やっと観ましたよ
シャロンが言ってましたが、本当にウォンビンがカッコ良かった
ウォンビンのカッコ良さがめっちゃ際立つ感じ
題材が題材だけに、かなり暗くて陰湿で暴力的でグロテスクで・・・と、まぎぃが苦手な分野だったんですが、早送りする事も無く、きちんと完観。
ウォンビン=テシクは元特殊工作員。
妊娠中の妻を殺され、自分も瀕死の重傷を負い、一線から身を引いた感じで、質屋の店番をして暮らしてます。
隣の部屋に住むのがキム・セロン=ソミ。クラブのダンサーの母親は、麻薬中毒者。ある組織の麻薬を盗み、組織から追われることに。
結局、母親は臓器売買の組織に捕まり、殺されてしまうんです。
ソミも、母親と一緒に捕まります。
で、麻薬の密売の手先をさせられるんです。言う事をきいていれば、いつかは母親に会わせてもらえると信じて。
テシクは、笑う事も無く、付き合う友人も居ない生活の中、ソミとだけは言葉を交わしますが、ある一線からは近づこうとしません。それでも、ソミはテシクを
「アジョシ。」
と呼んで、周りをうろついてるんです。
そんなソミが拉致されたと知り、自分の妻と子供の一件と重なったんでしょうね。
必死になってソミの行方を追います。
その途中、麻薬事件を追っていた警察は、殺人が立て続けに起こり、その現場にテシクがいた事から、テシクを容疑者として追うんです。
ところが、テシクの情報がまるで無い。調べようとしても、ブロックされてて、ある程度以上調べられないんです。だから、アメリカ経由で調査依頼したら、テシクが元特殊工作員だと言う事が判明。そして、妻を失くしたっていう事も含めて、徐々に彼の素性が明らかになって来るんです。
「オー!マイレディ」で、チェ・シウォンくんのマネージャーをしていたあの方が、テシクと対立するあくどいナントカ兄弟の兄役で出てます。
弟役が、「サイン」でキム・アジュンさんの妹を襲った連続殺人犯になってた、あの方でして・・・。
これがねぇ、血も涙も無い兄弟なんですよ
激しい格闘の末、もち、テシクが勝つんですが、その時、テシクはソミが既に死んだものと思ってたんですよ。
でも、幸いソミは生きていました。組織の用心棒的な腕利きのアジョシも、ソミとのふれ合いの中で、無下に殺してしまう事が出来なくなっていたようです。あとちょっとでソミも角膜を取られそうになるって時、そのアジョシが助けてくれたんですよね?きっと・・・。
テシクは、全て終わった時、自分で頭に銃を突き付け死のうとするんです。
その瞬間、どこかで自分を呼ぶソミの声が・・・。
初めて、テシクが人間らしい表情を見せたシーンでしたね。
もしかしたら、テシクは最後に警察に撃たれるとかして死んじゃうんじゃないかと思ってました。
でも、彼は勿論沢山の人間を殺しちゃったって事がありますから、刑に服しますが、一人残ったソミも、一生懸命生きて行く約束をしてましたから、彼女にとっては未来が開ける・・・というラストでした。
ほっとしたラストでしたね。
いやもう、とにかく、ウォンビンのアクションが凄くてカッコ良くてほれぼれしましたよ
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