
2018年5月31日~6月3日4日間に渡って開催されます。
賞金総額は890万ドル、優勝賞金160万2000ドルと高額で、フェデックスカップ
(FedExCup)ポイントは500ポイントが割り当てら、さらに優勝者には、通常の
2年シードではなく3年シートが与えられます。
ザ・メモリアル・トーナメントは、
オハイオ州ダブリン:ミュファフィールドビレッジGC.で開催される。

ミュファフィールドビレッジ・ゴルフクラブは、ジャック・ニクラスによって
設計されたコースで、ミュファフィールドにちなんで「ミュファフィールド
ビレッジ」と名前が付けられています。
このコースは、1966年以前に、ジャック・ニクラスが購入していた土地に、
ゴルフコースの造成が1972年7月28日に始まり、正式に完成したのが1974年
5月27日の、メモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)となっています。




当初は、6.978ヤードでしたが、現在は7.366ヤード(パー72)まで距離が伸び、
バンカーは77個から、71個に減らされています。18ホール中11ホールで、
ウォーターハザードが絡み、コースで使用されている芝は、フェアウェイと
グリーンともにベント芝に整備されて、美しく、難易度の高いセッティング
されたコースで、毎年、メモリアル・トーナメントのホストコースであると
同時に、1992年全米アマチュアゴルフ選手権、1987年には、男子の米国と
欧州の対抗戦であるライダーカップ、1998年に女子の、米国と欧州の対抗戦で
あるソルハイムカップ、2013年には、男子の米国と世界選抜の対抗戦である
「プレジデンツカップ」が開催されたことがある名門コースです。
この大会、ザ・メモリアル・トーナメントは、PGAツアーの出場資格に拘束
されず、自由に出場資格を設定できる、招待試合(インビテーショナル・フォー
マット)の一つです。
そのため、PGAツアーの出場資格があるだけでは出場できず、逆に世界ランク
などで、PGAツアーメンバー以外も、出場できるトーナメントでもあります。
2017:前年覇者:ジェイソン.ダフナー

最終日は悪天候による中断を挟みながら、リッキー・ファウラー&アニルバン・
ラヒリに、逆転で3打差つけて勝利を挙げた。
2018年大会の主な出場選手








タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、ジャスティン・トーマス、
ダスティン・ジョンソン、ジョーダンスピース、ジャスティン・ローズ、
リッキー・ファウラー、ジェイソン・デイ、ロリー・マキロイ、パトリック・リード、
ヘヘンリク・ステンソン、ババ・ワトソン、マット・クーチャー、ジェイソン・
ダフナーなど、豪華な顔ぶれとなっています。




日本勢では、松山英樹が「過去の優勝者」というカテゴリーで、半永久的な
出場資格を有していて、トーナメントへの出場を明言しています。
他の日本勢では、今年4月の、RBCヘリテージを制した小平智が「PGAツアー
公式戦の優勝者」の資格で参戦。
宮里優作が「日本ツアーの賞金王」というカテゴリーで、出場資格を保有して
両者ともにエントリーをしています。
池田勇太の名前が5月24日に発表された、コミットメントリストに、加えられ
出場予定となっています。世界ランク50位やフェデックスカップ(FedexCup)
70位などの選手にも出場資格があるのですが、池田はいずれにも該当しないため、
主催者推薦による出場のようです。
今年の大会は、世界ランキングの上位が軒並み出場する、メジャー並みのフィー
ルドとなるため、フェデックスカップポイントは500ポイントと、通常開催の
トーナメントと変わりませんが、世界ランキングの上位が軒並み出場するため、
ワールドランキングポイントは70ポイントと非常に高い設定になる見込みです。
ザ・メモリアル・トーナメント
初日(予選ラウンド)のペアリング
1番スタート:松山英樹、ラッセル・ノックス、パットン・キザー、
1番スタート:池田勇太、ドック・レドマン、Will Zalatoris
10番スタート:宮里勇作、ジュリアン・スリ、@ハリー・エリス
10番スタート:小平智、ビリー・ホーシェル、アーロン・ワイズ
1番スタート:ジョーダン・スピース、フィル・ミケルソン、バッバ・ワトソン、
1番スタート:ダスティン・ジョンソン、ジェイソン・ディ、ロリー・マキロイ、
10番スタート:ジャスティン・ローズ、タイガー・ウッズ、ジェイソン・ダフナー、
10番スタート:ジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラー、パトリック・リード、
誰が、ザ・メモリアル・トーナメントを制するのか、2週後の「全米オープン」
を制するの誰か、ザ・メモリアルは強豪が揃い、注目されるメジャー第2戦の、
前哨戦の開幕だ。