うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『別冊図書館戦争Ⅰ』有川浩

2011年01月22日 17時36分07秒 | book
予想以上に「ベタ甘全開」でしたね。有川さんの恋愛小説読んだことあるけど、読んだ中では一番甘かったのでは?と思う。ベタ甘小説、嫌いではない(笑)
小さい事件もありつつ、柴崎と手塚の話もありつつ笑えるエピソードが多くてベタ甘全開だけどやっぱり面白かった!!!
手塚の空気読めず鈍い感じに笑い、郁の失敗エピソードに笑い。返り血の笑顔、個人的にかなり笑えた。返り血あびた顔で満面の笑み。これだけ聞くとホラーだけど、この小説の文脈での登場の仕方は笑える!



とりあえず、郁がかわいいっ!乙女ですねー(遠い目)。真っすぐ過ぎて墓穴掘るトコもまたかわいいよね(笑)彼氏のお家でご両親と初対面なのに酔い潰れるとか、ほんとらしいなって思った。
抱きしめたくなる柴崎の気持ち分かるー。無自覚にかわいいのって武器だよね。


堂上教官も教官じゃない恋人モードの時の顔が見れてそこも面白かった。厳しい教官の顔じゃなくて女の子として郁のこと心配してるトコなんか恋人って感じで。




たまに読むとベタ甘な感じって元気もらえる。笑える話多かったしね。頑張ってるけど空回りしちゃう感じ?



体力的に疲れたらブドウ糖、心が疲れたらこの小説という感じ。