八百長

国技大相撲が危ない

日本の国技として、遠い昔から、さかのぼれば、江戸時代もっと前かもしれないが、
日本人が慣れ親しんできた、相撲を今日まで愛し、日本の国技にまで、持ってきた
多くの方々の努力を、一夜にして相撲を「存亡の危機に」さらし八百長を起こした、
現役力士は、理由はどうであれ即刻解雇し、相撲界からは排除すべきであろう。
日本の国技を汚したことは、厳しく処分すべきで、国賊と言っても過言ではない。
今回の八百長問題は「時代が」教えてくれたもので、本来八百長は、確実に証拠を
掴むこともできないとされ、今日までは疑わしい、疑惑の中での取り組みが、
あったとしても、この世界（相撲）昔から土俵上の八百長は、在るのではないかと
言われていても、口元でのささやきにより、確信的証拠を掴むことも、これまでは
出来ないままに、今日に至っていたが、ゲーム感覚時代は、生々しい、
取り組みの状況を残していた。
文明の機器（携帯電話）でのやり取りを、消去されても内部記憶の復元技術で、
対話の状況が判明したために、警視庁には、八百長そのものを取り締まる法令はない、
なぜなら、相撲が賭博の対象にならないことが前提だからだ。
しかし今回警視庁は、前回の野球賭博事件で押収した現役力士の携帯電話から、
消去されたメールを復元している中で、生々しい土俵上の八百長をめぐる再現に、
驚き、警視庁として、「公益法人たる相撲協会の事業に関する公益性が高い事項」
として協会を所管する文部科学省に情報を提供されたことから発覚した。
今問題となっている、大阪場所を開催するか、NHKでのテレビ放送を、すべきでない
とかなどと、テレビなどで識者は言っているが、多くの相撲力士は、真面目に稽古に
励み、土俵に命をかけていると言っても過言ではない。
一昨年、名古屋場所で優勝した、横綱白鳳が、土俵上に天皇賜杯がない事に、
この国の横綱として、また力士代表として天皇賜杯だけは、戴きたい気持ちがあった
いつもの土俵に、賜杯がないのが寂しかったと名古屋場所で語った。
優勝インタビューで涙をこらえ、語ったことを忘れることはできない。
あの横綱白鳳の思いを、場所を懸命に務め戦いに、勝負をかけた優勝力士に、
二度とさせたくない、賜杯のない相撲で、あってはならない。
辛い思いの中での、今回の不祥事で厳しく問われながらも、開催を待ちわびている、
日本国内にいる多くのフアンと、海外にも相撲を楽しんでくれる人の為にも、
相撲関係者にガンバッテ、今後の相撲界の刷新を図って欲しい、メディアも面白
おかしく報道するだけでなく、前向きに、国技存続に、智恵を絞って欲しいものだ。
一握りの識者の意見で、NHKの放送を中止しろとか、大阪場所開催を、
中止すべきなど安易に言ってほしくないものだ。
この八百長問題が相撲界の根幹を揺るがし、土俵上の信義を失わせると、
言っているが、所詮、民放はNHK独占に対するやっかみから、放送権欲しさから
だろう、大相撲の八百長を言うのであれば、プロレスはどうだ、あれこそ、
手加減されたリングの上での、八百長でることは明々白々、しかし、多くのフアンも
いるじゃないか。
この八百長問題は原因を徹底究明しながら、相撲協会はもちろん、親方衆と力士は、
一丸になって日本の国技である大相撲に、疑惑を持たれないように、
あらゆる努力をおしまず、取り組んでほしいものだ。
日本の国技を守るためにも。
今回の関係者から察すると、原因の1つに、やはり若い力士の給与に、問題あるのか？

そう簡単に日本古来の大相撲国技を、絶やしてほしくないのは日本国民の願いだ。