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ボイス2 ~112の奇跡~ DVD-BOX2 |
イ・ジヌク,イ・ハナ,クォン・ユル,アン・セハ,ソン・ウンソ | |
エスピーオー |
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地下鉄事件の犯人カン・ドゥウォンは、最初、ドッキの誘いに乗らず、何も話しませんでした。
でも、このままでは、すべての罪を一人で被ることになると言われ、焦ったようです。少しずつ話し始めました。
カン・ドゥウォンはアルバイトを首になり、苛立っているとき、いつも覗くサイトに愚痴を書き込みました。
すると、“採取家”と言うIDの人物が接触してきました。
そして宅配で爆弾が取り付けられたベストが送られて来たのです。その使用法はサイトにアップされた動画で見ることが出来ました。
乗り込む日、路線、号車番号まで指定してありました。
ト刑事はドッキの報告を受け、事件の監視カメラの映像をチェックしました。
何か手がかりがあるかもしれないと思ったのです。
すると、駅のホームにポスターなのか何なのか、書かれていたのです。
『始まりはここから 全てここから始まる』
これも、計画の内なのでしょうか。ト刑事にも判断できません。
そして、カン・ドゥウォンは、その動画の中で、警官の帽子を見たと話したのです。係長クラスの紋章がついていたようです。
プンサン署の強行犯係だとすると、それは、ナ刑事ということになります。
まさか・・・です。弟を殺すなんてこと、考えられません。
体格も違う・・・と、グォンジュが言うと、共犯者がいるに違いないとト刑事は言いました。
チン・ソユルが調べると、“採取家”のIPアドレスは“ヘラクレス”、“フェイクスコーピオン”と、相手によってIDを使い回していたことが判明。
そして、そのIPはプンサン署の強行犯係のモノだと分かったのです。
ナ係長のアリバイを調べてみると、事件の日・・・あれはチャンチーム長の事件かな?、私用で半休を取って遅れて現場に来たようです。
また、もう一つ明らかになったのは、3年前殺されたナ刑事は異母兄弟だったのです。ナ係長の父親がナ刑事の母親と駆け落ちしたんだとか。複雑な家庭環境のようで、現在相続争いが起こっているんだとか。
3年前の事件のときのアリバイも調べるようグォンジュが指示を出した時、ト刑事が言いました。
「その日も半休を取っていた。」
今すぐナ係長から話を聞こうと言うグォンジュ。
でも、ト刑事は意外に冷静でした。心証だけではダメだ、確固たる証拠をつかまなくては・・・と。
その時、グォンジュは思いだしました。
ついさっきナ係長が電話で“採取家”という単語を口にしていたのを聞いたことを。
行き先も耳にしていたので、すぐさま行ったのですが、既にナ係長と、そして待ち合わせした人物の姿はありませんでした。
グォンジュがナ係長のことを調べさせたものだから、チン・ソユルもナ係長が怪しいと思い始めました。
調査結果が、また、疑いを持たれても仕方が無いような内容でしたからね。
チン・ソユルは、警察幹部を査察するためのサイトがあればもっと簡単に詳細に調べられるのに・・・とウンスに愚痴りました。
そのサイトは、以前の政権時に作られたのですが、その後は違法な査察に使用されるという理由で削除されつつありました。
ウンスは止めたのですが、チン・ソユルは独断で使用してナ係長について詳細に調べあげたのです。
ところがですよ。あっという間に情報科の知るところとなり、取り調べを受ける羽目になってしまったのです。
知らせを受けたナ係長も良い気はしません。
チン・ソユルは、ト刑事とナ係長との仲が悪いので何とか誤解を解こうとして・・・と、誤魔化そうとしました。
ところが、そんな理由、ナ係長が信じる筈はありません。
そこに、グォンジュが飛び込んで来ました。自分の指示だと言って。
グォンジュは正直に言いました。
ナ係長を疑っていると。
これまで得た証言や事実をぶつけ、ナ係長の返答を待ちました。
でもね、アリバイはあったのです。チン・ソユルが見たサイトには書かれていたのですが、ソユルがグォンジュに報告する暇が無かったのです。
なんと、ナ係長は交際している女性の家にいたのです。
警察内部に通じているパン・ジェスが、それらを使ってグォンジュとト刑事を手玉にとった・・・と言うことでした。
この一連の騒動に関しても、ジェスは全て盗聴していました。
怖いくらいに情報網を張り巡らせています。
そんなジェスが街角でグォンジュと会いました。
その直前、グォンジュは誰かの声を耳にしていました。
“耳を狙え”
驚いて店から出たところにバイクが来たので、思わず持っていたお弁当を落としてしまったのです。
それを拾ってくれたのが、ジェスでした。
グォンジュの胸の名札を見て、さも嬉しそうに声をかけましたよ。
ゴールデンタイムチームは素晴らしい・・・とか何とか。
そして自分は海洋警察に勤務していると言いました。
グォンジュは、ジェスのことをどう思ったでしょう。不審な印象は無かったのでしょうか。
ところで、ト刑事は何か病気をもっているようです。
ナ刑事は、以前、兄のナ係長に話していました。ト刑事の体調が心配だと。
自分のした事を覚えていない時があるんだとか。
その頃から、ナ係長はト刑事のことを嫌っていたようです。何故なのかは分かりません。
ナ刑事は、兄がト刑事を目の敵にしているのが理解できませんでしたし、嫌でした。
そんな話をしたすぐ後に、あの事件が起こったのです。ナ刑事が残虐に殺害されると言う。
ナ係長の嘆きかたを見ると、やはり彼が犯人の一味だとは思えません。
ナ係長は、ト刑事の中に殺人者特有の殺気を感じてるようです。だから、弟のナ刑事に関わってほしくなかったのです。
112に通報が入りまた。
ネットでオカルト現象の生配信している“コ・ダビデ”と言う男が何者かに生配信中に襲われたようだと、視聴者からの通報でした。
これまではヤラセだと見え見えの配信だったのですが、その夜は違っていました。
グォンジュの耳にも恐怖の悲鳴が真実だと感じられました。
出動チームが現場に駆けつけてみると、コ・ダビデ本人は見つかりましたが、カメラ担当の男の姿は消えていました。
現場には血痕もありました。
ダビデを保護し、一人地下室でカメラマンの男を探していたト刑事。
何かを見つけたようです。
その頃、もう一つの通報が入って来ました。
タクシー運転手からでした。
でも、通報した直後、悲鳴が聞こえて来たのです!
雨の降る深夜の道を歩いている女性を見つけたタクシー運転手は、親切心から声をかけたのですが、直後に襲われてしまったのです。
きゃぁ~!ですよ。
怖いわ~っ