紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

最後の夏休みーはじまりの一滴をめざしてー

2004-10-18 12:13:30 | 1・作品紹介
この本は、近所のくすの木少年団の活動をベースに生まれた本です

 1999年11月発売

 絵・佐藤真紀子

 あかね書房

 小学上級から


「ぼくたちの出会いは多摩川からはじまった。夏休みの3週間前、突然決まった幼なじみの引っこしに二郎たちは大ショック!!彼のためにお別れ会をしようと、多摩川の源流をたどるキャンプの計画をたてる。はじめて子どもだけで実行するキャンプはどのような展開に・・。」


◆この本に関するBlog → あの時に見た多摩川 多摩川とのかかわり

◆こどもの本 「物語が生まれる瞬間(とき)」 

◆少年少女新聞 「本よんでね」

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新鮮な感動 (真蘭)
2004-10-19 09:02:11
「初めの一滴」その言葉を紅蓮さんから聞いたとき、なんだかとても新鮮な感動を覚えた記憶が鮮明に思い出されました。



そうなんだ、どんな大きな川でも初めの一滴が、そんな事考えたこともなかった。



この本の中に出てくる人物、特に林君というチョッピリ勉強苦手な大学生の、誠実で、信頼できる暖かな人柄に、子供たち同様凄く救われました。今度また、感想文書かせてね。
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真蘭さん (紅蓮)
2004-10-19 12:00:03
読んでくれて、ありがとう!

林君は、思いっきりモデルがいて、今四国に住んでるけど、どうしてるかなあと思っています。

感想文、ありがたくお待ちしています。
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経験の重さ (パートシュフ)
2006-01-13 17:52:52
読み終えて、とても清々しい気持ちになりました。キャンプに至る経緯から当日まで、予定通りにいかない物事を、その都度子供達がどう切り抜けていくのか、楽しみながら読みました。

青い車のおじさんとの出会いや、一番小さい四樹ちゃんの頼もしさ、トラブルの解決はいつも周りの仲間達が握っている…



長い一日の経験は、どれだけの価値があっただろうと思う私は、やっぱりもう親の目線なのかな(笑)



と、先生にお伝えしたくて書き込ませてもらいました。ありがとうございました!
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パートシュフさんへ (紅蓮)
2006-01-13 21:50:11
本読んでくださって、ほんとうにほんとうに嬉しいです。

人生は予定通りにはいかないもので、でも、だからこそ、その課程で思いもかけない体験をすることができるんだなあと思うこともよくあります。



私の最初の本が出たのは、1986年だったのですが、当初の予定(希望?)は、パートシュフさん達がちょうど読者対象の小学校6年生の頃に、本が出ると良いなあと思っていました。

でも、世の中、そう思い通りにはいかなくて、多分もう高校生になっていたかもしれないですね。順調にいかなかったおかげで、いい出会いもあったし、おもしろい経験もたくさんしましたよ。



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はじめまして・・・ (kai)
2006-07-30 13:57:24
この夏休み、子供が先生の「最後の夏休み」を



借りてきて、子供が凄く感動しているのを見



て、私も読んでみました。



この日記はだいぶ前のに書き込みをさせて





もらいましたが、かなり子供が心を動かされ



た様で、いい本を借りてきてくれてありがと



うと言いました。



これを機会に先生の本を子供にもっと



読んでもらいたいと思ってます。



とてもよい作品をありがとうございました。



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kaiさんへ (紅蓮)
2006-07-30 14:31:07
初めまして♪ 

このBlogを訪れてくださって、ありがとうございます。

コメントも、とっても嬉しく読ませて頂きました。



我が家は、多摩川の近くにあって、多摩川は子どもたちにとって、故郷のような場所です。

今はもう、みなバラバラに暮らしていますが、子どもの頃過ごした場所は、永遠に心に残ると思います。

Kaiさんも、親子で楽しい夏休みを過ごしてくださいね。

またBlogにも遊びにきてください。



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感激です! (kai)
2006-08-19 03:32:20
コメントをいただいて嬉しいです。



子供たちもきっといつか別々に暮らすようになって



しまうんですね・・・



家の近くは都会の割りにまだ緑が多いです。



子供にも今のうち真っ黒になってたくさん



遊んで欲しいです♪
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kaiさんへ (紅蓮)
2006-08-19 07:26:54
あとちょっとで夏休みも終わりだけれど、子どもの頃感じた、あの物悲しい気分も、今ではなつかしいですね。

といっても、親になってからは、そろそろ学校にもどってくれないかなあ、という気持ちだったかな。(笑)



親子そろって、花火をしたり、どこかへ出かけたりする時期って、あとから考えると、ものすごく短い。

せいぜい小学生の時。中学になると、もう自分の世界ができてしまうから。

その後は、一直線に巣立ってしまいましたね。



また遊びに来て下さいね♪



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はじめまして (mura)
2007-11-16 05:09:05
岩手県の大学に通う大学二年生のmuraと申します。
「児童文学の世界」という講義で先生の
『最後の夏休み』をブックトークで取り上げるため、今、レジュメを作っています。
その資料を集めるためネットを徘徊していましたら、先生のブログを見つけてコメントさせていただきました。
小学校の頃、この作品を何度も何度も読んで、ずっと心の中に引っかかりにように残り続けていて・・・
そして、また最近読んでみて「本当に良い本だぁ」と改めて実感しました。この作品の良さを少しでもわかってもらえいるような発表ができたら良いな、などと思っています。
お体に気をつけて、素晴らしい作品を書き続けてください
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muraさんへ (紅蓮)
2007-11-16 07:11:11
コメントどうもありがとうございます♪
とっても嬉しかったです。
muraさんは故郷も岩手県なのかなあと思いながら読みました。
私は東京生まれ、東京育ちなので、故郷は東京です。自然の風景などは東北と比べて、格段に少ないのですが、それでも広々とした多摩川の流れや、小さいながらも野川の流れなどみると、心にしみこんでいる故郷の風景だという気がします。
いつまでも故郷の思い出を大事にしてくださいね。
muraさんのコメントで、元気を頂きました。ありがとう♪
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