆なでするような事も口走っちゃうソンジェですが、根は本当に優しくて目上の人に礼儀を尽くす出来た青年なんですよ。
ユジョン父の葬儀に行くユンジェとシウォン。
車の中で、シウォンは、前夜答えなかった質問を再度しました。
「今答えて。まだ私が好き?」
動揺しまくるユンジェです。
どうしてそんな質問をするんだととユンジェに聞かれ、シウォンはすぐに答えました。
「あなたが好き。友達じゃなく、男性として好き。」
テウンが入院しました。大腸ポリープの手術ですって。
ユンジェには内緒だとテウン。
シウォンとジュニが見守るので、心配はいりませんけどね。
病院の階段に椅子の絵が書いてある場所がありました。“真実の椅子”と呼ばれる場所です。
そこに座ったら、正直になれるということです。
そこで、シウォンは、ジュニに本心を打ち明けました。ユンジェを好きだと言う事です。
でもね、打ち明けるまでも無く、既にジュニその気持ちに気付いてました。シウォン本人が気づく前に。
ユンジェもまだお前の事を好きだ、両想いだよ・・・とジュニは言いました。
シウォンはジュニに謝りました。ジュニがユンジェの事を好きだと聞いていたからです。
友達でいられれば十分だ…とジュニ。
それを、階段の上で、ユンジェが聞いていました。
ユンジェは、それで初めて、ジュニのこれまでの言葉が真実だったと知ったのです。
知らないとはいえ、ジュニのことをどれほど自分は傷つけて来たんだろうか・・・とショックだったようですね。
ここで一人、新しい登場人物が。
テウンの執刀医です。若いけど、科長を務めていて、おまけに美人。テウンの事が気に入ったようですよ。
ジュニはユンジェと一緒に住んでる部屋を出て行こうとしています。
病院の先輩医師と一緒に住む事になった・・・という理由で。
ユンジェは、それが口実だと知っていますが、何も知らないフリで、ジュニを見送ろうとしています。
ジュニは言いました。
「兄さんのためにシウォンの気持ちを受け入れないのか?」
「人に恋するって選択の問題じゃない。心の問題だ。心の赴くようにすればいい。」
ユンジェ、やっと決心出来るかな?
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エスピーオー |
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ユンジェは、シウォンに告白して振られたあの瞬間から、ずっとシウォンを避け続けてきたようです。
田舎にテウンが帰省すると言っても、シウォンが一緒だと聞くと、用事を作ったり、仮病を使ったりして。
シウォンも、そのあたりは気づいてて、敢えてそれを指摘しようとはしなかったようです。
そうやって、会わないまま、数年が過ぎ、カフェで偶然本当に偶然再会した二人なんです。
会うなり、シウォンは聞きました。
「恋人はいるの?」
一瞬怯んだユンジェですが、最近同期と付き合い始めた…と嘘を。
シウォンはお見通しでしたね。で、ユンジェの目の前でジュニに電話し、それを確かめたのです。
ユンジェは、驚き、自分の嘘があっさりと暴かれちゃったので、プライドずたずたですよ。
で、ジュニに愚痴りますが、ジュニはちゃぁんとその辺を察してて、付き合い始めた恋人がいると話していたんです。でも、ユンジェがジュニが事実を話したと思い込んで自爆しちゃったってわけ。
ところで、テウンは、その後も何やら画期的なプログラムで成功をおさめたようですね。天才だわ
ところが、ユンジェが裁判官に成った時、あっさりとその会社を処分し、次の仕事に。そしてその仕事も見事成功させたかと思うと、今度は全財産を寄付し、ユンジェの母校で教師となったんです。
まったく・・・欲が無いというか。
ハクチャンは、留学を続け、映画の勉強を始め、ユジョンは幼稚園の先生に。ソンジェは田舎の公務員となっていました。
それぞれに真面目に頑張っています。
ジュニは、インターンです。
そんな時、ユジョンの父親が亡くなったとの知らせが。
久しぶりに仲間が集まりました。ハクチャンを除いて・・・。
ユジョンの話す父親とのエピソードは、泣かせられましたね。
親子の関係というのが、よ~く表れていました。
ユンジェは、シウォンの家に泊る事に。
幼いころ両親を亡くし、思い出があまりないユンジェ。シウォンの両親が、本当の子供のように叱ってくれたのが嬉しかったと言いました。
必要以上に気を使われたり、慰められたりすることは、両親が居ないという現実を改めて意識させられることだからです。
そうしなかったシウォンの両親が、とてもありがたかったようですね。
卒業前の誕生日に、テウンが指輪をくれた時、シウォンは、正直に気持ちを話していたんですね。
テウンの事をとても好きだけど、胸がドキドキするような感情じゃない、自分の気持ちは別の人に向いている・・・と。
テウンは流石にショックだったようですが、そこんところは心の広いテウン。
お前の心が俺に向くまで、足長おじさんになるよ、今までのように、ずっとそばに居る・・・と言いました。
そうやって今でもテウンはシウォンの傍に居続けているのです。
ユンジェがシウォンの家に泊った夜。
シウォンは真っ直ぐに聞きました。
「今でも私の事好き?」
驚きましたね、ユンジェ。あまりにも突然で直球でしたから。
「今度話そう。」
そう言って保留しました。
シウォンの心は、ユンジェに向いてると、もうはっきりと自分でも分かってるようです。
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卒業後の進路は、仲間たち皆それぞれ。
ユンジェとジュニはソウル大に進学。同じアパートに住むそうです。
そして、シウォンもソウルの大学に。
ハクチャンは、親からハワイへの留学を命令されたようですが、それをユジョンに話せていません。
友達の親がやってる店を借り切って、そこで告白した後、1年待ってくれと言うつもりだったようです。
ところが、その計画を実行に移す前に、ユジョンに言わなきゃいけない羽目になり、自分だけが知らなかったってことがショックだったユジョンが、またも大騒ぎしちゃって・・・。
この二人、毎回なんだかんだともめ事を起こしては、別れる別れないの繰り返し。
結局は、結婚する事に成るってわかってるから、単なる痴話げんかとして落ち着いて見ていられます。
そんなある夜、ユンジェとジュニは、テウンがシウォンを抱きしめ、おでこにkissしてるのを見ちゃうんです。
ずっとユンジェは、兄とシウォンの事をジュニにも黙って来たわけで。
考えたくないと言う気持ちもあっただろうし、真実と認めたくないと言う気持ちもあったかも。それが、現実のモノとして目の前に示されると、そりゃぁ、ショックですよねぇ。
ユンジェの気持ちを知ってるジュニとすると、どうすれば良いのか分からないという表情でした。
テウンが用意した指輪は、ダイヤモンドがついた、豪華なモノでした。それを同僚に見せると、ちょっと負担になるかも・・・と言われまして。
大学生がするような、シンプルなカップルリングのようなのはどうかと提案されました。
それは、シウォンの誕生日プレゼントでした。
シウォンの誕生日を祝って、仲間が集まりました。最後のパーティでした。
カラオケで盛り上がろうとしたんだけど、ユジョンとハクチャンは沈んでるし、ユンジェも乗ってません。
途中、それぞれが抜け、ユンジェとシウォンが残りました。
とうとう告白しました。
これがねぇ、真っ直ぐで想いのこもった言葉でしてねぇ。じ~ん・・・としましたよ、あたしゃ
去年の誕生日に、シウォンは指輪が欲しいと言っていたんです。ただ、ユンジェからはもらいたくない・・・ってね。冗談だと思いますけど。
なのに、この時、指輪が欲しいと言ってきたじゃん・・・とユンジェに言ったんです。
「兄貴からもらえ。俺からはもらいたくないと言ったじゃないか。」
そう、ユンジェは言いました。
残酷な女だ、そんな事がよく言えるな・・・とユンジェ。
何故?・・・と聞いたシウォン。意味が分からないから説明して・・・と。
「お前が好きだ。」
ほ~っと一息ついて、ユンジェは話し始めました。
生まれた時から一緒・・・。初潮の日だって覚えてる。高校入学の日、初めて可愛いと思った。俺は態度で示したよ、お前が好きだと。好きになってくれと。でもお前は気づかなかった。
友達だから仕方が無い。だから告白しようと試験の日、呼び出したんだ。
なのに、会う直前、兄さんがお前の事を好きだと。
この世に俺の愛する人が二人いる。俺のために全てを諦めた兄さんとお前だ。その兄さんがお前を好きだと、すごく好きだと、俺と同じだ・・・。
どうすればいい?返事してみろよ。
この問いかけに、シウォンは、以前のように友達として付き合えない?・・・と言うだけでした。
「男が告白をしたんだ。恥を忍んで・・・。ここをぶちまけた以上、もう会えない。」
やっとのことで絞り出すようにそう言ったユンジェ。
「お前が捨てろ。」
そう言って、指輪をシウォンの前に置きました。
「友達?バカらしい。」
そう言って、部屋を出て行きました。
シウォンが家に帰って来た時、テウンが待っていました。
シンプルな指輪を持って・・・。
話があるの・・・と言ったシウォン。なんて言ったのかしら?そこいら辺は、描かれてませんでした。
そして、シウォンは一人ソウルに発ちました。指にはリングが・・・。
二人の内、どっちの指輪?
数年が経ち、社会人として働いてるシウォン。2005年です。
TV業界みたいです。
あれほどあこがれ大ファンだったアイドルの近くで仕事が出来るようになっています。
そんなある日、カフェでユンジェと再会するんです
あの日から会ってなかったのかしらね、ほんとに。
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ジュニの告白は、ユンジェの
「それほど言いたくないのか?」
と言う言葉で冗談となってしまいました。
好きな理由…それはジュニも分からないのです。分かれば嫌いになれるかもしれないと思っていました。
そして、それが出来ないなら、変わらぬ愛を持ち続ける事が唯一の望みだ・・・とジュニは考えていました。
ユジョンとハクチャンの関係も、波乱万丈です。ま、こちらはお互い好きだと分かっているのに、ちょっとした行き違い、勘違いでぎくしゃくしたりしてるだけですけどね。
元々女性に弱いハクチャンとすると、ユジョンが友達に紹介すると言っても、その場に出て行く事が出来ません。
意を決してやっと友達に紹介してもらった時、運悪く(?)ハクチャン母が通りかかってしまいまして。
ユジョンの事を聞かれ、
「単なる知り合い。」
なーんて答えちゃったんですよ。突然の事に慌てて口走ってしまったんですが、その言葉は女の子にとってはショックですわな。
当然、ユジョンは泣いちゃいましたよ。
でもま、これもすぐ修復できましたんで、良かったね
テウンとシウォンは、付き合い始めたけど、それまでと同じような関係に見えます。
保護者と可愛い妹って感じ。
でも、見ようによっちゃ、・・・。ユンジェの目にはきっとそう映ってるんでしょう。二人の姿を見ていられない感じです。
そして、シウォンも、なーんとなくユンジェとよそよそしくなっちゃってるんです。それまでの二人の関係とは違って来てます。
その頃、釜山のそのあたりで若い女性を狙った強盗殺人事件が頻発していました。
シウォンは、両親に内緒でコンビニでアルバイトしてたんです。テウンは心配して連絡して来るんですが、シウォンはひとごと・・・と気にしてません。
ところが、ある夜、両親が旅行に行っちゃった時、アルバイトを終えて帰宅しようとしてるシウォンの後を不審な男が付いて来ちゃった
シウォンも、すぐに気付いて、ユンジェに連絡するんですが、話し中でつながりません。ユンジェもまたそのニュースを聞いて、シウォンが心配になり、電話をかけ続けていた所為でした。
よーやく繋がった電話で、シウォンは事情を話しました。
ユンジェは血相を変えて家を飛び出して行きました。
で、シウォンの後ろに男が近づいてこようとした瞬間、駆け付ける事が出来ました。危機一髪でした。
遠くから、名前を呼びながら駆けてくるユンジェ。
その姿を見て、そして肩を抱いて歩き出したユンジェの横顔を見て、シウォンは不思議な気持ちになったようです。
途中、自転車と接触して転倒したユンジェは、裸足で肘に怪我もしてました。上着を着ずに飛び出しちゃったんで、冬なのに半袖のTシャツでしたし。それでも、必死に自分を守りに来てくれた・・・。
珍しくシウォンが真面目な表情で見つめていましたね。
そして、二人の関係が変わりつつあることを改めて感じたようです。
家に戻ったユンジェが自分で傷の手当てをしてる時、テウンが血相変えて飛び込んできました。
テウンは、ユンジェにシウォンが心配だから家に泊ってあげてほしいと電話したんですよ。でも、その時、ユンジェはシウォンの元に走っていたときでして。
電話をしてる時、自転車と接触しちゃったんで、そのままになってたんですね。
テウンは、ユンジェに何かあったんじゃないかと慌てて帰って来たわけです。
この世に家族と呼べるのは、両親亡きあと、ユンジェしかいないからです。それを、ユンジェも充分分かっています。
だからこそ、テウンの気持ちを知った以上、自分の想いは抑える事しか出来なかったんでしょう。
テウンは、指輪を用意しています。
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「私のどこが好き?」
と、シウォンは、テウンに聞きました。姉さんと似てるから?・・・と。
「最初はそうだったけど、今は違う。可愛いからだ。」
「太っていて、顔もまん丸だけど、それでもいいの?」
と、シウォンが聞きました。
「ああ、可愛いよ。変わった趣味かもな。」
そう言って、テウンは笑いました。
同じ質問を、ユンジェもジュニからされました。
そして同じように答えてるんです。
「可愛いから。俺の目には。」
ジュニは、シウォンとユンジェのことを双子だと最初思ったようです。喧嘩しても、一緒に帰るから・・・とね。
一緒に居て楽しいし気を使わないし・・・だから好きなのか?・・・とジュニは聞いたんです。
でもね、ユンジェは、そうじゃなくて、自分の目には可愛く見えるから・・・と答えたんです。
テウンもまた同僚に、シウォンとの写真を見せて、可愛いだろ?・・・と聞きました。
同僚たち、困ってましたよ
どー見ても可愛くは写って無かったし・・・。
でも、テウンもまたシウォンが決して美人じゃないってことも充分分かってます。力持ちだし、成績はクラスで最下位だし・・・。担任でしたからね。
それでも、シウォンが可愛いから好きだと言うんです。
説明なんて必要ないですね。相手の事を好きだと思う気持ちに・・・。
ユンジェは、相変わらず、ジュニの好きな人がシウォンだと誤解したまんまです。
シウォンが可愛いから好きだと答えた後、ジュニに同じ質問をしました。
そしたら、ジュニは、意を決した様に言いました。シウォンじゃない・・・と。
「お前だ。」
とうとう言っちゃったーっ
ユンジェ、意味が理解できない・・・という表情でジュニを見つめてます。
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応答せよ1997 韓国ドラマOST (ディレクター・エディション) (tvN) (韓国盤) |
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これまで、テウンとユンジェが兄弟だってことは、校長だけが知ってて、友達は全く気付いてませんでした。
勿論、幼馴染のシウォンは知ってましたけど。
卒業して、ユンジェの家に皆を招待し、やーっと話す事が出来たんです。
この時の、皆の反応が面白かったぁ
ところで、テウンが始めたのはプログラムの開発のようですね。
画期的なプログラムを開発し、TVでも取り上げられるくらいに世に知られ始めてます。
でも、部屋はすっごく散らかってて・・・。
普段は小汚い格好してるし、それまでの教師の姿からは想像も出来ない状態です。
で、ある日、シウォンを夕食に誘ったんです。
ユンジェの敗北を喫したDデイには、特に告白ってことには至らなかったようです。
ユンジェは、兄の気持ちを知って、自分の想いを抑え込みました。シウォンがいそいそと出かけて行くのを、黙って見送ってます。
でですよ。
自分に似た子犬の処置に困って、ユンジェはジュニに子犬をあげました。
名前はユンジェ・・・と聞き、そしてユンジェ自身に似てる子犬を、ジュニは嬉しそうに引き取りました。
ところが、ある日、公園で一人の女の子から、その子犬が自分の飼ってた犬だと言われるんですね。突然いなくなっちゃった・・・と。
その犬、実は、シウォン父が拾ってたんです。ユンジェに似てるからって、“ユンジェ”とシウォンが名付けた・・・と言います。
それを知ったユンジェは、何とも言えない表情をしてましたね。
どーいうめぐり合わせなんだ・・・と思ったことでしょう。ジュニあげた犬とそっくりなのが、同じ名前でよりによってシウォンの家にいるなんて・・・と。
その頃、シウォンは、テウンに焼き肉をおごってもらい、楽しい時間を過ごしていました。
この時の、シウォンが可愛いのよ・・・いえいえ、決して見た目が・・・じゃなくて、振る舞いが。
だって、恰好はいきなり美容院でアイドルと同じようにしてくるし、下手な化粧はしてるし、周囲はドン引きしちゃうようなモノでしたからね。
テウンは、携帯をシウォンにプレゼントしました。
「短縮の1番に、俺の番号を入れてある。」
そして、言いました。
「俺と付き合わないか?」
シウォン、おそらく全く予期して無かったんでしょう。あまりにも驚いて、言葉も出ませんでした。
やっと“すぐに答えなきゃダメ?”とだけ・・・。
少し考えて、シウォンはOKしたみたいです。
テウンの嬉しそうな表情がそれを語ってますよね。
その時から、ユンジェは、シウォンと距離を置こうとしてるようですよ。
それまでと同じように、自分に接してくるシウォンに、
「兄さんは、そういうのイヤだと思う。誰だって嫌がる。」
と、言いました。
突然の言葉に、シウォンは戸惑ってます。ユンジェの怒りが分からないんですね。まだまだお子ちゃまですよ、シウォンは。
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応答せよ1997【1997セット初回限定版】 DVD-BOX2(本編DISC3枚+特典DISC1枚) |
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受験が終わる日、ユンジェと会う約束をしたシウォン。特にそれが何の意味を持つのかは考えてもいません。
同じ時、ユジョンもハクチャンに家に誘われてました。
こりゃ・・・もしかしたら?とユジョンは悩みます。
「だってよりによってあの日なんだもん。」
おいおい・・・
ユンジェが、シウォンにあげたいもの・・・それは子犬でした。
自分によく似た白い子犬で、名前も“ユンジェ”と名付けてよそのオジサンに代わりに飼ってもらっていたんです。
子犬を懐に隠して、待ち合わせ場所に急ぐユンジェ。
呼びとめたのは兄のテウン。
テウンもまたシウォンと会う約束をしてました。
試験が終わったら、お酒を一緒に飲んでほしいとシウォンが言ったんです。お酒を飲むと言うよりは居酒屋に行ってみたいらしいです。
テウンはシウォンのために身体に良いお茶を煎じてました。
もしや?・・・と思ったら。やっぱり
なんと、テウンもシウォンを好きだったんですよ
ユンジェと会った後、テウンに会うと約束をしました。
ところで、ハクチャンとユジョンですが・・・。
やっぱりこれはユジョンの勇み足
ハクチャンは、ユジョンのために編集したビデオを見せたかっただけなんです。
笑えました
テウンがシウォンに優しくするのを見て、
「シウォンは、自分が好かれてると誤解するから止めろ。」
と、ユンジェが言いました。からかうのは止めろ・・・とね。
ところが、
「冗談じゃない。シウォンが好きだ。」
・・・とテウン。
ユンジェ、完全に不意打ちをくらっちゃいました。
今日、シウォンに話す…と言うテウン。
そんな事聞いちゃったら、子犬を渡して告白するつもりだった(・・・多分)ユンジェ、会えませんよね。
待ち合わせ場所に行ったものの、シウォンの前に出て行くことは出来ませんでした。
“兄さんが俺の陣地に攻撃してくるまで気づかなかった。決戦の日に向けて緻密な戦略が必要になる。相手の位置を正確に把握し相手を理解するのだ。相手の心を読む必要がある。完璧な準備をしたからと油断をしてはならず、タイミングを逃してもならぬ。Dデイは勝ちか負けかの結果しか残らないためだ。俺にとっての最初のDデイは1998年11月18日だった。綿密に準備したが無残な敗退に終わった。負けを喫した原因は偵察の失敗にある”
というユンジェのつぶやき。
なんとも心に沁みるものです。
2012年の同窓会。
シウォンのお腹の中の赤ちゃんの超音波写真を見て、友達が言いました。
「目のあたりパパにそっくり。」
そして、写真を“パパ”に差し出すのですが、ユンジェなのかテウンなのか、どちらともとれるような描き方でした。
テウンは、シウォンたちの卒業とともに、教師を辞めて、自分の道を歩き始めています。
まだそれが何の道なのかは分かりません。
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応答せよ1997 |
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この作品、学生時代の若くて幼くて、でも自分たちはいっぱしの大人だと思ってて・・・という不安定で純粋な時をとても上手く表現してると思います。しみじみと懐かしいような、胸の奥がふっと熱く温かくなるような感覚を覚えます。
ハクチャンとユジョンは付き合い始めたんですね。
でも、しょっちゅう“別れよう”とユジョンが言うんですよ。カニの食べ方が気に入らない、洋服の着合わせ方がイヤ・・・等々。
本当に些細な理由で。
でもね、ある時、理由を一切言わずに、別れよう・・・と言ったユジョン。
ハクチャンは、いつもの悪友たちに相談しましたが、まーったく分からないんですよ。
「多分、ものすごく些細な事だと思う。」
そうハクチャンは言ってたんだけど、これがなんと、ユジョンの誕生日を忘れてたって事だった
些細な事じゃないじゃんってんで、皆呆れちゃった・・・。
結局、ハクチャンは、ユンジェが後輩からもらった手作りのクッションを咄嗟に渡して、仲直り
2012年の今でも、そのクッションは、ハクチャンの手作りだと思い込んでるユジョンでした。
この時期、進学の事やら将来の希望やらで、担任との面接がありまして。
シウォンは、相変わらず馬鹿な事を考えてます。アイドルの出身大学に行きたい・・・なんてね。
担任のテウンは、呆れかえりましたよ
でもね、良い事を思いつきました。
その頃、シウォンはネットに、小説を載せていたんです。アイドルのファンカフェのサイトに、アイドルたちが実名で登場する小説です。これが、そうとうエロいらしい・・・でも、ファンもついてるんですね。
その原稿を授業中にやり取りしてて、先生に見つかってしまいまして。
担任のテウンに呼ばれたんですが。その時、テウンは、シウォンのこの才能を活かして進学する方法を思いついたんですよ。
作文コンクールでいい成績をおさめたら、試験の成績は3割くらいでOKってことらしいです。
ユンジェとジュニは、担任から二人揃ってソウル大に進学可能・・・と期待されていました。
なのに、二人揃って士官学校に進学すると言い出したんです。相談したわけじゃないんだけどね。
ユンジェは父親が軍人だったようで、制服姿がカッコ良い・・・と幼いシウォンが言ってたのが理由なのかしら?ま、本人も父の後を継ぎたいと思っていたんでしょうが。
ジュニは、きっとユンジェから離れたら、忘れられると思ったのかも。
ところがですよ。
二人揃って不合格になっちゃった。
シウォンは視力が悪くて。ジュニも昔の病気が治って無かったと言いますが、それは、嘘みたいです。きっと、ユンジェが不合格だと知って、試験を受けなかったんでしょうね、あの様子じゃ。
試験前、ユンジェは面接の練習・・・と言いながら、あれこれ過去問を使ってジュニに質問しました。
そして、最後に聞きました。好きな人はいるのか?俺の知ってる人か?シウォンか?
ジュニは、好きな人がいるとは答えましたが、シウォンだとは言いませんでした。
ユンジェの知ってる人だとも言いましたが・・・。本人だもんね。悲しいです、ジュニ。
ジュニが、ユンジェの事を好きになったのは、多分入学してすぐのことだったんでしょう。
成績順に席を決めたという先生に、堂々と反発したのがユンジェだけだったんです。その態度を見て、意識したんでしょうね。
そしてそして、なんとシウォンの作品が一位になったようですよっ
ユンジェは、シウォンに言いました。
「試験の後、会おう。やるモノがある。8時に校庭に来てくれ。俺のDデイだ。」
2012年。テウンは大統領候補になってますよそれも相当有利な状況ですって。
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応答せよ1997 韓国ドラマOST (ディレクター・エディション) (tvN) (韓国盤) |
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シウォン父は、手術も成功し、結果も良好だと医者から言われるんですが、疑心暗鬼になっちゃって。その言葉を信じようとしません。
自分に嘘をついてる・・・と思いこんでるんですよ。リハビリもしようとしません。
同じ部屋の他の患者は、女性ばかり、部屋が足りなくて、ここに入れられてるんですよ、シウォン父。
患者たちの楽しみはドラマ。
ところが、ドラマの展開で、夫がガンだと言う事になった時、それまでは嬉々として観ていたのに、一斉に観るのを止めちゃって・・・。自分の身と置き換えちゃうよね。
それを知ったシウォン母は、脚本家に抗議の電話をしまくり。相手にされなくても、かけ続け、観てる人の気持ちにもなってほしいと訴えるんです。
最初は聞き流していた脚本家ですが、ある時、シウォン母の話を聞いて、気持ちが変わりました。
夫ががんである・・・、同じ病室の患者も・・・。ガンで死ぬと言う展開は、現実と重なって見続ける事が出来なくなってしまってる・・・等々。
生きる希望を得られるような展開にしてくれないだろうかと言うシウォン母。
で、結局、脚本家はその意見を受け入れ、希望の見えるストーリーにしてくれたんです。
その時の、患者たちの喜びようが、誇張されてはいるけど、リアルな反応だと思えました。
シウォン父も、やる気を無くしていたけど、妻の思いやりを知ると、頑張るようになりましたしね。
相変わらず、シウォンは、アイドルに夢中で、ファンクラブの役員にも立候補するほど。
それを選ぶのに、指を噛んで血を出し、それで血書を書いたりする始末。さすがに、ユンジェも引いてましたよ・・・
ところが、ラジオ番組で、ファンのアイドルが、その血書を見て、怖かったとか戸惑ったとかいうのを聞いちゃってね。
ショックでシウォンは立ち直れそうにない雰囲気です。
それを、ジュニが慰めてあげるんですが、それをユンジェが目撃。やっぱね、ショックですよね、あの光景は。
でもね、それで引き下がるユンジェではありません。
ユンジェと一緒にバスケの試合を見に行こうと、ハクチャンに協力してもらって一芝居うとうとしていたユジョンに、そのチケットを譲ってほしいと頼み込んだんです。
計画が狂ってしまうとユジョンは、慌てますが、ユンジェに嫌われたくないと思ったのか、渋々チケットを渡しました。
ユジョンを好きなハクチャンは、ユジョンの気持ちがユンジェにあることを知ってます。だから、泣きながら帰るユジョンが心配で後を追いました。
常々、見かけとは違って純情なハクチャンは、ユジョンに近づくのを極力避けてまして、こっそりと見つめるだけなんですよ。
ユジョンの気持ちも知らず・・・と、ユンジェにムカついたようですね。
いつもは隣に座らないのに、この時は、バスの隣の席に座って黙ってイヤホンを貸してあげました。
優しいよね、ハクチャン。
でですよ。2012年の同窓会。その席で結婚を発表したのは、当のユジョン&ハクチャンでした
そして、この時、シウォンは妊娠中。
旦那もその席に居る・・・と言います。でもまだそれが誰なのかは、明らかにしてません。
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最高だ、イ・スンシン 韓国ドラマOST(KBS) (韓国盤) |
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Loen Entertainment |
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スンシンの気持ちは如何ばかりか・・・と、ジョンエは不安でした。スンシンがミリョンを憎んでもいるし、愛してもいるのかも・・・と気付いたんですね。
だとすると、本当にスンシンが哀れでした。
戻って来たスンシンを、ジョンエは何も言わずに抱きしめてあげました。
スンシン、帰れるところがあってよかったよ、ホント。
ミリョンは、家に戻りました。引っ越しをするようです。
荷物をまとめている時、ジュノ母が訪ねて来ました。
ジュノ母は、全て自分の誤解だったと今は分かっています。娘のとりなしもあって、夫が家に戻って来たことで、今までとは違う夫婦関係に成れたと言う喜びもあったからかもね。
ミリョンに謝りました。
ミリョンもまた、ジュノ母への嫉妬もあったことを認めました。少しずつ以前のような関係に戻れるかもね。
ミリョンはそのまま田舎に住み始めたようです。苦手だった料理も徐々に上達してるようです。
スンシンは、舞台に出ています。
それを、ジュノは毎日のように観に行ってるんですよ。ま~この二人は、以前のようにおバカな恋人に戻りましたねっ
すっごい好きです、こういうおバカな恋人同士って
ジュノは、すっかり以前の図々しさが出てきてます。
招待されてもないのに、スンシンの家族の食事会に押し掛けたりしてね。
これは、ジヌクを招待したものだったのにね。
ジヌクは、本当に温かい人です。
この時、ケーキを持って来ました。昔、スンシン父チャンフンが最後に注文したスンシンの誕生日ケーキと同じセリフが書かれていました。
『最高だ、ハン・ウジュ』
皆、それを見て涙ぐみました。
死んだ事も知らず、取りに来いと電話したジヌク。その電話を取ったのがへシンで、ジヌクの抗議に、ぽろぽろっと涙をこぼしたエピソードを打ち明けました。
口では、まだ認めたわけじゃないと言うハルモ二ですが、心の中では、認めていますね。
「こんな日が再び訪れたのが嬉しい。」
そう、スンシンは言いました。
ユシンは妊娠しました。
チャヌ両親は大喜び。
仕事を辞めると期待したチャヌ母ですが、そこはユシン。辞める筈がありません。チャヌが子育てをすると言ってくれてね。それで何とか行きそうですよ。
ある日、チャンフンのお墓参りに行ったジョンエは、ミリョンと偶然再会。
挨拶をして、そのまま行こうとしたミリョンに、ジョンエは、スンシンが出てる舞台のチケットを渡しました。
スンシンの舞台をこっそりと見に行ったミリョン。
スンシンは、スンシンで、演技をする時、ミリョンから指導された事をちゃんと活かしていました。
スンシンは、こっそりと帰ろうとしてるミリョンを見つけ、後を追いました。
呼びとめました。
化粧っけも無く、目立たない格好のミリョン。誰も、それが大女優だったミリョンだとは気が付いていません。
「上手だった。」
それだけ言って、そのまま立ち去ろうとするミリョン。
その後ろ姿に、スンシンは言いました。
「ありがとう。オンマ。」
初めてオンマと呼んだスンシン。ミリョンは、振り返る事なく、そのまま行ってしまいました。
ラストシーンは、スンシンの花嫁姿。
ナレーションも、“ついに、今日・・・”なんて言うもんだから、てっきりジュノとの結婚式かと思いましたよ。
でもね、それ、撮影だったんです。
綺麗だ・・・とジュノ。こっそりと取り出したのは、エンゲージリングでしたね。
メデタシ、目出度し・・・です。
最終話で私が好きなシーンを一つ紹介すると。
スンシンの舞台が終わって、ジュノが花束を渡して相変わらずいちゃいちゃおバカカップルやってる時
チャンミとインソンがやってきて、インソンが言うんです。
「まったく・・・程々に。」
そしたらジュノが一言小さくつぶやきます。
「控えめにしてる。」
あはは~っ
いやぁ~、おもしろかったですよ、この作品。
家族とか、血のつながりとか、価値観の違いとか、様々な要素を織り込んで、笑わせてくれたり、泣かせてくれたり・・・で。
チョ・ジョンソクssiの表情の面白さが一番印象的でしたね、私には。
スンシンとの掛け合いが面白かったです。