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物語が動き始めました。
ホ弁護士の元に、ぺク室長の弟ミノが配置されました。
まだ学生ですが、インターンとして働く事になったのです。
ホ弁護士、なんとな~く、ミノの調子の良さが気に入らない感じです。確かに、真面目そうには見えませんもんね。
イドゥムは、スアと話をするにつれ、お互いの境遇が似ていると感じました。両親がいなくて、恵まれない生活をしてきたってことですね。
でも、スアにはまだ祖母がいます。
イドゥムに比べると、愛し庇ってくれる存在がいるだけで恵まれていたと言えましょう。
イドゥムは、そんな状況でも、必死に頑張って今の地位を掴んだのです。スアの泣きごとを聞き入れて同情するつもりはありませんでした。
ただ、やはり憐れみを感じるのです。口ではキツイ事を言うけど、靴下を買ってあげたりしました。
ヨ検事は、自分が昔、キム・ミジョンを探しに警察を訪ねた時、携帯に診療記録を入力していた事を思い出しました。
ところが、ここからヨ検事は、自分の母親コ院長の言動に不審な点を見つけてしまうに至ったのです。
昔の古い携帯に残されていた診療記録をもとに、ク係長に住民番号から、情報を検索してもらったら、全く別人に行きあたってしまいました。
番号が違っていたってことです。
住民番号が違うのに、コ院長は入院させて治療していた・・・ということになります。あり得ない事です。
もしかしたら、イドゥムの母親だったのではないかと思ったのかもしれません。
イドゥムのお見舞いに行った時の監視カメラの映像をチェックしました。・・・これは何故?何か、気にかかる点があったのかしら?
見落としたかもしれません。
とにかく、監視カメラの映像から、自分と別れた直後に同じエレベーターに乗っていたぺク室長から、名刺を受け取っている姿を見てしまったのです。
まだこの時点ではぺク室長の正体を知りませんが、母のコ院長は相手を知っていたということになります。
疑いは膨らみました。
さりげなく母に話をしました。
キム・ミジョンの診療記録を見つけた・・・と。住民番号は別人のモノだった・・・と。
「母さんが知ってるキム・ミジョンさんは、実はキム・ミジョンさんじゃないかもしれない。僕に何か言う事は?」
おそるおそる聞いたと言う感じです。
情報が違っているのは、当時PCが古くて何度も故障したから手作業で入力したのを知ってるでしょ?多分手違いよ・・・とコ院長。
ヨ検事には、それが嘘だと察せられたようです。母を信じたいけど、元精神科医の彼はその言葉が嘘だと思えたのでしょう。
部屋に落ちていたぺク室長の名刺を見せても、患者の保護者だと言いました。
泣きだしそうなヨ検事です。
嘘の上塗りだと感じたのでしょう。
1年前、検事に任命された時、母コ院長はヨ検事に言いました。
「あなたは良い検事になるわ。被害者に寄り添い真実を明らかにする検事にね。」
母に似た事を、ずっと誇りに思って来たヨ検事です。それが今崩れそうです。
チョ・ガプスは、上機嫌でヒョンジェホテルに向かいました。
で、ごく一部の人間しか入れない部屋に行こうとしたら、エレベーターの中にテギュが。
ガプスは、テギュの出入りを許可してはいなかったようです。
でも、テギュとすると、自分の父親のホテルなんだから、何か文句ある?・・・てな感じ。逆玉の輿であるガプスに言われたくないってことですね。
ガプス、そんな態度許す筈がありません。
思いっきり殴りつけました。
で、出入りを禁止したのですが・・・。
腹の虫がおさまらないテギュは、ミノを呼び出しましたよ。
そして、いつものように女性を呼びましたよ。
ところが、来た女性2人の内の一人が、スアだったんです。
なんと、スア、手術したばかりだと言うのに、斡旋業者“通称ウナギ”によって、祖母にばらすと脅されて呼び出されてしまっていたのです。
そこで事件が起りました。
イドゥムに旧友セナの父から連絡が入りました。警官だった人です。
セナ父は、一通の名刺を差し出しました。その人物がイドゥムの母を探していた・・・と。
『ミン・ジスク』
ミン部長検事です。
情報提供者だと言っていたようです。
イドゥムは、すぐにミン部長検事の元に走りました。
そこでイドゥムは、とうとう知ってしまったのです。
ミン部長検事の部屋には、チョ・ガプスを中心とした関係図があったのです。中に、母の顔もありました。
ミン部長検事も驚きました。こんな因縁があるなんて・・・ですよね。
ミン部長検事は、ヒョンジェ工場女性労組員性的暴行事件について話しました。
イドゥム母は、唯一所在が分からなかった被害者だったのです。
そして、被害者の一人が自殺し、ガプスが無罪となった翌日、情報を提供すると言う電話が入った。それはイドゥム母だと自分は信じている・・・と言いました。
ところが、待ち合わせ場所で、会ったのはガプスで、イドゥム母とは結局会えなかった・・・と。
同じ時間、同じ場所にガプスがいること自体が怪しいと思ってる・・・と。そして消えてしまったイドゥム母。
関係があると思っているが、何の証拠も手掛かりも無くて、調べられなかった・・・とミン部長検事。
イドゥムは信じられませんでした。信じたくありませんでした。
母がそんな悲惨な目に遭っていたなんて・・・。自分には一切苦しみを見せなかった人なのに・・・。
ミン部長検事から事件の捜査資料を渡されました。
自分の目で確かめて・・・とミン部長検事は言いました。
資料を見始めたイドゥム。
でも、あまりにも衝撃的で、吐いてしまいました。ガプスのしゃら~っとした図々しい顔が思い浮かびました。
お母さん、お母さん・・・泣きながら呼びました。
イドゥムは、その足でヒョンジェ法律事務所に向いました。
事務所には行かず、そのまま屋上に行きました。
柵の外に立ちました。
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