まったり まぎぃ

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『奇跡の兄弟』9話まで

2024-09-07 21:37:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

こまごまとしたエピソードが続き、そのどれ一つを逃しても話が通じない展開です。

まとめるのが、本当に難しい作品です。

長くなってしまいますが、お許しのほどを

 

突然、ミョンソクがドンジュの家にやって来ました。

ついさっき、テマンと一緒に会ったばかりだと言うのに。

ミョンソクは、『神は死んだ』を、シン監督より先に書いたと言う証拠が欲しいのです。

シン監督の遺族が、パクリを主張しているので、反論の証拠が是非ともほしいわけです。

分かります

ドンジュが拒否するばかりなので、ミョンソクも、疑い始めています。

このまま裁判になったら、形勢が悪くなるのは目に見えています。

ドンジュは、PCのデータは削除して無いし、他にノートも作っていないから、証拠と呼べるものは無いとはっきり言いました。

ミョンソクは、その態度に、疑いを強くしたようです。

「本当にお前が書いたのか?」

一瞬の沈黙の後、ドンジュは言いました。いいや・・・と。

「稲妻が書いたんだ。稲妻が光った日に完成したから。」

呆れたように、ミョンソクは言いました。だったら、証拠を作ろうと。恥をかきたくないのです。

が、ドンジュはそれも拒否。

「いっその事、パクリ作家になる方がマシだ。」

ドンジュは、少し待てと言いました。ミョンソクが望む証拠を見せてやるからと。

そして、それは真実だと。

 

パク刑事は、ノ・ミョンナムに、27年前の事件の関係者と思われる人物の写真を見せました。

が、暗くて顔まで見えなかったと言いました。

次に、イ・ハヌルの成長した顔のモンタージュを見せました。

当時、暴行を止めようとした人物がいたようだが、それがこの人物だと思うと、パク刑事は言いました。

見覚えがありました、ノ・ミョンナム。

いつも親切に接してくれる人に似ていました。

が、知らないフリをしました。

パク刑事は、自分に本を送った理由を聞きました。

パク刑事は信用できる人だと聞いたからだとノ・ミョンナムは言いました。

「ハン・ミヌ刑事から。」

なんと、ノ・ミョンナムは死んだハン刑事と面識があったのです。

2年前、チョン・ドゥヒョンが殺された直後に会いにきたようです。

オチーム長やイ刑事、カン刑事も知らない事でした。捜査記録にも載っていなかったようです。

 

ピョン議員が、ノ・ミョンナムを脅迫と名誉棄損で訴えました。

だから、ノ・ミョンナムを引き渡すよう、別の署から刑事がやって来ました。既に、この警察署の署長と話はついていると言いました。

国会議員の権威を振りかざして、先に手を打とうと考えたのが見え見えです。

話を聞いたノ・ミョンナムは、恐怖で震え始めました。殺される・・・と。

 

オチーム長が対応している間に、イ刑事とパク刑事はノ・ミョンナムからハン刑事のことを聞きだしました。

ノ・ミョンナムは、ハン刑事が会いに来た時、自分が無実だということを話したようです。

ハン刑事も、27年前の事件の捜査に不審な物を感じていたようで、捜査会議にかける前に、話を聞きに来たと言っていました。

ノ・ミョンナムはハン刑事を信用し、自分だけが知っている事を、打ち明けたのです。

出所した後、ノ・ミョンナムはピョン議員に復讐しようと考えていまして、ずっと家の近くでチャンスを狙っていました。

するとある夜、チョン・ドゥヒョンが訪ねて来たのを目撃。

数時間後、ぐったりとしたチョン・ドゥヒョンを運び出して車に乗せるピョン議員の姿も目撃したのです。

運転者は別の人物でした。

尾行したのですが、途中で見失ってしまったと言いました。

この供述を、別室で見ているキム刑事の顔が緊張してます。

以前、ノ・ミョンナムが言っていた“防犯カメラを見ろ”と言うのは、これが理由でした。

ハン刑事も確認すると言っていたのに、翌日死んでしまったそうで。

ノ・ミョンナムは、とても警察に訴え出るなんてことが出来なくなってしまったのです。

 

この供述で、事態は一変。

ピョン議員の訴えなど吹っ飛びました。

重要な証人として、身辺保護をするとオチーム長が決定。

ピョン議員の件も、ついでに自分たちが行うと他署の刑事を帰らせました。

 

しかし、実は、ノ・ミョンナム、全てを供述したわけではないようです。

ピョン議員の車を尾行し、木に吊るされたチョン・ドゥヒョンを発見していたようです。

必死に降ろそうと試みたけど無理だったみたいですね。

それを、カイに打ち明けたようです。

すると、カイは、警察に聞かれたら、自分の言うとおりに話すようにと指示したのです。

・・・ん? となると、遺体の口に入ってた木片は、誰がいつ入れたの

 

サンは、ドンジュに話しを聞きました。事実を知っていたのに隠していた理由も。

ドンジュは気づいた経緯を話して聞かせました。

すぐに話さなかったのは、サンが記憶を失って混乱していたからだと言いました。

「兄さんから先に捜す。」

と、サン。危険な状況にあると、ドンジュ父から聞いていたからです。

パク刑事に事情を話して協力してもらうとサンは言いましたが、ドンジュは止めました。

兄さんは今も隠れているのかもしれないと言いました。そして、つい、呟いてしまったのです。

「警察への連絡は、カイを危険にするかも。」

“カイ”と言う名にサンは敏感に反応しました。

その瞬間、ドンジュは兄に何があったのか、知ってるに違いないとサンは思いました。

「隠さずに全て話して

ドンジュは、知らない方が良い事もあると誤魔化そうとしましたが、サンは引きません。

仕方なく、ドンジュは本を読めと言いました。27年前、お前の兄さんに起きた事が書いてあるからと。

サン、それでは辻褄が合わないとすぐに気づきました。

ドンジュが27年前の事実を知る筈が無いからです。だから、小説に出来る筈が無いと。

 

追求すると、ドンジュはとうとう口にしました。

「盗んだんだ。お前のカバンの中にあった原稿を。」

一旦話し始めると、ずっと吐き出したいのに出来なかった事が、ドンジュの口からこぼれ落ちるように後悔や弁解、苦しみ等々の言葉と共に出て来ました。

小説のうち、1部はカイが、しかし2部はドンジュが書いたと言いました。

どうしても、カイが殺人を犯した事はサンに隠し通したかったのです。

と言う事は、2部に復讐が書かれているんですね。それも本当は、カイが書いたの

サンは、結局、全てを読みました。

 

翌朝、ドンジュが目を覚ました時、既にサンの姿はありませんでした。

連絡も取れません。

ドンジュは心配ではありますが、カイとの約束を優先しました。

“文学ベストセラーコーナー 明日の3時に カイ”と言うメモの。

 

カイは、ちゃんと現れました。

「カバンは今までお前が保管を?」

と、カイ。

「カンサンが持って来ました。」

その答え、カイも予想していませんでした。驚き、立ち尽くしていました。

 

「カンサンは今僕と一緒にいます。」

と、ドンジュ。

カイは、弟が生きているとは思っていなかったようで、驚愕の表情を浮かべました。

その上、1995年の姿でいると言われても、混乱するばかりです。

タイムスリップなんて・・・ねぇ。信じられないのが当然です。

 

ドンジュは、復讐などやめて、サンと一緒に遠くに行って穏やかに暮らしてほしいと言いました。

小説の印税等の収入は全て渡すからと。

カイは、小説の盗用をばらす気は最初からありませんでした。

ドンジュに連絡したのは、その選択によってドンジュ自身を危険にしたと言う事を言いたかっただけなのです。

恩のある人の息子ですからね、ドンジュは。

ただ、サンの話は、信じられません。

 

「ビデオテープは持ってるか?」

と、カイ。

しかし、最初から無かったとドンジュが言うと、カイは信じられない表情になりました。

「そのせいで父が死んだのに、嘘など言わない

と、ドンジュは叫びました。

カイは、ビデオテープを探すなと言いました。もうドンジュと会う事も無いと。

危険な事から手を引けと言う事ですね。

が、ドンジュは、カイの復讐のやり方を非難しました。

どんな理由があろうと、殺人は正当化できないとね。

だったら、何故通報しなかった・・・と、カイ。

「殺人犯だと知りながら通報しなかったのは、私のためじゃなく、お前自身のためだ。非難はしない。自分の選んだ道の代価は結局自分が払うものだから。お前も私も。」

そして言いました、すまない、ドンジュ・・・と。

 

行こうとしたカイの腕を取って引き留めたドンジュ。

「カンサンの話は事実です。僕と暮らしていて、兄さんを探してます。」

すると、カイが言いました。

「お前は私がイ・ハヌルだと確信を持てるのか?」

ですよね、ドンジュ。

別人だなんて、考えた事無かったドンジュです。

 

この直後、ドンジュがシン監督のシナリオをパクったと言う記事がネットに流れました。

カイの言う“代価”を払う時が来たかと、ドンジュは感じたでしょうね。

しかし、ミョンソクには、はっきりと言いました。

「これは確かに創作物だ。これが俺の公式意見だ。」

 

ピョン議員の家の近くの防犯カメラの映像を調べようとしていたイ刑事とパク刑事。

ところが、映像の原本は、ハン刑事より先に来た刑事に渡したと区役所職員は言いました。

それは区長からの指示だったと。

でも、原本を渡せと言う指示に釈然としなかった女性職員は、こっそりと映像をUSBにコピーしておいたんだそうで。で、そのUSBをハン刑事に渡したそうです。

その作業の過程で、女性職員は映像の中身を見たと言いました。

イ刑事はパク刑事と顔を見合わせて満足そうに頷きました。

 

サンは、湖のほとりにいました。

そして、打ち上げられたドラム缶の中の死体を発見していたのです

ふと手を伸ばしたサンの脳裏に、またシーンが浮かびました。

手に十字架の入れ墨をしてる人物が、被害者を背後から刺すシーンです。

サイン会の後、ドンジュに話しかけた男ですね、きっと。サンを追いかけて目の前で消えたのを目撃した人物。

 

通報を受けて、オチーム長たちがやって来ました。

ドラム缶の中から、ハヌルの学生証が見つかりました。

 

サンは、パク刑事に、ふと見えたシーンのことを話しました。

が、パク刑事は、またおかしなことを言っていると、信じられません。

イ刑事は、サンの顔に見覚えがある気がしました。が、思いだせません。

 

カイは療養所のようなところに、“父”を訪ねて行きました。

“チャングン”と名乗っています。

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