うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

はあちゅうさんトークイベント+サイン会 #はあちゅう朝日

2018年02月25日 18時50分00秒 | catch
今日は、朝日新聞主催のはあちゅうさんのトークイベントへ行ってきました。

大阪なら行けるなーと思ってて、スケジュール的にも休みが合って、ラッキーでした。

若い女性が多いのかしら?と思ってたけど、わりと男性もいました。年齢層も広め。


初めてお目にかかるはあちゅうさん。
普段ネットではお顔か、肩から上くらいしか拝見してないので、生身のはあちゅうさんは、すらっとしてて、かわいらしい方でした。私とは違い華奢な方でした!


刺さる言葉があったので、私なりに今回聞いた話をまとめます。

前半は、意見を言うこと、特に女性が日本社会においてどうやって自分の意見を発信していくかについてでした。

後半は、#Me Too セクハラについて公にしてから思うこと、なぜ公にしたのかの理由などについてでした。
公にした理由は自分の為で、行動を起こすきっかけは社会の為でなくて良い。

心に刺さった3つを以下まとめます。


最も心に刺さったのは、『意見を作る』ということです。

私自身が、人にどう伝えたら良いのか、分かりやすく伝えるには、また意図が正しく伝わる伝え方の方に関心が強かったので、伝えるには自分の「伝えたい意見があるか」、「意見を作ることが大切」というのは、盲点を突かれたような状態で、響きました。


ご自身がコメンテーターをされた時に、普段なら4文字か5文字で感想が終わるようなニュースに対して1分話してくださいと言われる。そうなると、このニュースの何が問題なのかなど自分の意見を作らないと伝えられない。
多くの人は、意見がないから、伝えられない(ちょっと私の解釈なので飛躍してるかも)という事をおっしゃってて、私も意見がない大多数の1人だなと感じました。

思考停止とまではいかなくても、自分はどう思うのか?と自問することが少ない。
また、自分はどうしたいのかという意見を持たない。
そんな状況が私は自分自身多かったように振り返りました。
仕事では、先輩に任せたら良いや、私はまだよく分からないから考えられないや、で片づけてしまっていたなと反省。
これからは、先輩に相談するにしても、私なりに考えたことを伝えていくようにします。



なお、自分の意見を伝える時に気をつけていることについては、

1、なるべく分かりやすく

2、3-5割伝われば良い

3、伝わらなくても、この人は伝えたいことがあるヒトなんだと相手に認知してもらうこと

4、言葉の捉え方は人それぞれ異なる

ということを頭に置いているというようなことをおっしゃっていました。

『思ったことを伝えるうちにコトバは鍛えられるっっ!』ともおっしゃっていて、確かに練習ではないけど、人に伝える訓練をしていると、段々上手くなるというのは経験的に理解できました。

また、私は自分の伝えたことが違う風にとられることに対して、そう伝わったか…と100%きちんと伝わっていなかったことに対してがっかりしていたけど、100%伝えることはかなり難しいことだし、人によって培ってきた言葉は違うのだと聞いて、心が軽くなりました!
また、伝えたいことがある、伝えようとする姿勢が相手に見えることも大事なポイントなんだなーと気づかされました。

伝えたい、伝えようと努めているのに伝わらないのと、伝えようとしてないから伝わらないのは雲泥の差。



次に印象に残ったのは、『自分に自信があることと、意見を言えるということはイコールで結びつかない』ということです。

「自信があるから、意見を堂々と言える」と考えるのがもっともらしく感じられるけど、そうではないよというはあちゅうさんのご返答。

言う前から自信があることはあまりないそうです。
言いたいことを言っているうちに、自信は獲得するもの(←ちょっと違ったかも)とおっしゃっていました。

自信があるから、意見を言えると私も思っていたので、意外だと感じたのはもちろん、「意見を言うには自信があって、堂々としてなくちゃ」という思い込みがあったことに気づきました。
その思い込みが壁になって、意見を言うハードルが上がっているのだと思います。

わりと、私は自分の思ったことや意見は言うタイプなので、意見求められると困るなーという感じではないけど、自信がないので、尻すぼみになりながら意見を言うことがしばしばあります。とりあえず自信ないけど、これからは尻すぼみにならないように言います(笑)




三つ目に心に刺さったのは、不安についての考え方です。

#Me Tooから2ヶ月経って思うことはというテーマの時に、おっしゃっていたのですが、『不安は自分が作り上げている。不安の8-9割は起こらないことに対して考えている』とおっしゃっていました。

寝る時に仕事についてあれこれ考えてぐるぐる悩んで不安を育てている節があるので、不安のスパイラルに陥った時には、今考えていることの9割は起こらない、杞憂だということを自分に言い聞かせようと思います。




以上3つが心に刺さりました。


プラス、もう1つ挙げると、気持ちが沈んだ時やその切り替えについて質問があり、私も気持ちの切り替えが不得意で悩みの種だったので、はあちゅうさん流のアドバイスを書いておきます。

切り替えは、寝ること!小さい生まれ変わりとおっしゃっていて、良い言葉だなあと思いました。
何か自分なりの切り替えの儀式みたいなものがあると良いかもとおっしゃっていました。
自分が切り替えるんだということを自分の中で決定している。というようなこともおっしゃっていました。


気持ちが沈んだ時は、紙に書く!
書き出すことで整理されるそうです。

私は、やることがたくさんありすぎる時には紙に片っ端から書き出しているので、その要領でやってみます。




インプットとアウトプットについてもおっしゃっていて、情報の循環を止めないこと、インプットしたらそれをアウトプットして、するとさらにそれに対して返ってくるものがあり…ということでした。

他に、書いて残しておきたいことは、『自分のふるまいたい自分でいてほしい、主導権は自分にある』という言葉に勇気をもらいました。
また、自分の意見やふるまいが世の中を少し変えることにつながっていくということも勇気をもらいました。なかなか自分の小さな力って信じられないけれど、信じて行動を起こす、意見を言う!




著書販売会&サイン会

サイン会では、はあちゅうさんの『通りすがりのあなた』を持参しました。
何冊かはあちゅうさんの本を持ってるけど、やっぱり小説に挑戦されているはあちゅうさんを応援したいので、この小説にしました。

一つぬかったと思ったのは、せっかくはあちゅうさんとお話し出来るのに何を話すかちゃんと考えてなかったこと!
何回かサイン会なるものに参加したことはあるし、ちゃんと伝えたい一言を考えて参加したこともあるのに、今回はすっかり忘れてた。


趣味読書の私としては、自己啓発の本も好きだけど、やっぱり小説が読みたいので、「次回作、待ってます。」と伝えました。
今日の話の感想、または『通りすがりのあなた』の感想を伝えられたらベストだったなぁ。緊張するから事前に考えとかないと焦る。


意見を作る、伝える。はあちゅうさんも初めから発信出来た訳ではなく、言えない苦しみから発信することにつながったこと、大学へ入学してから自分を変えようと行動を起こしたことを伺い、たくさん学びがありました。






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