応答せよ1997 | |
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ソンジェのエピソードが結構良いです。
公務員として、村のお年寄りの困ってる事を解決してあげたりしているソンジェ。
一人のハルモ二から、家の電球を替えて欲しい・・・という依頼があったんですが、その都度なんやかんやの用事で延び延びになっていたんですが、ある日、やっとハルモ二の家まで行く事になりました。
ところが、バスは終点まで乗り、降りてからも延々と山道を歩いて行くような、山奥に一人で住んでいるんですね。一人娘との関係も殆どないような寂しい生活です。
「私なんぞ生きてるだけでお荷物になるだけだ。」
と言うハルモ二。
ハルモ二を背負って歩いてるソンジェは、言いました、きっぱりと。
「お荷物なんて、とんでもないよ。」
口は悪いし、人の気持ちを逆なでするような事も口走っちゃうソンジェですが、根は本当に優しくて目上の人に礼儀を尽くす出来た青年なんですよ。
ユジョン父の葬儀に行くユンジェとシウォン。
車の中で、シウォンは、前夜答えなかった質問を再度しました。
「今答えて。まだ私が好き?」
動揺しまくるユンジェです。
どうしてそんな質問をするんだととユンジェに聞かれ、シウォンはすぐに答えました。
「あなたが好き。友達じゃなく、男性として好き。」
テウンが入院しました。大腸ポリープの手術ですって。
ユンジェには内緒だとテウン。
シウォンとジュニが見守るので、心配はいりませんけどね。
病院の階段に椅子の絵が書いてある場所がありました。“真実の椅子”と呼ばれる場所です。
そこに座ったら、正直になれるということです。
そこで、シウォンは、ジュニに本心を打ち明けました。ユンジェを好きだと言う事です。
でもね、打ち明けるまでも無く、既にジュニその気持ちに気付いてました。シウォン本人が気づく前に。
ユンジェもまだお前の事を好きだ、両想いだよ・・・とジュニは言いました。
シウォンはジュニに謝りました。ジュニがユンジェの事を好きだと聞いていたからです。
友達でいられれば十分だ…とジュニ。
それを、階段の上で、ユンジェが聞いていました。
ユンジェは、それで初めて、ジュニのこれまでの言葉が真実だったと知ったのです。
知らないとはいえ、ジュニのことをどれほど自分は傷つけて来たんだろうか・・・とショックだったようですね。
ここで一人、新しい登場人物が。
テウンの執刀医です。若いけど、科長を務めていて、おまけに美人。テウンの事が気に入ったようですよ。
ジュニはユンジェと一緒に住んでる部屋を出て行こうとしています。
病院の先輩医師と一緒に住む事になった・・・という理由で。
ユンジェは、それが口実だと知っていますが、何も知らないフリで、ジュニを見送ろうとしています。
ジュニは言いました。
「兄さんのためにシウォンの気持ちを受け入れないのか?」
「人に恋するって選択の問題じゃない。心の問題だ。心の赴くようにすればいい。」
ユンジェ、やっと決心出来るかな?
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