うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』

2015年08月16日 16時03分00秒 | book
『仙台ぐらし』に続いて、伊坂さんのエッセイ集を読みました。

伊坂作品、しばらく読んでなかったけど本屋さんに行く度にチラチラ確認はしてて、そういやエッセイ集最近出てたよなと思って、手に取りました。
『ジャイロスコープ』(文庫新刊)と迷いました。
でも、短編集の気分ではなかったのでこちらを選びました。久しぶりに伊坂さんの小説を読むなら長編がいいなと思ってて。

こちらのエッセイ集はかなり分厚い。なんと単行本当初収録の10年分にプラス5年分も入ってました。

勉強のあいまにベッドに寝そべって扇風機の風にあたりながら読みました。

伊坂さんの好きな小説や音楽に関するものがたくさん入ってて、そこは『仙台ぐらし』とは違う感じでしたね。
でも、エッセイで触れられている小説や音楽はまったくタイトルすら聞いたことのないものがほとんどで、へーって感じでした。紹介されてる小説は機会があったら読みたいです。


自分が読んだ伊坂作品にまつわる話は印象に残りました。一番最初に
読んだ伊坂作品が『重力ピエロ』で、装丁の感じが好きだったので裏話的なことが読めて嬉しかったです。

そして、干支エッセイ!!いやー、面白かったです。駄洒落の駆使の仕方も面白かったです。牛の話が好きです。

15年の時間が経っているのに、あんまりエッセイに流れてる雰囲気というかトーンが変わっていないような印象を受けました。間違ってたらすみません。


ひとつひとつが短くて読みやすいのと、脚注がついててそこに書かれてる説明がけっこう面白かったです!

伊坂ブーム、私の中で再来するかもしれない。

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