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スヨンはヨルム父の店に頻繁に通っていたようです。
平凡な食堂の店主だと思っていたら、童話作家だと後になって知ったとスヨンは言いました。そして、別れた娘のために、童話を書いていると聞いたと。
「どうしてその人が私の父だと分かったんですか?何故、黙っていたんですか?」
と、ヨルム。そりゃそーだわ。
人が偶然と呼ぶことが重なったのは、重力の様なものが作用し、その重力が自分とヨルムを引き寄せたとスヨンは感じていました。ヨルム父が言ったように、偶然などというものは無く、全てに理由があるとするならば、ヨルムとここで会うための出来事だったと。
そう説明したら、ヨルムはどこまで信じるだろうか・・・と。
ヨルム父の店に通っていたこと、死のうとしたところをヨルム父が引き留めてくれたこと、ヨルム父が娘の写真だと言ってヨルムの顔を見せてくれたこと、そして1年前、ヨルムが父の店だった“キツネ嫁の星”に現れたこと、その日の事故をスヨンが防いだこと。ヨルムが雨宿りした軒先の先客がスヨンで、スヨンの右腕にヨルムのペンダントがくっついた事・・・。
この全てがスヨンとヨルムが出会うための理由だった・・・と。
余談ですが。このシーンを最初に見た時、スヨンのセリフの意味がイマイチ理解できませんでした。記事を書きながら見返してみて、少し理解できたように思います。
今更ですが、私が書く記事の内容は、全て私の感じたことであり、これが正解とは言えません。同じものを見ても、同じ言葉を聞いても、感じ方、捉え方は人それぞれですので。まぎぃはこう思ったんだ・・・と言う程度に考えてください。
違う解釈があったら、教えていただければ嬉しいです。
ところで、スヨンの“恋した3秒”はヨルム父からヨルムの写真を見せられた時なのか、1年前に“キツネ嫁の星”で生ヨルムに初めて会った時なのか・・・。多分後者だとは思いますが、顔を覚えていたんだから、前者かもしれないとも思います。
スヨンはこの時は、これらの想いをヨルムには伝えませんでした。
ただ、長く一緒に仕事するとは思わなかったので、話す必要が無いと思ったし、ヨルムが別れた父親の話を嫌がるかもしれないと思ったからと、答えました。
まさか・・・と言う表情をしたヨルム。
ヨルムがいつも首からかけてる羅針盤のペンダント。それは父から9歳の誕生日にもらったものでした。
いつも道に迷うヨルムのために・・・。
「そんな父親を嫌う娘がいるでしょうか?」
その言葉をオジサンが聞いたら喜んだでしょう・・・とスヨン。
父の話を聞かせてほしいとヨルムが言いました。
それは今度、時間をかけて・・・とスヨン。今は、部屋に入るべきです・・・と。
勇気を振り絞ってヨルムはヨンジュの部屋のベルを鳴らしました。
そして、驚くヨンジュに何も言わさず、部屋に入って行ったのです。
何とか自分の部屋に入る事が出来て、ヨルムは一段落つきました。
スヨンから確認の電話が入りました。
ありがとうございます・・・とヨルム。父の話をしてくれて・・・と。
ヨンジュはマイペースで自分の生活を送ろうとします。
ルームメイトとはいえ、人との関わりを最低限にしたいタイプなので、ヨルムは戸惑いまくりです。
正反対の性格の二人です。
出社するとき、スヨンにヨンジュへの不満をあれこれとぶちまけるヨルム。
その時、コ・ウンソプが現れました。
一緒に出社しようと思って待ってた・・・とウンソプ。
こりゃ、スヨンへの宣戦布告かな?
ウンソプは、ヨルムへの自分の想いをやっと認識したようです。
その日も空港では様々な事件が起こりました。
ヤンチーム長から、保安検査場が混雑しているという報告があり、スヨンとヨルムが向かうことに。
老女がキムチを手荷物として持ち込もうとして止められ、検査官にキムチをぶちまけたり。
飲み物は機内に持ち込めないと言われたら、その場で飲み始めちゃって後続の客が渋滞しちゃったり。
水の件では、別の夫婦も揉めてて、要求にこたえてくれないからと、夫が係官にその水を頭からかけちゃっただけじゃなく、胸倉を掴んでの暴れように、騒動になっていました。
また、白人男性が保安審査を拒否していて、その様子が怪しいと保安チームに連絡が入ったりもしてました。この男性の周辺には怪しい男たちが監視してる様子もあります。その一人は、以前金塊を持ちだそうとさせたブローカーです。また現れました。
イヌはクォン本部長に何かの計画を勧めていますが・・・。
それに、スヨンの補装具の件も相変わらずせっついてます。
保安検査場に来たオ・デギとヨンジュは、すぐに金塊事件の時の男に気づきました。
パスポートがその時は日本の物だったのに、今回はオーストラリアの物ですし。
チェ保安チーム長は、白人男性と、オ・デギが指摘した男の二人を別室に連れていくことに。
ところが、途中で別の怪しい男2人が気を逸らしたすきに、二人とも逃走を図ったのです。
白人男性は、丁度来合わせたスヨンとヨルムの方向に逃げて来ました。
スヨンは、ヨルムを庇い、さっと右足を出して白人男性の足を引っかけました。
白人男性は、保安チーム員によって取り押さえられました。
チェ保安チーム長が、スヨンの右足を見ながら言いました。
「いつ見せてくれるんだ?」
ヨルムの前なのに・・・。敢えてかな?
「1週間の猶予をくれるといいましたよね。」
冷静にスヨンがそう言いました。
一方、ブローカーの男を追っていたのはデギとヨンジュ。
ところが、そっちは仲間の手助けもあって、逃げられてしまったのです。
ヨンジュが一旦は取り押さえたのですが、仲間がヨンジュを蹴り上げてね。そのまま男と一緒に逃げてしまったのです。
追ってくださいと叫ぶヨンジュ。
でも、デギはヨンジュの怪我の確認を優先しました。
ヨンジュは、男を追わなかったのは、女である自分を労わったためだと考え、腹が立ちました。男とか女とか関係ない職場の筈なのにと。差別したように感じたのです。
保安検査場では、客と水をかけられた検査員が胸倉を掴み合っていました。
周囲の客たちも見ているので、スヨンは検査員の腕を掴み、引き離しました。検査員のためにならないと思ったのでしょう。
客は何様って態度で、一方的に自分が被害者だと主張していました。お客様は神様って態度です
旅行する気分じゃなくなったから、費用を返せと騒ぎ始めました。
止めようとした検査員の一人がウンソプの先輩シ代理の夫でした。
この様子は監視カメラに写ってて、シ代理はリアルタイムで夫の苦労を見ていたのです。
仕事とはいえ、辛いですよね、見てる方も。
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