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ヨルムは、ヨンジュの事が気になって仕方がありません。
仕事中でも、つい、ちらちらとヨンジュを見てしまうし、何でもない話でも、スヨンの名前が出ただけで過剰に反応してしまうのです。
ナム代理、やっぱりスヨンとヨルムの関係を怪しいと思ってるふうです。
ここで新しい登場人物が。
空港にいるホームレスのように見えますが、何やらイヌと関りがありそうな表情をしています。
ヨルムのことも、そっと窺っているように見えます。
ヨルムが、つい愚痴を呟いたのを聞き逃さず、声をかけて来ました。
「物事がうまく運ばないのか?人の顔色ばかり窺ってるから壁にぶつかるんだ。」
どなたですか?とヨルム。
すると、知らない方が身のためだと答えましたよ、アジョッシ。
そして、親には恵まれなかったようだな・・・と。
いったい誰
心理学の研究をしてると言いましたが、ほんと
ちょいと怪しいですが、今のヨルムに助言となるような言葉もありました。
「笑っているのじゃ気持ちを隠すためだろ。本心がばれたら嫌われそうで怖いから。気持ちを隠す必要はない。意思表示したところで世の中は変わらない。好きだと言われたら受け入れて、嫌いだと言われたらお互い無視すればいい。もっと楽に生きなさい。」
スヨンは、ヤンチーム長の指示に従い、イヌにプレゼンをしました。
丁寧で且つ簡潔な説明をし、イヌの質問にも的確に答えました。
どう見ても、スヨンの方が説得力のある説明でしたね。
コ・ウンソプがランチを一緒にしようと誘いの電話をかけて来ました。
ウンソプが先に行って席を取って待っていると、周囲の話が耳に入りました。
ヨルムとスヨンが付き合っていると言う噂です。ヨルムが恐れていたように、やっぱりヨルムの方を卑下した言い方でした。
ウンソプ、案外大胆です。
噂をしているグループに歩み寄ると、誰からその話を聞いたか確かめたのです。
話してた面々は、気マズイ表情を浮かべました。
そして、とうとうコン課長の耳にも、二人の噂が入りました。
わざわざナム代理がご注進したんです。
コン課長は、ヤンチーム長にも報告しちゃいましたよ。
噂ってホント、伝わるの早いよね。人の事だと面白おかしくどんどん話してしまうもんね。
コン課長、スヨンとヨルムが話しているのを見ると、すぐにからかいました。
昨日スヨンの家に泊まったこと、今朝ヨンジュに見られたことまで。そんな詳細な話まで・・・です。
からかう方は面白いけど、言われる方は辛いです。
ヨルムは、ヨンジュが広めたと思い込みました。
で、ヨンジュのところに駆け付け、猛抗議したのです。
でも、ヨンジュには何のことやら・・・です。
ヨンジュじゃなかったのです。
ヨンジュじゃなかった・・・と呆然としてしまったヨルム。
そこにスヨンが駆け付けて来ました。
今朝二人で話した倉庫に誰かいたみたいだ・・・とスヨンが言いました。
おしまいだ・・・とヨルムはショックでした。
恐れていたことです。
イヌは、休憩室の一件の結論を出しました。
商業施設チームに使用権を与えると。
勝ち誇ったホ商業施設チーム長です。
この結果を聞き、コン課長は、スヨンに責任を押し付けるような言い方をしました。
恋愛に熱心でも、仕事では手を抜くんだな・・・とかね
それだけじゃなく、この件には全く関係の無いヨルムのこともけなしたのです。
「異動させられたなら仕事に集中すべきなのに新入社員に熱をあげるとは。」
スヨンはその時、ヨルムの言っていた言葉が現実だと気付きました。
黙ってはいられませんでした。
「そういう言い方はやめてください。」
僕の力不足だったことは認めます、ですが、そこまでです。
すると、コン課長が、だからスヨンの責任を追及しているんだと言いました。
「それなら、関係のない人を引き合いに出さず、仕事の話だけにしてください。」
上司に口答えしたと、コン課長が激怒。
ヤンチーム長が、割って入り、何とか収まりました。
「ハン・ヨルムさんは違います。僕の片思いです。僕が好きなだけです。」
きっぱりとスヨンが言いました。
ヨルムは一人倉庫の片隅で泣いていました。
スヨンからトランシーバーで連絡が入りましたが、答えません。
スヨンは、苛立ち、鍵のかかった部屋のドアノブを引きちぎってしまいましたよ。
それを、チェ保安チーム長が目撃。驚きました。
やはり、スヨンの腕には何かあると思わざるを得ません。
退社時間になった時、ナム代理に電話がかかってきました。
「無責任に噂を流すのは止めてください。さもないと、デマを流したのはあなただとばらしますよ。僕が誰か知りたかったら、イ・スヨンさんとハン・ヨルムさんに謝罪を。自分の過ちを認めて謝れば僕もあなたに正体を明かして謝ります。不愉快でしょ?他人の陰口は面白くても自分がやられると嫌なもんです。肝に銘じてください。」
ナム代理、腹が立ちました。
でも一方で不安でした。
コ・ウンソプです。
噂の火元を調べたようです。
こうやって陰でヨルムを支えているんですね。ヨルムに分かって貰えなくても。
スヨンが帰宅すると、家の前にヨルムが立っていました。
荷物を預けたままだったからです。
大丈夫ですか?とスヨンが聞きました。
「今日を丸ごと消してしまいたいです。」
と、ヨルム。分かるわ・・・そういう日あるよね
でもね、決してスヨンのせいにはしませんでした。全て自業自得だと言いました。
そして、その時になって、ヨルムの入る部屋がどこか分かったのです。
なんと、目の前のヨンジュの部屋・・・。要するに、2人部屋の同居人だったってわけ。
そんな馬鹿な・・・とヨルム。
一番今会いたくない人ですからね、ヨンジュは。
逃げようとするのを、スヨンが止めました。
ここ以外ならどこでもいいと別の部屋に行こうとするヨルム。
恥ずかしいと言いました。
「何が恥ずかしいんですか?僕が?僕があなたを好きな事が?」
と、スヨン。
「私がです。自分の事がすごく恥ずかしいからです。」
スヨンが穏やかな口調で言いました。
「この世に偶然は無いとか。どんな出来事にも理由があるそうです。今日のこともきっと理由がある筈。だから・・・。」
スヨンの言葉を遮ってヨルムが言いました。
「その言葉、なぜあなたが知ってるの?」
もしかして、私の父を知ってるんですか?
ヨルムが昔父から聞いていた言葉だったのです。
「はい。知ってます。」
やっぱり、スヨンが車いすで階段から落ちて死のうとしたのを止めたのも、イヌと二人通ってた“キツネ嫁の星”の主人も、ヨルムの父だったのです。
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