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マスターズ:オーガスタの豆知識

2015-04-10 00:32:09 | ちょっと、つぶやく 300
マスターズの開催されるオーガスタナショナルクラブの概要
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、

アメリカのジョージア州オーガスタにあるゴルフ場は、毎年4月上旬に開かれる
マスターズ・トーナメントの開催コースとして名高い。
1934年、ボビー・ジョーンズとゴルフコース設計家アリスター・マッケンジー
との設計によってオープンした。

クラブの会員構成
オーガスタナショナルクラブのコースのメンバーは、世界中に約300名と言われ、
当然会員希望者は多く、コース会員になるためには、数十年程度待たなければ
ならないと言われているほど難しいプライベート・コースのため、コース会員の
同伴か、マスターズの運営ボランティア等でないと一般人はプレーできない。
一般人がプレーするのも大変に難しいコースで、開設以来、女性会員は認められて
いなかったが(会員同伴のプレーはできる)2012年8月20日、元アメリカ合衆国
国務長官のコンドリーザ・ライスと実業家のダーラ・ムーア(Darla Moore)の
2人を初めての女性会員として迎え入れた。

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの歴史
1934年の第1回マスターズでは、ホートン・スミス(1908年-1963年)が、
初代優勝者となった。それ以来、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは
「ゴルフの祭典」マスターズの開催地として知られている。
他の3つのゴルフメジャー大会が、毎年会場を変えて行われるのに対し、
マスターズだけは、毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われるため、
他のメジャー大会とは異なる趣を持っている。
また、このコースに隣接して、すべてがパー3で構成される9ホールのショート
コースがあり、マスターズ、トーナメントの、開会前日に行われるアトラクション
「パー3コンテスト」という大会の舞台にもなっている

コースについて、
大会が歴史を重ねるにつれて何度かの大規模なコース改造も行われてきた。
長年ラフの存在しないコースだったが1998年にファーストカットが設けられた。
また2002年にはトム・ファジオの監修のもとで大々的なコース改造が行われ、
コース全長が約300ヤード伸ばされた。
その後さらに距離は伸ばされて、現在は全長7,445ヤード、パー72のコースに
なっている。
マスターズコミッティーは「これ以上大幅に長くする必要が生じた場合は『
マスターズボール』を導入する」と示唆している。


オーガスタのコース全18ホールに、個々の名前(和名など)が与えられている。


1番ホール:ティー・オリーブ(Tea Olive)、パー4、455ヤード
最多ストローク8打(2007)ジープミルカシン他3名
2番ホール:ピンク・ドッグウッド(Pink Dogwood - 桃色のハナミズキ)、
パー5、575ヤード 最多ストローク10打(2006)デビットデュバール他1名 
3番ホール:フラワーリング・ピーチ(Flowering Peach - 桃の花)、
パー4、350ヤード 最多ストローク8打(1980)ダグラスBクラーク
4番ホール:フラワーリング・クラブ・アップル(Flowering Crab Apple –
野生のリンゴの花)、パー3、240ヤード 最多ストローク7打(2000)
ダグフォード他3名
5番ホール:マグノリア(Magnolia)、パー4、455ヤード 
最多ストローク8打(1964)ジェリーバーバー他3名
6番ホール:ジュニパー(Juniper)、パー3、180ヤード 
最多ストローク7打(1997)アーノルドパーマー他1名
7番ホール:パンパス(Pampas)、パー4、450ヤード 
最多ストローク8打(1981)リチャードボンタッキー他1名
8番ホール:イエロー・ジャスミン(Yellow Jasmine)、パー5、570ヤード 
最多ストローク12打(1935)フランクウォルシュ
9番ホール:カロライナ・チェリー(Carolina Cherry)、パー4、460ヤード 
最多ストローク8打(2006)クレインオグデン他2名
アウト9ホールで3,735ヤード

10番ホール:カメリア(Camellia)、パー4、495ヤード 
最多ストローク9打(2009)ダニーリー
11番ホール:ホワイト・ドッグウッド(White Dogwood - 白いハナミズキ)、
パー4、505ヤード [11番から13番まで「アーメン・コーナー」と呼ばれる]
最多ストローク9打(2006)チャールズハウエル他3名
12番ホール:ゴールデン・ベル(Golden Bell)、パー3、155ヤード 
最多ストローク13打(1980)トムワイスコフ
13番ホール:アザレア(Azalea)、パー5、510ヤード 
最多ストローク13打(1978)中嶋常幸
14番ホール:チャイニーズ・ファー(Chinese Fir)、パー4、440ヤード 
最多ストローク8打(1993)ニックプライス
15番ホール:フィレットホーン(Firethorn)、パー5、530ヤード 
最多ストローク11打(1987)尾崎将司他2名
16番ホール:レッドバッド(Redbud)、パー3、170ヤード 
最多ストローク11打(1950)ハーマンバロン
17番ホール:ナンディナ(Nandina)、パー4、440ヤード 
最多ストローク7打(2004)丸山茂樹他16名
18番ホール:ホーリー(Holly)、パー4、465ヤード 
最多ストローク8打(2010)カミーロビジェガス他5名

イン10番から最終ホールまで3,710ヤード 全体で7,445ヤード

バックナイン、11番から13番のアーメンコーナーを、どう克服するか
「神のみが知る」難コースといわれている、
 
1978年に中島常幸が13番ロングホールで、13打も叩き日本でも有名になった。
この13打という数字は現在も最多記録であり、1980年に12番ホールで、
同じ13打を叩いた、トム・ワイスコフと、並び最多タイ記録である。

グリーンについて

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、とりわけグリーンの難度が高いことで
有名で、”ガラスのグリーン”、“オーガスタのグリーンには魔女が棲(す)む”と
よく言われる。グリーンは小さな傾斜と大きな傾斜が重なりあっており、しかも
速くてなかなか止まらないので、パッティングセンスが問われるものでもある。
雨が降ると湿り風が吹き、10番のカメリアでは湿り風に捕まると、ミスをすると
言われている。
また雨はグリーンを更に速くしてしまい、これもスコアを落とす原因ともなっている。


アーメン・コーナーと言われる、バックナインの3ホール
11番ホールから13番ホールは「アーメン・コーナー」と呼ばれ、神に祈らなければ
無事に通れないと言われるほど難しい。
1978年のマスターズでは中島常幸が13番ロングホールで13打も叩いてしまったことは
日本でも有名になった。
なお13打という数字は、13番ホールでは現在も最多記録であり、マスターズ全体でも
1980年に12番ホールで13打を叩いた、トム・ワイスコフ(1973年全英オープン優勝者)
と並び最多タイ記録である。

グリーンの芝について
1980年まではバミューダ芝だったが、1981年からベント芝に変更された。

コース内に植えられた花、“アザレア”

13番ホールには1600本ものアザレアが植栽されている。
「マスターズの時期に花が満開になるよう、植える前に種子を氷漬けしている」という
都市伝説があるが、実際に一度だけオーナーが氷漬けしたことがあるという。


この大会、タイガーウッズの出場「蘇るのか」がぜん面白くなってきた。
昨年予選落ちした、怪物松山英樹のリベンジに期待したい。





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