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王妃は、ヨニと言う名前でした。
碧川の仇を討つため、チョ右議政に近づいたのです。
チョ右議政は、その美貌を見て、使えると思いました。
丁度その日、王を招いての宴が開かれる予定でした。
そこにヨニをチョ一族の娘と偽り侍らせ、王の気を引こうと考えたのです。
その作戦は見事成功し、王妃となったのです。
クォン尚宮を殺したチョ右議政は、王妃の部屋に乗り込みました。
開き直る王妃に、チョ右議政は言いました。
谷に隠れ住む碧川の住民を皆殺しにすると。そして、戻ってから王妃とミョンアン大君の始末をどうするか考えると。
それを聞いた王妃は、小刀でチョ右議政に襲い掛かりました。
顔に傷を負わせることは出来ましたが、そこまでです。
あっさりと、チョ右議政に抑え込まれてしまいました。
チョ右議政は、言いました。
谷に向かっているファンももろともに始末してしまわないと、王妃とミョンアン大君だけじゃなく、自分の身も危ないと。
「ソン・スチョンの息子だろうとかまわない。大君が世子になり、いずれ王位に就く。お前は王の母となるのだ。それでこそ、私が王の支配者になれる。」
王妃は絶望しました。
それでも、王妃は諦めませんでした。
こうなったら、王に全てを打ち明け、チョ一族を罰してもらおうと考えたのです。
王妃は証拠の品々をハヨン公主に託しました。
王様に渡してくれと言いました。
そして、大君を頼むと。
ファンたちは、ミョンジンとガラムと合流し、ソンオン、ジェイ、テガンの7人で碧川の住民が隠れ住む谷に向かっていました。
ソンオンが王妃から預かったファンへの“お茶”。
中に入っていたのは、例の怪しい魚の卵の入ったもの。
その卵を食べたら、人は正気を失うと言われていました。
碧川に住む魚ということで、その話を知っていたテガンは慌ててファンの手から払い落しました。
あと少しで谷というところで、テサン率いる碧川の者たちに取り囲まれました。
「刀を捨てよ。」
と、ファンは、ソンオンやテガンに言いました。
そのまま谷のアジトに連れていかれたファンたち。
ファンは、テサンたちに自分は世子だと名乗りました。
ファンを知ってる元役人や宮女もいましたので、それが嘘ではないと、民たちは知りました。
しかし、信用は出来ません。これま散々苦労して来ましたから。
マンドクやボクスンがファンたちは信頼できると言いましたが、それでも信じる者はあまりいません。
ファンは彼らが無実で盗賊でも謀叛を起こした訳でもないと、知っていると言いました。
彼らは、チョ・ウォノのあまりにも酷いやり方に反発し、その実情を王に訴えようとしたのです。
それを知ったチョ・ウォノは、彼らを捕まえて直訴状を取り上げました。
痛め付けられて、今にも死にそうになっている仲間を見ていられず、民が役所に押しかけました。
その時には、既にチョ・ウォノたちは逃げ出していたのです。
そして、自ら体を切りつけ、襲われた体を装い、碧川で謀叛が起こったと訴え出たのです。
それを口実に、自分たちの罪を闇に葬るため、チョ一族は兵を率いて、碧川の村を襲い、皆殺しを企てたというわけです。
目の前で夫のソン・スチョンを殺されたヨニは、復讐を誓ってチョ右議政に近づいたと言うわけです。
ファンは、自分がここに来たのは王の許可を得ての事だと言いました
つまり、王は事件の事も、チョ一族の罪も全て承知だということです。
民はそれでも半信半疑でした。
チョ右議政が動きました。
私兵を集め、谷に向かったのです。
この動きは、王に伝わっていました。
領議政たちと、計画通り、左議政に兵と共に動くよう指示を出すことにしました。
その時、ハヨン公主がやって来たのです。
王は、ハヨン公主が持ってきたモノを見て、王妃の覚悟を知りました。
で、すぐに王妃の元に向かったのですが、その時には既に王妃は、例の魚の卵を飲んだ後でした。
血を吐きながら、王妃は倒れました。
死んだのかと思いきや。
噂は本当でした。王妃は精神を犯され、幸せだったソン・スチョンとの思い出だけが残ってしまったのです。
王は、王妃をこれまで通り傍に置こうと考えていたのかもしれません。王妃の本来の性格は穏やかで優しい人です。だから、どれほど王は癒されて来たかわかりません。
しかし、やはり罪は処罰しなくてはなりません。
そして、何より、王妃が夫が待っているからと自由を求めているのを見て、それを叶えてやることにしました。
王宮の外に出る事は、今の王妃には辛い事ばかりが待っていると分かっています。生き残れるかどうかもわかりません。
しかし、それが罪を償うことになると王は思ったのかもしれません。
アジトをチョ右議政率いる私兵が取り囲みました。
襲い掛かろうとしたとき、チョ右議政たちに襲い掛かった者たちが。
左議政が率いる兵たちです。
「王命を受けてやって来た。」
と、左議政。
戦いになりました。
が、チョ右議政たちは抑え込まれました。
チョ右議政も、ファンとの一騎打ちの末、取り押さえられたのです。
が、最後のあがきを。
落ちていた剣を、ファン目掛けて投げつけたのです
テガンがファンの前に立ちはだかりました。
しかし、テガンの前にテサンが
剣はテサンの胸に
息を引き取る前に、テサンは言いました。
テガンのフリをして王宮にいた時、人間らしく笑えることが多かった・・・と。
ファンやジェイと触れ合う中で・・・です。
チョ一族の罪が暴かれ、チョ右議政とチョ・ウォノは死罪となりました。
ミョンアン大君は流刑となりました。
しかし、本当は、碧川の民と一緒に暮らしています。
そこに、王妃が・・・ヨニが辿り着きました。偶然です。
彷徨い歩いているうちに、辿り着いたのです。
ヨニを見て、ミョンアン大君はすぐに母だと分かりました。
2人は、碧川の民と一緒に、穏やかに暮らしていけるでしょう。
そして、ジェイとガラムも無実が証明され、晴れて無罪放免となりました。
2人は、ファンが用意してくれた家で一緒に暮らしています。
ジェイは、子供たちに読み書きを教えながら。
そして、ガラムは相変わらず、ミョンジンの研究所で一緒に楽しく働いています。
ミョンジンの両親は、口では勘当すると言いましたが、内心では、2人を認めているようですね。
ジェイは、この一連の事件の真相が明らかになり、碧川の民たちが如何に酷い目に遭って来たかを知っても、自分の家族が殺されたことを思うと、釈然としない思いでいました。
同情など、出来ませんでした。
「過ちの始まりはどこか考えて見よ。」
と、ファンは言いました。
本物の悪人は他にいるのに、被害者同士が互いにに憎み合ってはいけないと。因縁を断ち切らないと・・・と。
「悪人どもに負けないという思いで、あの人たちを許します。」
と、ジェイは言いました。
御医は、ファンの体調がイマイチなのを見て、恋煩いだと診断
周囲の者たちは皆、と~っくに気づいていました。
治す方法はたった一つ。ジェイを迎えに行くこと。
1年も経って、ようやくファンはジェイの前に現れました。
ハッピーエンドです
最終話になって、何か、バタバタと事が進みましたね。
途中が、ちょいとまどろっこしい感じがしました。
でもま、パク・ヒョンシクssiの上品な世子姿が、なかなか素敵でしたし、ジェイとの掛け合い漫才のようなセリフも楽しかったです。
ラスト、ジェイは何故か内官姿の方が似合ってるように思えて仕方がありませんでした。
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