魔女の法廷 DVD-SET2 | |
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検察の中にも、ガプスの息のかかった者はたくさんいました。
オ部長検事は勿論、その上の地検長もそうでした。
ミン弁護士と同じく不正を断じて許せないと考えているソン次長検事は、矢面に立たされている状況でした。
今回の、キングダムの家宅捜索が空振りに終わった事の責任を、地検長はソン次長検事に取らせようとしました。
でも、ヨ検事が、それを引き受けたのです。下っ端の自分が責任を取るべきだと。
ソン次長検事には、すべきことがあるのですから・・・とヨ検事は言いました。
そして、3か月の停職処分を受けたのです。
だからと言って、休んでいるヨ検事じゃありません。
たっぷりある時間を、ガプスの罪を暴くための捜査に費やしたのです。自由に動けますからね。
ガプスの妻アン・ソリムは、イドゥムの指示で薬を中止したことで、意識が徐々に回復してきているようです。
ガプス逮捕の保険だ・・・とイドゥムはヨ検事に言いました。
他の証拠で万が一効果がない時のため・・・ってことですね。
ミノが、イドゥムを呼び出しました。
兄ぺク室長の手帳の最後の部分を見せました。
“弟を救うために犯行映像をもらいにチョ・ガプスと会う。最後にならなければ良いが”と書かれていました。
手帳には、20年間にわたるガプスの指示が詳細に書かれていたそうです。
でも、イドゥムにはまだ渡せないと言いました。
まずは、ぺク室長の死の謎を解明したら渡すと言いました。他殺だ・・・と。
ミン弁護士の事務所が荒らされました。
ガプス関連の資料が全て盗まれてしまいました。勿論、ガプスの指示ですわな。
ぺク室長の亡きあと、新しく裏の仕事をするようになったのは、パク・チョリョンという男でした。
ガプスはそれらをすべて焼き払いました。
ミン弁護士、イドゥム、ヨ検事は、いっそう気を引き締めました。
検察内部はこのまま終結させてしまおうと言う雰囲気が主流を占めていて、特別検察の組織を編成する動きは無視されています。
何か、強烈な一発がほしい・・・とイドゥムは言いました。
特検を任命する大義名分となるモノが必要でした。
それは手帳しかありません。
と言う事は、まずはぺク室長の事件を捜査し直すことが先決でした。
イドゥムとヨ検事は、ヨ検事が集めた資料をもとに、事件を再捜査し始めました。
そこで、一つヒントを見つけました。
ぺク室長が、遺書を書くのに使ったペンと、証拠保存されているペンとが違っていると言う事です。
現場にあったペンを誰かがすり替えたと言う事しか考えられません。
それは、以前、ヨ検事がぺク室長について問い合わせた刑事が隠し持っていました。刑事は、ぺク室長に恩を受けて来た人物で、ぺク室長が自殺したなんて信じられなかったのです。
それに、現場にかけつけたら、担当署の刑事たちは捜査意欲も見られず、早々に自殺として処理したがってる様子が感じられ、不審を抱いたので、密かにすり替えたのです。他殺の証拠になるかもしれないと思ったのです。
ペンからは、二人の指紋が検出されていました。
今回の一件で、韓国大総長は、学生からも猛抗議を受けるし散々な目に遭っていました。
自分だけが責任をかぶるなんて我慢ならないと、検察にガプスの事も訴えたようですが、全く相手にされないんですね。検察もガプスの息がかかっていますからね。
で、とうとう、市庁に怒鳴りこんで来ました。
勿論、ガプスには冷たく突き放されてしまいましたし、警備員につまみ出されてしまいましたよ。
ガプスはいらいらしました。
そんな時、ふと思い出したのです。
彼らとゴルフに行った時に見かけた女性を。
イドゥムの母親に似ていたと。
ぺク室長の手帳を読み返してみました。
そこで分かったのです。ぺク室長は、自分の手でイドゥム母を殺す事が出来ず、看護師長に薬物を注射させたということが。
つまり、生きている可能性があるということです。
すぐに、看護師長を探すよう手配しましたよ。
そしたら、あっという間に居所を掴む事が出来ましたよ。
始末しろ・・・ガプスは即決しました。
その時、多分看護師長は、死んだと見せかけ、イドゥム母を匿ったのでしょう。
そして今回も、イドゥム母の手を引っ張って病院から逃げ出しましたよ。
危険が迫ったと気付いたようです。
イドゥムとヨ検事はミノを訪ねました。
ぺク室長殺害の罪では、重い罰は望めません。一生刑務所に閉じ込めておくためには、特検の任命が必要だといいました。
私たちと組みましょう・・・とイドゥム。
今度こそガプスを捕まえる・・・と。
手帳がもう一つあると言う情報が、ガプスにもたらされました。
一体誰が知らせたの
その頃、イドゥムは、特別検事補として記者会見の場に立っていました。