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ドンジュは手造りの武器を持って、光海君を狙おうとしていました。
そこを見つかってしまったんですから、絶体絶命の危機です。
おまけに、従事官だと思っていた人物が王だったと知ったのですから、衝撃は大きかった・・・。
凍り付いていた時、王妃が転がるように駆けて来て、光海君に真実を教えてくれと縋りついたのです。
光海君は、必死に縋る王妃を突き放し、連れて行かせました。
ノクドゥがその直後に駆け寄ってきて、ドンジュを庇いました。
光海君は、2人は自分の知り合いだと言い、解放しました。
ドンジュが持っていた武器入れですが、ちょっと見には、小物入れになっているので、ばれませんでした。
ノクドゥは、自分は随分前から知っていたが、命令でドンジュに明かせなかったと謝りました。
親しくしていた人が、仇だったと知ったドンジュは、ショックで涙がこぼれて来ました。
どんな人なの?とノクドゥに聞きました。
「恐ろしくて、不可解で、気の毒な方だ。」
と、ノクドゥ。様々な光海君を間近で見ていますからね。一言では言えませんでした。
ホ・ユンと同じように地下牢に入れられたチョン・ユンジョ。
光海君は、息子の居所を吐けと言いました。
でも、ユンジョは決して言いません。彼もまた光海君の治世を批判し、昔自分とホ・ユンが尊敬し夢を託したいと思った王になってほしいと言ったのです。
光海君が恐れを捨てられるのであれば、死ぬのも本望だと。
光海君は、激怒し、剣を振り上げました。
でも、ユンジョがホ・ユンの姿に見えてしまったりして、錯乱気味です。
結局、意識を失って倒れてしまいました。
ノクドゥは王妃が落としたノリゲを届けに行きました。
でも、軟禁状態にある王妃は、誰とも面会は出来ない状態でしたので、そのまま帰るしかありませんでした。
王妃のノリゲの飾りは、半分に割れています。
その割れた半分を、チルソンからノクドゥは受け取っていたのです。
合わせると、二つはぴったりと合いました。
ユルムはドンジュが王と会ったと知り、無謀な行為だと責めました。
「来月までは何もするな。」
と、ユルムが言いました。彼もドンジュを死なせたくはないのです。
出来るならば、自分の計画を成功させることで、ドンジュに代わって復讐し、無駄に命を捨てるようなことをさせたくないのです。
その言葉を聞いて、ドンジュが真っ先に思ったのは、ノクドゥのこと。ノクドゥに危険が及ぶようなことを考えているのではないかとね。
ユルムは、このタイミングでノクドゥを心配する言葉など聞きたくはありませんよね。
いっそのこと、ノクドゥの正体を明かしてしまおうかとも考えたようです。が、この時はまだ話しませんでした。
ノクドゥは何としてもユルムの謀反を止めようと考えています。
それには、謀叛の証拠を掴んで光海君に訴え出るのが一番です。
で、思いついたのが、加担した者たちが署名した功臣録の存在。
完全に信頼しきっている間柄じゃありませんよね、仲間と言っても。
裏切りを止めるためにも、何か縛るものがある筈だと。
キム・スクの協力で、ムウォル団の都のアジトに隠し金庫があることを知り、功臣録はその中だと推察しました。
ファン先生にも協力を依頼。
ファン先生は、ノクドゥが王の息子だと言う事を、このタイミングで知りました。
当然、物凄く驚きました。
が、ノクドゥを大切に思う気持ちが変わることはありませんでした。
時々、へりくだった言動になってしまうのは、この時代の人なら仕方がありませんけどね。
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