大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

大阪城の秋祭り

2018年11月05日 | 風景
11月3日から4日、大阪城秋祭りに相棒と参加。
西郷隆盛の身長は180cmあったそうです。(写真下右実物大の本人)

3日は、立体講談「西南戦争~城山の決戦~」・「天孫降臨 霧島九面太鼓」。
4日は、「示現流兵法」・「打打打団 天鼓」。
何れも天守閣前の舞台で催されました。

立体講談「西南戦争~城山の決戦~」
講談を旭堂南陵が担当し、西南戦争最後の戦いで西郷隆盛が自刃した城山での戦いを熱弁。
その名調子と桜花昇ぼる(元OSK日本歌劇団トップスター)の歌や舞に合わせて劇団員(芸能集団東西屋)が城山決戦の様子を熱演。

「天孫降臨 霧島九面太鼓」
鹿児島県霧島市指定無形文化財。
天孫降臨の神話をもとに、国の始まりの荘厳さと勇壮さを太鼓で表現。
NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」のオープニング映像に登場。

「示現流兵法」
薩摩島津家に伝えられる剣術で現代の宗家東郷重賢氏は13代目で公益財団法人示現流東郷財団として活動中。
西南戦争でも白兵戦においては西郷軍兵士の使う示現流が政府軍を大いに悩ませた。
(写真の何れも右側が示現流)

「打打打団 天鼓」
舞台芸術家伊瑳谷氏によって創設された和太鼓グループで、北林佐和子氏の演出によりエンタテイメント性に溢れたドラマティックな演出が注目を集め世界各地での公演を行っている。
今回は、西南戦争をテーマに西郷隆盛の国を想う志を勇壮な和太鼓で表現。

相棒は、桜花昇ぼるさんの歌と踊りが楽しかったようですが、私が一番印象に残ったのは、示現流の演武でした。

稽古の基本である「立木打ち」は、立木に対し木刀を立ち木の左右に連続して打ち込むのですが、その都度の気合と打ち込みの気迫には本当に驚かされ(立ち木の左右が削れています)、実戦でこのように攻め込まれれば相当対応に困ったことであったと思いました。
その稽古の量は、「朝に三千、夕に八千」打ったそうです。
また、型も実戦さながらの稽古で打ち込んだ際、木刀を相手の肌寸前で止めることは相当に修行が必要であることは素人の私にも理解できました。

今後、「西郷(せご)どん」を見る際「霧島九面太鼓」にも注目してみようと思いながら帰途に。
写真下は、その放映場面。
コメント
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