昨日の昼前に、臨時ニュースとして画面に出たのが、『明徳義塾出場辞退!』という報道。
一瞬我が眼を疑いました。息子に「明徳がー!」と叫んで、一緒にニュースのはしご。そして、今朝までに、ニュース、新聞などを片っ端からチェックしました。
確かに、やってしまった事は高校生としていけない事です。でも、喫煙はともかく、暴力と言われてる事は、本当に<暴力>と言える物だったのでしょうか。<注意>、或いは<戒め>という範疇には入らない物だったのでしょうか。その境界線は何処にあるのでしょう。
また、連帯責任しか取り様はないのでしょうか。当事者のみ出場停止、又は監督、部長のみ辞任という責任の取り方じゃ、いけないのでしょうか。そういう方法の方が、残った部員達にとっては辛く重いものかもしれませんが・・・。
そういう事件が起こった時、監督が部内で納めようとしたのも判るし、被害者となった方の怒りを何処にぶつけたら良いのか・・・という気持ちも理解できます。
でも、匿名での投書は理解出来ません。
もっと早く、堂々と異議を申し立てるべきです。
確固たる自分の意見があるのならば、堂々と述べるべきです。意見を述べると言う事は、その内容に対して自己責任を持つと言う事です。石だけ池に投げ入れて、その広がって行く波紋を隠れて眺めているだけ・・・というのは、無責任です。
どんな競技でも、また、研究や学問に於いても、一生懸命努力してきた事を、自分に全く責任の無い事で、中途放棄せざるを得なくなった人の事を考えると、堪りません。
とは言っても、私に良い解決方法がある訳じゃなく、ただ持って行き場の無い苛立ちと、やりきれなさが胸の中に溜まっているのです。