紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

募金活動をした感想

2004-10-10 14:27:58 | 15・心に残ること


友人O氏からの募金活動に参加した時の感想が届きました
一文一文、うなずきながら読みました。

「募金活動での思い出はなんといっても人々の暖かさでしたね。
はじめは、新宿や渋谷の街で見知らぬ人を助けるための募金などほとんど集まらないのではと思っていましたから。
いざ街頭に立ってみたら、ビラを受け取ってくれる人さえも確かに少なかったですが、それでも僕の予想とは大違いの、多くの方々から募金をいただきましたね。

毎回2時間の募金を終えて、足は少し疲れたけれど心には大きな元気をもらったような気がしました。今、当時を振り返ってもあの街角で募金していただいた方々の様々なシーンがよみがえります。

お金の余裕などないはずの中学生、お子さんにちょっと離れたところからお金を託してくれたお母さん。無言で募金箱にすっと近づき、そのまま立ち去る同年代の方々。そのほかまだまだ思い出されます。

沼田君の移植手術に直接結びつかなかったのは残念でしたが、彼の決心とがんばりから、僕らがもらったものはとても貴重なもののように思います。

その貴重なもの、このところすっかり忘れていましたが少し残っていることもあります。街頭で募金活動をしている人を見ると、まず内容を見るようになりました。ボランティアでがんばっているんだと思えると、たいがい気持ちだけですが募金することが増えました。」

ほんとうに、その通り。私も3年前のあの体験を忘れないようにしようと思います。
O君、ありがとうね。大事なことを思い出させてくれて。

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