何故引退なのか?
喧嘩両成敗だろう。殴ったのは悪いに決まっている、だが何故、暴力に至ったのか、
何もないのに、ただ漠然と日馬富士が暴力に至ったのだろうか、殴る何かが
あつたのではないのか、殴られた力士に原因があつたのでなないのか、その場には
他に、二人の横綱と他にも数名、居たんだろう、いくら何でも、何もないのに、
横綱:日馬富士が、厳しく殴るとは到底思えない。
殴られた貴ノ岩にも、殴られる原因を作ったのではないのか、何を言ったんだ、
何をしたんだ、その時の自らの行動にも、非はないと言えるのか、
日馬富士に、良くても悪くても、真実は1つだろうが、隠さず、見聞きした
ことの真実を語ってみたらどうだ。
この引退について、師匠の伊勢ヶ浜親方(57=元横綱旭富士)は、「日馬富士が
今回の問題の責任を感じ、『引退したい』ということは、本人から早くから聞いて
おりましたが、ファンのみなさまに、相撲を楽しんでいただきたいと思い、
日馬富士の、進退発表が九州場所後になった、今日まで公表は控えさせていただき
ました事に、誠に申し訳ありませんと、流れる涙を拭いながら引退会見であった。
伊勢ヶ浜親方は、日馬富士の暴行事件については「私は日馬富士が16歳という
少年の時から見てきておりますが、稽古では相撲に精進し、いろんな勉強もして、
難病救済など社会貢献にも目が届く、本当に珍しいタイプの、お相撲さんだと
思っていました。
そして酒癖が悪いとか、乱暴するとか言われていますが、今日に至るまで私は、
そんな日馬富士を、見たことも聞いたこともありませんでした。
だからこそ、今回こういうことになったのが、不思議というか残念でなりません」と
親方は悔しがった。
さらに親方は「横綱の権威を汚すようなことをした本人が一番悪いんです。
他人様のせいにするわけにはいきません。本当に申し訳ありませんでしたと言う
しかありません。ただただ、これまで支えていただいたファンのみなさま、
相撲協会のみなさまに、心からお礼とおわびを申し上げます。
本当にすいませんでした」と改めて謝罪の言葉を述べた。
親方に続いて、日馬富士が悔しさを滲ませ、会見で語った、「このたび、貴ノ岩
関にケガを負わせたことに対し、横綱としての責任を感じ引退させていただきます。
国民のみなさま、相撲ファンのみなさま、相撲協会、伊勢ヶ浜部屋の後援会の
みなさま、おかみさんに大変迷惑をかけたことを心から深くおわび申し上げます」
と謝罪し会見を終えた。
日本相撲協会
横綱日馬富士(33:伊勢ヶ浜)が、幕内貴ノ岩(27:貴乃花)に暴行を加えた
問題で「横綱としての責任を感じ、本日をもって引退します」と、日本相撲協会に
引退届を提出し受理された。
巡業部長:貴乃花親方
それにしても、理解できない貴乃花親方の行動だ、日本相撲協会の役員、それも
巡業部長でもある貴乃花親方だろう。正義を振りかざすのも良いが、収まるものなら、
事の初めに相撲協会の役員らしく、将来の相撲界も考えて対応すべきではなかったのか、
何も、殴られたのだから、警察に任せるではないだろう。
何も、真実まで隠して決着付けろうとは言わないが、相撲界として、また役員として
もう少し解決の仕方が、あったんじゃ、ないのかね。このままでは、親方と力士の
不信感は増すばかりではないだろうか。
貴乃花親方には、相撲協会役員として、貴ノ岩の親方としても、しっかりと自らの
意見をハッキリと、語るべきではないだろうか、何故黙認するのか理解できない。
このままでは、貴乃花親方自身の行動で、相撲に関わる多くの関係者や、多くの相撲
ファンと一般の国民にも、相撲に対する不振感を招くばかりではないだろうか。
日馬富士の引退発表に至っても、何故、ここまで頑な(かたくな)に、沈黙するのか
理解できない。
このままでは、貴ノ岩が、これまで通り相撲取れるのかも、疑問に思えてならない。
このままでは、貴乃花親方自身、部屋の存続さへ危ぶまれる立場に、立たされた
のでは、ないだろうか。
歴史ある相撲部屋の親方とし、国技でもある大相撲の、発展に寄与できる行動を、
唯々願うのみである。
日馬富士の会見から、(追伸)
やはり原因はあったようだ、「礼儀と礼節が成ってないと」正したと語った。
「このたび、貴ノ岩関に、怪我を負わせたことに対し、横綱としての責任を感じ、
本日をもって引退をさせていただきます。大変迷惑かけたことを心から深く
おわび申し上げます」そう言って、頭を下げた日馬富士。
「弟弟子を思って、弟弟子の未来を思って叱ったことが、彼を傷つけ、そして
大変世間を騒がし、相撲ファン、相撲協会、後援会の皆さまに大変迷惑をかける
ことになってしまった。
先輩横綱として弟弟子が「礼儀と礼節が」なってないときに、それをただし直し
教えてあげるのは、先輩としての義務だと思っています」。
暴行について「礼儀を教えようとしたことが、いきすぎてしまった」と横綱・
日馬富士は語った。
日馬富士の謝罪から、暴行事件の翌日には“貴ノ岩”から謝罪を受けたと
いいます。「26日に彼が僕(日馬富士)のところに謝りに来た折『叱ってくれる
お兄さんがいることに感謝しろよ、気をつけて頑張れよ』と握手して別れた
わけですから。まさか事がこんなに大きくなっていると知りませんでした」
横綱・日馬富士は、貴ノ岩に対し、何を思うか問われると・・・
「貴ノ岩関に怪我を負わせて、心も傷ついていると思いますので、これから礼儀と
礼節を忘れず、ちゃんとした生き方をして頑張っていただきたい」と思いを
日馬富士が語った。
とは言っても、ただ、殴ったと言っても“貴の岩”へ傷を負わせ、ここまで暴力と
騒がれれば、日馬富士は横綱だけに、暴力を働いたと言う事実が、判った以上
どの様な弁明しても、通らないだけに、巡業部長の貴乃花親方の、最初の対応
次第で、それなりに穏便に済ませたのではないだろうか、やはり「原因は貴の岩」
にあった事が判っただけに残念だ。
ここまで事を大きくした責任は、貴乃花親方の行動、警察に事の解決を委ねると
言う行動で貴乃花親方が事を大きくしたと言う事だろう。
日本相撲協会役員で巡業部長の立場であれば、もう少しこのような問題は、相撲界
の事も考え、暴力行為の処理の対応は、協会の理事長はじめ関係者との話の中で、
慎重に事に当たるべきではなかったか、残念でならない。
その上でどうしても話にならないと言うのであれば、我が道を行く、警察に委ねる
事は、最後の結論でも良かったのではないだろうか。
本当に横綱:日馬富士を引退に追いやり残念だ。