昨日、高大歴考同窓会での初詣で天寧寺から旧三井家下鴨別邸・錦天満宮へ。
大阪駅9時45分集合、相棒も含めて10名の全員が例によって定刻前に集合。
京都駅から地下鉄で鞍馬口駅へ。
徒歩で天寧寺へ。
山門からは境内越しに比叡山が見えています、この光景が額縁に入って一幅の絵に見えることから、額縁門として有名です。
例年、その年の干支にゆかりのある寺社への初詣を恒例としており、この天寧寺には鶏の石像(諫鼓鳥・かんこどり)があることから選定。
この鶏は、「諫鼓苔深くして鳥驚かず」という中国の故事に由来し、天下泰平の象徴とされています。
中国の伝説上の君主堯王の時代、民がその施政に対し諫言しようとする際打ち鳴らすために朝廷の門外に太鼓を設け、その太鼓を「諫鼓」と呼んだ。
しかし、君主は善政を行ったので太鼓は鳴らされることなく永年の間に苔むして鳥の格好の遊び場となった、という言われです。
神田祭の一番町大伝馬町の山車には、天下太平の象徴としてこの「諫鼓鶏」が載っている。
お参り後、旧三井家下鴨別邸へ。
当初は、バスで行く予定でしたが皆さん1キロくらいなら歩いてもOKとのことで、鴨川沿いに暖かい陽射しの中、休み休みウオーキング。
下鴨神社の大鳥居前左手の入り口から別邸へ。
玄関横の広間にてボランティアガイドさんから、三井北家や建物についての説明を受けてから建物内と庭園を見学。
旧三井家下鴨別邸
三井十一家共有の別邸として総領家の三井北家第10代三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築。
この地には明治42年に三井家の祖霊社である顕名霊社が遷座され、その参拝の休憩所とするため大正14年に建築されたのが現在の旧邸です。
建築に際しては、木屋町三条上るにあった三井家の木屋町別邸が主屋として移築された。
昭和24年に国に譲渡され昭和26年以降京都家庭裁判所の所長官舎として平成19年まで使用。
主屋を中心として大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されており、高い歴史的価値を有していることから平成23年に重要文化財に指定。
主屋は三階に望楼が設けられ鴨川や東山の眺望を楽しみ、玄関棟は移築した際玄関部分として増築された建物で、内部は書院造で天井を高くし床に絨緞を敷くことで椅子座の洋式居室使用された。
庭園には苔地が広がり、泉川から取り入れた滝流れを持つひょうたん型の池が作られ築山には灯籠や巨大な鞍馬石が置かれ回遊できる。
三条にて昼食後、希望者にて錦天満宮にて参拝、錦市場を散策して帰途に。
錦天満宮の鳥居は道路が狭くなったためでしょうか、笠木部分が両側とも家の二階部分に食い込んでいるという、不思議な光景に出合いました。
ご同行頂いた皆様、今年も良い年でありますよう、また今年もどうぞよろしくお願い致します。
大阪駅9時45分集合、相棒も含めて10名の全員が例によって定刻前に集合。
京都駅から地下鉄で鞍馬口駅へ。
徒歩で天寧寺へ。
山門からは境内越しに比叡山が見えています、この光景が額縁に入って一幅の絵に見えることから、額縁門として有名です。
例年、その年の干支にゆかりのある寺社への初詣を恒例としており、この天寧寺には鶏の石像(諫鼓鳥・かんこどり)があることから選定。
この鶏は、「諫鼓苔深くして鳥驚かず」という中国の故事に由来し、天下泰平の象徴とされています。
中国の伝説上の君主堯王の時代、民がその施政に対し諫言しようとする際打ち鳴らすために朝廷の門外に太鼓を設け、その太鼓を「諫鼓」と呼んだ。
しかし、君主は善政を行ったので太鼓は鳴らされることなく永年の間に苔むして鳥の格好の遊び場となった、という言われです。
神田祭の一番町大伝馬町の山車には、天下太平の象徴としてこの「諫鼓鶏」が載っている。
お参り後、旧三井家下鴨別邸へ。
当初は、バスで行く予定でしたが皆さん1キロくらいなら歩いてもOKとのことで、鴨川沿いに暖かい陽射しの中、休み休みウオーキング。
下鴨神社の大鳥居前左手の入り口から別邸へ。
玄関横の広間にてボランティアガイドさんから、三井北家や建物についての説明を受けてから建物内と庭園を見学。
旧三井家下鴨別邸
三井十一家共有の別邸として総領家の三井北家第10代三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築。
この地には明治42年に三井家の祖霊社である顕名霊社が遷座され、その参拝の休憩所とするため大正14年に建築されたのが現在の旧邸です。
建築に際しては、木屋町三条上るにあった三井家の木屋町別邸が主屋として移築された。
昭和24年に国に譲渡され昭和26年以降京都家庭裁判所の所長官舎として平成19年まで使用。
主屋を中心として大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されており、高い歴史的価値を有していることから平成23年に重要文化財に指定。
主屋は三階に望楼が設けられ鴨川や東山の眺望を楽しみ、玄関棟は移築した際玄関部分として増築された建物で、内部は書院造で天井を高くし床に絨緞を敷くことで椅子座の洋式居室使用された。
庭園には苔地が広がり、泉川から取り入れた滝流れを持つひょうたん型の池が作られ築山には灯籠や巨大な鞍馬石が置かれ回遊できる。
三条にて昼食後、希望者にて錦天満宮にて参拝、錦市場を散策して帰途に。
錦天満宮の鳥居は道路が狭くなったためでしょうか、笠木部分が両側とも家の二階部分に食い込んでいるという、不思議な光景に出合いました。
ご同行頂いた皆様、今年も良い年でありますよう、また今年もどうぞよろしくお願い致します。