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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ライフ(原題)』8話まで

2019-09-30 16:03:50 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

スンヒョは次の手を打っています。

QL電子と言う会社と業務提携しようと考えたのです。

QL電子が持つ携帯電話に入れるヘルスアプリを共同開発しようと言うことです。

そのアプリを入れた携帯を持つことで、血圧等の個人情報がサングク大学病院に送られて来ると言う内容です。

しかし、相手もなかなかのやり手のようで、そう簡単に話に乗って来ません。

サングク大学病院にだけ儲けが集まるのではないかと皮肉をたっぷり。

おまけに、チョ会長にまで皮肉を言ったようで、チョ会長はスンヒョにイライラをぶつけました。ま、これはいつもの事ですから、スンヒョも慣れたもんですが。

 

スンヒョは、一度上手く行かなかったからと言って諦める人間じゃありません。

必ず契約して見せますとチョ会長に言いました。

チョ会長もスンヒョの能力は買っています。信じてはいないようですが。

会長室から出てきたスンヒョの顔色を心配そうに見つめるカン秘書に、苦笑して見せました。

 

ジヌとソヌを見送ったノウル。

病棟に戻ろうとしたとき、スンヒョが偶然病院に戻って来たのを見ました。

エレベーターで沈黙が続いた時、突然ノウルが話し始めました。

スイスのある町で・・・と。

脈絡の無い話が始まったので、スンヒョは面くらいました。ところが、ノウルはスンヒョに質問を振っておいて、その答えを言わずにエレベーターから降りて行きました。

気になったスンヒョが呼び止めて答えを聞こうとすると、また別の話を始めるノウル。

スンヒョは、おいおい・・・と言う表情。

結局、スンヒョはまたノウルに病院内を案内される状況になってしまいました。

 

またかよ・・・、忙しいのに・・・と言う言葉が聞こえそうな表情でしたが、結局は案外楽しめてしまうんですよ、それが。

好奇心旺盛なんでしょうね、元々スンヒョは。

でも、スンヒョには病院の隠された部分を知るのに役立っています。オ神経外科長が時間を割いて専攻医に授業をしているのも知りましたし、知らなかった設備を備えた手術室も見ましたし。病院の費用の中の不可避な無駄も知りました。

ノウルが面白そうに言いました。

癖ですか?と。

スンヒョ、集中すると、口を尖らせてしまうんです。これまでも何度かそういうシーンありました。

そんなことは無いと、スンヒョは言いましたけど。可愛い

 

ソヌ・チャンは、何度も脳死状態の少女の元を訪れて、父親を説得しようとしていました。

済みません、私が死神のように思えるでしょうね・・・と、ソヌ・チャン。

「罵ってください。でも、この仕事をしていて、目が見えるようになった方や死にそうな方が蘇るのを見ました。だからなのか、簡単に諦められません。」

そしてある日、とうとう両親は承諾書にサインしたのです。

 

ソヌが調査で苦労してはいないかとジヌは気になっていました。

副院長は、部下に対して常に暴力的です。自分が殴られたり向こう脛を蹴られたりしたことを考えると、ソヌに対しても何かするかもしれないと思ったのです。

何かされたら言え・・・とソヌに言いました。

まさか・・・と言いかけたソヌは、兄が経験したからこその忠告だと察したのです。

ソヌは珍しく怒りました。

徹底的にやってやる!と。

 

休日、ジヌが自宅の掃除をしていると、セグル21の記者ソヒョンから連絡が入りました。医療記録の意味が分からなくて・・・と。

病院のカフェで会う約束をし、うきうきしながら出掛けたジヌ。

ソヌからの電話に駆け出しました。

「見つけた。」

何を?

 

副院長が呼び出されました。

行った先に彼を待っていたのは、ソヌとジヌ、スンヒョ、カン秘書、そして副院長の部下の医師二人。

ソヌが指摘したのは、手術ロボットに関連した違法行為。

医療機器メーカーのハン・ミンギュと言う人物と副院長は親交がありました。ハン・ミンギュは無免許で手術を行い、逮捕されていました。それが3月。

2月に副院長は二つの手術室で同時に手術を行ったという記録がありました。その一つの手術室には手術ロボットがあったのです。

誰が?とソヌが聞きました。

ロボットを熟知している者が使った!と、副院長は大声を挙げました。

後はもう、何を言っても言い訳にしか聞こえません。

ほったらかしにしたくせに!と、ソヌが大声で言いました。

副院長は無免許の人に任せて手術室を出ていったのです。それを監視カメラの映像で確認したのでしょう。

 

副院長は激昂し、ソヌに怒りをぶつけました。

全く本筋とは無関係に、ソヌを医者として不適格だと貶めたのです。

その言葉でソヌは知りました。自分が研修医になるのを強固に反対していた教授がいたと聞いていたのですが、それが副院長に他ならないと。

だから、他の病院に移って研修したのです。 

 

何も知らなかったジヌ。怒りが込み上げて来ました。

思わず詰め寄りそうになるのを、ソヌが手を取って止めました。

「関係ない、お前は誰よりも頑張っていた。座りっぱなしで足の甲に血が溜まって、その血を何度も抜いてやったよな。俺が分かっていればいい。他人はどうだって。」

しっかりとソヌの手を握りました。

 

スンヒョはジヌとソヌの堂々とした態度を見つめていました。

そして、副院長の行為、今の言動を本当に情けなく思ったようです。眉をひそめていました。

冷静にスンヒョは副院長の部下に聞きました。

本当に無免許の者が手術を行ったんですか?と。

二人の医師は答えられず、うつむくだけでした。それが答えです。

 

この様子を、偶然通りかかったチュ胸部外科長とノウル、チェ医師が全て目撃しました。

ノウルは涙がこぼれました。

 

怒った副院長が部屋を出ていった後を、ジヌが追いました。

副院長を無理矢理押さえつけ、静かに言いました。

もう一度言ってみろ、一生追い続けてやる、弟を責めるな、殺すぞ

静かな声だけに、副院長は心底恐怖を感じたようです。

 

結局、ジヌはソヒョンとの待ち合わせをすっぽかした事になりました。

既に、ソヒョンの姿はカフェにはありませんでした。

後悔しきりです。

 

この一件、詳細はどうか分かりませんが、副院長が苦境に陥ったことは事実だと噂されました。

イがんセンター長も、巻き返しを図ろうと考え始めたようですし、オ神経外科長も院長選に名乗りを上げても良いかも・・・と言う雰囲気です。

 

ソヌがノウルの病棟にやって来ました。

ノウルは気になっていたことをソヌに聞きました。

チュ胸部外科長とソヌが知り合いなのかと言うことです。

と言うのは、さっきの騒動の時、ノウルが思わず乗り込もうとしたのを、チュ胸部外科長が止めたのですが。その時、チュ胸部外科長が言ったのです。

「これはイェ先生の戦いだ。手出しするな。」

と。

最初はジヌの事かと思ったけど、あれはジヌの戦いじゃない・・・と、ノウル。

 

ソヌはそれには答えず、ノウルに向き直って言いました。

「ノウルさん、僕はあなたが好きだ。」

私も・・・と、ノウルが笑顔で言うと、

「好きな人に好きだと言うことができる平凡な男として告白させてほしい。」

                           

ソヌはチュ胸部外科長と顔見知りです。

何か、ジヌには秘密にしていることがあるようで。

ソヌの体調に関わることのようです。


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『ライフ(原題)』7話まで

2019-09-30 12:38:51 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

スンヒョ、やっぱりノウルの事が心に住みついたようです。

自分でも意識しているのかどうかは分かりませんが、ついつい目で姿を追ってしまったりしてますもんね。ノウルの存在は、他の人とは完全に違う意味を持ち始めているようです。

だからこそ、ジヌとの仲が気になったりするんです。

ノウルが自分に話しかけたと誤解するほど、ノウルに対してだけは自意識過剰になっています。そんな自分に気づいて、苦笑してますが。この瞬間の表情が上手い!

 

スンヒョの犬好きがよくわかりますね。

参加してるのは、やはり各科の若手が多く、副院長とイがんセンター長などはどー見ても印象をよくするためのお付き合いレベルです。

若手はきっと上司から押し付けられたのでしょう。

 

ボランティアが終わり、食事会となりました。

が、スンヒョは乾杯だけして、すぐに席を立ちました。あとはご自由に・・・と。

気を使わなくて済みますから、若手にはありがたい事です。ただ、スンヒョより副院長たちの方が苦手という者もいましてね。

副院長は若手スタッフに機嫌よくお酒をついで回りました。まるで選挙活動です。

イがんセンター長は、それを醒めた目で見ていました。

 

他の人より少し早く帰ろうとしたノウル。

ふと、犬たちが気になって保護センターに戻りました。

そしたら、そこにいたのは先に帰った筈のスンヒョ。

足を脱臼してる犬を検査しようと預かりに来ていたのです。

また意外な面を見た気がしたノウルでした。

 

ノウルは、3科の移動を考え直してくれたことに感謝しました。

そして、聞きたい事があると言いました。

投薬ミスのことを初めから遺族に伝えようとしていたのかということ。そして、健康食品を押し付けて自分たちが反発したら端末を用意したのは会社だと恩を売る気だったのかということ。

そんなに重要なこと?とスンヒョが聞くと、

「ええ、とっても。社長の人柄を知ることができます。」

と、ノウル。そして続けました。

「社長のような人が必要です。ずっと病院にいてほしいと思ってます。投げ出さないでください。」

スンヒョはその言葉の意味がイマイチ分かりませんでした。自分の交代を心配してる訳でもないだろうし・・・と。

「自分から動くべきです。病院に必要な存在になれるよう努力を。出来ることはたくさんあります。まだ分かりません。希望を持っても良い人なのか、潰しに来た人なのか。」

スンヒョは、自分の仕事をするだけだと言いました。誰かに何かしようとは思っていないと。

「企業家でしょ。私たちが人の命をつなぐ医師になりたいように企業家にも叶えたい事があるかと。」

スンヒョは、目を覚まされた気がしたかもしれません。ノウルは他の人とは違った見方をするし、他の人より純粋に真っ直ぐに要点を突いてくる気がします。

 

スンヒョは動物医療センターの構想を持っていることを発表しました。それと同時に、病院の給与体系を見直すと言うことも。

医療ミスは決して看過しないとし、インセンティブを取り入れるために、業績考課制度を改編しました。

職員たちは、皆、反対しながらもそれに流されつつありました。

ノウルは、スンヒョがますます分からなくなりました。

 

ジヌは、インセンティブが億単位になるかもしれないと言うチュ胸部外科長の話を聞いて、副院長とイがんセンター長の話を思い出しました。

小耳に挟んだ時は、その意味がわからなかったのですが、億単位というのは、インセンティブの事だったのかと思い当たったのです。

彼らはその恩恵を受ける立場なんだとジヌは思いました。

 

そんなとき、突然病院の保険審査室に審査評価院から現地調査の命令書が届きました。

副院長の診療行為が適切性に欠ける疑いがあると言うのです。

知らせを受けた副院長は激怒し、審査評価院に乗り込みました。

いったい私を誰だと思ってる!と、噛みつかんばかりの勢いです。

名指しで過剰治療を抗議してきた者がいると聞き、それは誰なのかと問いました。

前もって言ってくれればいいだろう!なんてね。

おまけに、つい、口に出ちゃった。院長になる直前なのに・・・と。

これが本音ですね。

告げ口したのは、病院内部の者かもしれないぞと言われ、俄然、周囲が気になり始めた副院長でした。思い当たる人はたくさんいました。オ神経外科長、スンヒョ、イがんセンター長等々。

 

やって来たのは、ソヌ。本来は、家族が審査対象の病院にいる場合は担当を変えて貰えるのですが、たまたま他に調査員がいなくて、ソヌが来ることになったのです。

 

臓器移植コーディネーターのソヌ・チャンは脳死となったある少女の父親に臓器移植についての申し入れをしていました。

頭では分かっていても、なかなか心が納得できない状況に父親はありました。

母親は理解を示しているようですが・・・。

やはり苦労しますよね、この仕事も。

少女の伯父だという男が、いきなりソヌ・チャンに掴みかかって来ました。酔っぱらっての事のようですが、彼もまた怒りのぶつけどころが分からなかったのかもしれません。

 

ソヌ・チャンも、その辺のところは理解しているようです。だから、事を荒立てるようなことはしませんでした。

ただ、やりきれない思いを抱いた事は確かでしょう。

そんなとき、スンヒョが彼を呼び出しました。

審査院について知りたかったようです。

それと、審査院のソヌや彼の兄ジヌについても。でも、私の目から見ると、ノウルがジヌと付き合っているかどうかって事が一番知りたかった事に見えますけどね。

それにしても、屋上なんて、人目につくところで親しげに話し合うのは、誰かに見られたらソヌ・チャンの立場が悪くなるんじゃないでしょうか?何か、物音がしてましたけど・・・。

 

ソヌは整形外科にいきましたが、資料を渡してはもらえませんでした。それどころか、医師には上から目線で対等な扱いをしてはもらえません。

そこに、カン秘書がやってきて、丁重にソヌに相対しました。偉そうに言ってた医師や看護師が恥ずかしくなるくらいの丁重さです。

カン秘書が案内したのは構造調整室。そこで作業をして貰おうと言うことです。

スンヒョがやって来て、ソヌに審査の内容について質問しました。

どうも、副院長の診療については10年も前から審査対象となっていたようです。それだけ抗議が多く寄せられているということですね。

事情を聞いたスンヒョは資料を全て開示するとソヌに言いました。

 

副院長は審査院に告げ口をしたのはジヌだと確信しました。

で、ジヌを呼び出して怒りをぶつけました。

ジヌがいくら否定しても、信じませんでした。弟のソヌが調査に来たのがその証拠だと。

亡き院長の復讐だとも思ったようです。だから、ジヌしかいないと。

それにしても、あんな暴力ふるって良いの?

部下としては、耐えるしか無いなんて。

 

そこに、審査院の知り合いから電話が入りました。

副院長がTVで大勢を手術したと言っていたのを聞いて、過剰診療に違いないと連絡が入ったらしいと。ソヌは担当の専門医が彼しかいなかったから派遣されたんだと。

ジヌじゃなかった・・・と、副院長が後悔しても、もうやったことは取り消せません。

 

でもね、ジヌだったのです、投稿したのは。

ソヌはそれをジヌ本人から打ち明けられていました。ソヌが担当となる筈がないと、思ったからです。知らないフリをしていてくれと。

不必要な手術を多くの人にするなんて人間が、院長になってはいけないとジヌは思ったのです。 


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