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TEN インターナショナルバージョン DVD-BOX |
クリエーター情報なし | |
東宝 |
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ジフンは、ウニョンに成り済ましているウンビをおびき出すために、偽の記者会見を開いてもらいました。
つまり、この事件は、2004年の殺人事件と似通ってる点が多く、未解決のその事件の犯人の恐れあり・・・ということです。
自分に疑いの目が向けられないと分かったら、出てくるに違いないと思ったんですね。
出て来ました、ウニョン。・・・いえ、ウニョンのフリをするウンビ。
両手に厚い包帯を巻いた姿で。指紋は無理でした。
ウンビかウニョンかの区別がこれでできなくなってしまったのです。
でも、面々は、彼女がウンビだと信じて疑いませんでした。
で、嘘発見器にかけたのです。
確かに、動揺する部分も見られましたが、結果的に、彼女の話しは真実だと言う結論が出たのです。
そこまでの精神力を持っているなんて・・・と誰もが思いました。
人間のした事なんだから、何か手掛かりはある筈・・・と悩むドシク。
そんな時、ミノがウンビの携帯の話しをしました。ウンビの携帯は、ずっと現場近くにあったと分かっています。6時間の間、バッテリーは生きていたのが確認されていました。
その後、使っても無いのに切れた・・・。その理由を掴もうと、捜査員を多数派遣して現場近くで探索を始めたのです。
一方、イェリは、幼いころの双子の写真やビデオを見て、気付いたのです。
今ここにいるのは、ウンビとして生きてきたウニョンだ・・・と。
ややこしい・・・
つまり、幼いころ、最初に養女に決まっていた友達にわざと火傷を負わせてまで妹のウンビを自分の代わりに養女にしようとした姉のウニョン。
その時入れ替わってから、この事件が起るまで、ずっと二人は別の人間として生きてきたわけです。
恩のある姉の事を長い間忘れて生きてきたウンビは、すい臓がんになった事は、その報いだと思いました。
だから今、本当の自分に戻ることで、姉を本来あるべき姿にさせようと考えたのです。
ややこしい・・・
結局、ウンビは、自殺でした。
模倣犯の犯行に見せかけて、決して姉に疑いがかからないようにして・・・。
その様子は、ウンビの携帯に録画されていました
携帯は、部屋の折り紙が詰められたガラスの入れ物の中に隠されていました。
未解決事件が多い事をマスコミに追及された警察は、そういった未解決の難事件を専門に捜査するチームを編成する事に決めました。
それが“TEN”。
ジフンが中心となってメンバーを集めるよう指示されました。
ジフンの頭には、既にメンバーが決まっていました。ドシク、ミノ、イェリです。