まったり まぎぃ

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『ドクター異邦人』14話まで

2015-02-17 08:22:26 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクター異邦人 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

電話から聞こえてきた声は、母ではありませんでした。

誰かは分かりませんが、事情をよく知ってる人物で、母は20年前、フンを迎えに韓国に帰った・・・と教えてくれました。

この番号は、いつかもしかしたらフンがかけてくるかもしれないからと、残しておいたんですね。だから、出た人も、フンだと察したってわけです。

母が韓国に帰ってる・・・と聞いたフンは、すぐに病院で会った女性が母だと気付きました。

自分のベッドに女性が抱えていたあのぬいぐるみと同じものが置かれてあったからです。

“ごめんね。母さんが悪かった”

という伝言も残していました。

女性も、息子に謝っていたのを思い出しました。

「ごめんね。母さんが悪かった。あなたの災難を知らなかったの。でも忘れないで。世界の誰よりもあなたを愛してる。ごめんね、息子よ。」

涙があふれてきました。何故こんなに女性の事が気になったのか、その理由が分かった気がしたでしょうね。

 

その時、ソクジュから電話が入りました。

「母親と会ったか?」

母さんに何をした・・・と叫ぶフン。

 

要するに、ソクジュはフンを思いのままに操るために、母親が必要だったのでしょう。ジェヒが必要だったのと同じように。

 

病院に急いだフン。

でも、会えなかったのです。

母親の姿が病院から消えていました。

ジェヒでした。

ジェヒは、フンの母親が病院に居るのを知り、その目的が何かも察せられました。で、独断で病院から連れ出したんです。

匿った先は、チョンイのところでした。一番安全だと思ったからです。

チョンイは、ジェヒが銃を持ってる姿を見ていました。だから、いくらフンの恋人だからと言って、イマイチ信用できないでいたんです。フンに母親の事を黙っていてくれと頼まれても、すぐに納得は出来ませんでした。

それでも、北が絡んでる事で、総理も裏に居ると知ってるから、フンに危険が及ぶ可能性が高いと言う事だけは理解できました。

母親を探すフンの姿を見ると、教えてあげたい気持ちはこみ上げてくるのですが、必死で耐えてます。

 

なのに・・・。ジェヒは自分の口でフンに知らせましたよ。

必死に母を探すフンを見ていられなくなったのかな。自分が説得すれば・・・という気持ちだったのかも。

だけど、フンは、ジェヒの事をこれで信じられなくなってしまったのです。

母親の存在を知ってて黙っていただけじゃなくて、今回も、母親をどこに隠したか息子の自分にも言わない・・・。

実はジェヒが全てを知ったのも、最近の事だったのです。

最初、ソクジュはやはり自分がスンヒではなく、ジェヒだと疑ってて、信用させるために身体に傷痕が無い事を見せた。それで、信用してくれて、計画の全てを話してくれた・・・とジェヒ。

韓国に来る前に、傷は整形して消してあったんだとか。

フンは、たとえ顔が変わっていても、見ぬいてくれると信じてた・・・と。

 

フンと母親を守るためにジェヒがある計画を立てていました。それを達成するためにも、今はフンと母親を会わせたくないんです。危険が及ぶのを防ぐために。

でも、フンはもうジェヒが本当にジェヒなのかも信じられなくなっていました。

計画の内容も知らず、ただ会うのを我慢してと言われても・・・。

 

ジェヒは必死にフンに言いました。

あと1カ月だけ待って・・・と。その間に、全てを終わらせるから・・・と。

 

ソクジュがオ理事長に渡した書類は、執刀が決まった病院の裏情報でした。フンを病院に戻すと言う条件で、ソクジュは渡したのです。

それを使って、結局は、ミョンウが執刀する事に決まりました。

で、フンとジェジュンのバトル再開ですよ。

最終ラウンドです。

 

フンの病院に、一人の男性患者が来ました。

一度は、ミョンウに入院治療をしていたのですが、必要な手術がお金が無いために出来ないと言う理由で、退院してしまったんだとか。

でも、病気は、相当進行していて、すぐにでも手術しなければ、男性の命の保証は無い状況でした。

フンは、戻りたくは無かったんだけど、説得に来たムン先生の小切手を治療費に充てることで、入院させました。

 

最終ラウンドの患者に、その男性を決めたフン。ジェジュンも、似たような患者にしました。

これでは、勝敗はつけられないのでは?・・・と誰もが思いました。

でも、オ理事長は、そんな心配、してませんでした。なぜなら、フンの患者には、血液凝固障害があったからです。

つまり、血液が止まらないため、フンの予定してる手術方法は使えないと知っているからです。

それを、理事長は、フンの第一助手を務めるヤン先生に、口止めしました。前もって方法を検討出来ないようにしたんです。

 

手術当日になって、それも、手術室に入ってからそれを知ったフン。

担当したミン看護師が、夫であるヤン先生の様子が変なのを見て、何かあると感じ、再検査して分かったのです。

そうじゃ無ければ、手術を始めてたでしょうね。そして、それは患者の死を意味するものだった筈。

 

フンは流石に迷いました。

で、成功率が低いと言う理由で敬遠されている方法を思いついたのです。

ヤン先生は大反対でした。家族の了解も必要でした。

その時、患者の容体が悪化。急を要する状況になりました。家族の許可を受ける時間もありません。

手術をしなくても患者は助からないのなら、手術をする・・・とフン。

手術が始まりました。

 

手術前日、フンはジェヒから計画の内容を聞き出していました。

話さないなら、自分の手をつぶして、手術出来ないようにする・・・とコンクリートを振り上げたんです。

ジェヒ・・・言うしかありませんでした。それほどフンは必死だったんです。

 

なんと・・・。

手術を受けるのは、ソクジュではなく、大統領だったんですよ

やっぱねぇ・・・。心臓の手術を受ける割に、元気過ぎると思ってたんですよ。大統領でしたか。

大統領を殺すのではなく、手術中に意識不明にさせておいて、その間、代理として政治を掌握しようと企んでいるんです。殺してしまったら、選挙が行われ、自分が又この地位に付けるとは限りませんからね。

だから、フンの腕が必要であり、ジェヒと母親はフンを操るためのネタ・・・なんです。

術後の大統領に会い、麻酔薬を注入することで、大統領をこん睡状態に陥らせるのが、ソクジュの目的なんです。

 

そして、ジェヒの計画とは、大統領に一人で会う事でした。フンが執刀医になり、自分がそのチームに入れば、会える可能性は出て来ます。

ジェヒは大統領にフンと母親、そして自分を助けてくれるなら、大統領を助けると交渉しようとしてるんです。

 

失敗すれば、殺されるのは確実。

そんな危険を何故ジェヒが?・・・とフン。

フンを愛しているから・・・。フンに危険が及ぶと言えば、従うから・・・と。

悲しいです。二人は、二重に、お互いをしばっているんですね。想いが強ければ強いほど、自分をしばって行くんです。

ジェヒは、執刀医がジェジュンであってほしいのです。フンには、医師としての真っ直ぐな道を歩いてほしいと思ってるのです。

だから、計画も話さなかったし、母親と共に、出来る限り遠ざけておきたかったのです。

 

ジェジュンは、フンの父チョルが消えたのは、北朝鮮にキム・イルソンの手術をしに行ったせいだと知りました。

でもね、その後チョルとフンの父子は、北朝鮮で優遇されていたと思い込んでいるのです。

フンを見る目が違って来ました。復讐の相手の息子だと思ったのです。

ジェジュンの母は、チョルの家を訪ねて行った時、門前で倒れて、亡くなってしまっていました。

スヒョンが、フンを想ってるのを知った上で、気持ちに蓋をしろと言いました。

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