紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

キヌサヤのネットを張る

2019-11-29 21:23:17 | 26・三宅島の畑と農業
今日は、久しぶりに気持ちよく晴れわたった。
けど、放射冷却もあって、冷え込んだ。

夫の手伝いで、キヌサヤのネット張り。

ニワトリの畑で、最初はネットを張った。





次は、ハウスにいって、同じようにネット張り。



ネットは、ねじれたりするので、1人では難しいということだ。

帰りに長坂の上から見えた景色。



昨日は、ほかには、ハウスのレモンをとった。台風のせいで、皮に傷がついているのが残念だけど、味はいい。
昨日レモンの輪切りで、初めてレモンピールを作ってみたら、チョーおいしいのができあがった。
まただいだいももらえたら、作りたいけど。

明後日には夫が内地にいく。その2日後、バトンタッチで私が内地にいく。

キャベツやレモンなど、夫に持っていってほしいものを、そろえている。


インフルエンザの予防接種を受ける

2019-11-27 18:45:19 | 23・三宅島のくらし
最初の接種のときには、三宅島にいなかったので、予備日の今日受けてきた。

1人も待つことなく、してもらえた。

帰りにお使いにいった。途中の景色。暗い。このところ、ずっと晴れ間がない。
唯一晴れたのは、月曜日の登山実習のとき。ほんとうについてた。



雄山の外輪は、影も形も見えない。



ところで、昨日は若いお客さまが見えた。某テレビ局の人たち。
なにしに来たのかは、ひみつ。






「東京都自然ガイド」の講習・3日目

2019-11-26 17:39:26 | 28・島内ツアー・ガイド

昨日は、ガイド講習の最終日、3日目を迎えた。
1日、増田先生の講義や、実習が行われ、最後は45分間の試験。

筆記試験を受けるなんて、50年近くぶりではないだろうか。

インタプリテーションが講義の中心だった。
「情報伝達」ということで、ガイド技術でははずせない理念だということだ。

インタープリテーションというのは、「見えるもの」=体験、行為を通して、「見えないもの」=意味、価値を伝える教育活動。

インタプリテーションの特徴としては、

① 地域資源に基づく教育活動

② 媒体や教材の活用  直接インタープリテーションと間接インタープリテーション

③ 参加者の体験を大切にする。

④ ストーリーのあるテーマ設定

⑤ 双方向、多方向のコミュニケーション

⑥ 地域性、季節性(ここだからこそ、今だからこそ)

などなどの講義が行われた。

最初には、雨の中外に出て、葉っぱじゃんけんなどのゲームが行われた。



自然のものを見て、家紋作りなどもした。



メインとなるガイドの現地実習は、ここでは省くが、五感がフル活用されるようなインパクトの強い時間だった。


ところで、黒ちゃんは、昨日から全然立てなくなってしまった。
もともと足がダメージを受けていたのが、体重が増えて、支えきれなくなったのかもしれない。

くろちゃん


「東京都自然ガイド」の講習・3日目

2019-11-26 16:19:30 | 28・島内ツアー・ガイド

昨日は、ガイド講習の最終日、3日目を迎えた。
1日、増田先生の講義や、実習が行われ、最後は45分間の試験。

筆記試験を受けるなんて、50年近くぶりではないだろうか。

昨日の試験に落ちた場合、追試というものがあるらしいので、ちょっと復習しておこう。

インタプリテーションが講義の中心だった。
「情報伝達」ということで、ガイド技術でははずせない理念だということだ。

インタープリテーションというのは、「見えるもの」を通して、「見えないもの」を伝える教育活動。

インタプリテーションの特徴としては、

① 地域の自然資源、文化至便、人的資源に基づく媒体や教材の活用

② 直接インタープリテーションと関節インタープリテーション(展示、教材)

③ 教材や小道具の活用。

④ 参加者の体験を大切にする。

⑤ 




レモンを買いにいく

2019-11-24 16:31:05 | 23・三宅島のくらし
今朝は、朝一で免許の更新講習にいった。

ようやく雨がやんだが、車で送ってもらった。



優良なので、30分講習で終わった。

その後、10:30にレモンを買いに行く約束をしていたので、それまで畑にいき、キャベツをとったり、うちの畑でレモンをとった。



Oさんは、レモン栽培の師匠である。とぎ木をさせてもらえたおかげで、我が家も、今年100個以上のレモンがとれた。



2級品を100個分けてもらった。





その後、レモンの畑を案内させてもらった。





台風で傾いた木。



落ちていたレモンを一個もらった。大きい!




三宅小学校の学芸会

2019-11-23 16:26:58 | 23・三宅島のくらし
今週は忙しかったので、今日は久しぶりにのんびりとした日。

午前中は、学芸会を見に行った。
けど、大雨の上、風も強く、自転車ではいけない。
夫に送ってもらい、用事をすませた夫が帰る時に、車に乗せてもらったので、1時間ほど見られただけだった。





帰ってきて、黒ちゃんを見ると、ぺたんとなっている。
よく見ると、ぺたんとしたまま、エサを食べている。
体調が悪いというより、足の具合が悪そうだ。



他のニワトリのいる小屋では、しいたげられてしまいそうなので、しばらくこのまま家において、ようすを見る。

「東京都自然ガイド」の講習・2日目

2019-11-22 21:21:15 | 28・島内ツアー・ガイド

今日は、大雨の中、2日目の講習を受けた。

初日は時間が足りなかったとのことで、順序が逆になったが、ガイダンスから始まる。



この講習は、東京都の自然ガイド認定講習ということで、「利用者への自然解説、利用指導をするために必要な知識および技術の習得」するのが目的に開かれたものである。

それにそって、3日間の講習を受けることになる。

新しくできた雄山登山線歩道を上るためには、「東京都自然ガイド」が同行して、適正な利用を指導しなくてはならないそうだ。

そこは、「自然環境保全促進地域」といって、保護と利用の両立を図るべき地域として指定されている。

★ 次の項目のいずれかに該当
  ・多様な生物、及び生態系の確保のために貴重な動物の生息地
  ・地質学、または地形学上貴重な地域
  ・景観が優れている地域

★ 人による過度の立ち入り等により、人為的な影響を受けるおそれがある地域

適正ルールとは、
★ 自然ガイドの指示に従う。
★ 定められた経路以外を利用しない。
★ 植物、動物、木片類、石など自然に存在するものは、そのままにする。
★ 動物、植物、種子、昆虫などの移入種を持ち込まない。
★ 動物にエサを与えない。
★ 動物を脅かしたり、追い立てたりしない。
★ 岩石などに落書きをしない。
★ ごみは捨てずにすべて持ち帰る。
      などいくつか定められている。

ほかにも、個別ルールとして、
★ 利用経路以外は立ち入り禁止。
★ 最大利用時間は、5時から17時のうち2時間。
★ 利用期間は4~11月。
★ ガイド1人が担当できるのは10人。同時滞在者数は20名を上限とする
  1日あたりの最大利用数は40人。
      などが定められている。

また、災害発生時に備えたルールとしては以下のものがある。

★ 動きやすい服装、登山できる靴、ヘルメット、ガスマスクなど必要な携行品を着用、用意する。
★ 他には雨具、防寒具など携行。

★ 立ち入り時のリスク と安全について利用者に説明
★ 火山ガスの状況、風向き、風速等について確認し、三宅村役場が指定する団体と調整のうえ、立ち入りの可否について決定する。
★ 自然ガイドは、利用者全員が必要な装備を携帯しているか確認する。

★ 利用者は、体調不良等が生じた場合、すみやかに申し出るほか、自然ガイドの指示に従って、行動する。
★ 自然ガイドは、利用中にも、火山ガス、風向き、風速などの状況を随時確認する。
★ 自然ガイドは、雄山の以上もしくは噴火に遭遇した場合、参加者の安全を確保し、三宅村役場が指定する団体に連絡し、その指示の元に避難する。 

東京都の自然ガイドの役割としては、
★ 利用者が自然の理解を深めるための解説。
★ 利用者への利用指導。
★ モニタリング調査協力。


そんな具合に、いろいろ勉強した。

ガイダンスのあとは、上篠先生による「伊豆諸島の植物」、辻野先生による「エコツーリズム概論」、アカコッコ館レンジャーの内藤さんによる「三宅島の自然環境概論、三宅島の動物」などの講義を聞いた。



火山噴火のあとは、オオバヤシャブシ(別名ハンノキ)が溶岩上にはえてくるが、それは普通の植物が利用できない、大気の窒素分子を吸収する微生物が共生しているからだそうだ。

植生の変化がよくわかるジオラマが並べられていた。







それにしても、近ごろでは、20年に1度噴火するというが、そのたびに、このように再生するオオバヤシャブシや、ほかの植物の生きる力はすごいものだ。

ほかにも習ったことを書き留めたいが、時間切れなので、あとは自分で勉強して、月曜日の試験に備えよう。








「東京都自然ガイド」の講習を受講

2019-11-21 11:55:19 | 28・島内ツアー・ガイド

いよいよ昨日から講習が始まった。
朝の6:45に家を出て、一緒に講習を受ける友人Iさんを迎えにいって、アカコッコ館に行く。

すでにガイドでお世話になっている方も数名いて、私がこのような講習を受けていいのかなあと思う。
でも、結論からいうと、ガイドをしないにしても、日常でもとても役に立つ話がたくさん聞けて、よかった。

とくに、三宅島に住んでいると、いつ何時、ふつうの生活をしていても、噴火が起こるかもしれない。
その時に、あわてずパニックにならずに行動するノウハウもたくさん盛り込まれていた。

昨日の講習は安全管理と火山に着いて、横堀勇先生と、新堀賢志さんの講義が4こま。
安全管理の現地実習が1こま。
講義のようす。



講義の中にはワークショップもあり、グループで考えたり、発表をしたりした。

意識のない人が倒れていたときの、呼吸、循環器、神経系の状態の確かめ方など、1人が倒れている状態で教わる。





雄山は、携帯の電波がないので、そこはけっこうな問題だ。
今の状況では、誰かが電波のあるところまで走っていくしかない。

けが人の運び方なども、室内で、外で、山で、いろいろ教わる。

6人、2人、1人でロープなどを使っておぶうのも教わるが、これはよほどの体力と筋力がないと無理だろう。





昼の休みは、外で、弁当を食べる。ピクニック気分。



最後の講義は、火山について教わった。世界中に1500個の火山がある中で、そのうちの111個が日本にあるそうだ。
火山の形成や地形の概論を説明できる、三宅島の火山と地形について説明できる、ということがガイドには求められる。
興味を持って、火山岩や地層を眺めて、何千年の火山の歴史を想像力を働かせて考えてみたい。

ところで、安全管理の講師の横堀先生は、7年前にカナディアンロッキーで4日間ガイドをしてくださった方である。



「ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパン」代表の横堀さんは、着々と、自分の得意な分野をの能力を生かして、活動の場を広げられていた。



昨日は若者が遊びにきた

2019-11-19 10:57:03 | 6.自転車日記

昨日の夜、S君とMちゃんのカップルが夕飯を食べにきた。

二人とも、私らの息子や娘より一回りも若い。





もうすぐ島を離れる2人だけど、S君は自転車の修理をする腕があるので、私の電動アシスト自転車を直してくれる。

今2年半ほど乗ったところで、先日点検をしてもらったら、前ブレーキシュー、前ブレーキケーブル、後ろブレーキケーブル、後ろタイヤチューブなど、何カ所かそろそろ替えた方がいいところが見つかった。

その部品を取り寄せて、直してくれる。

自転車の修理をしてくれるところがないこの島では、その後どうしたらいいか聞いた。

バッテリーが、あと数年したら、ダメになる。
それを替えるのに3万円ほどかかり、そこがダメになると、モーターもダメになり、つぎつぎに修理費が10万円ほどかかるという。
それなら、新しいのに乗りかえた方がいいらしい。

ということで、バッテリーが持たなくなったときが、この自転車のほぼ寿命だというのがわかった。
10年くらい持つといいと思ったが、そこまでは無理かもしれない。
パソコンも5年で、かなりダメになるので、そういうヘビーユーズのものは、5年が1つの目安となるだろう。

明日はいよいよガイド講習を受ける日だ。
明日、11月20日、22日、25日の3日間、朝から夕方までみっちりスケジュールが埋まっている。


今日は産業祭

2019-11-16 21:19:45 | 24・三宅島の行事
三宅島で野菜を育てている人にとっては、1年中で一番大事なイベントである産業祭。



今年も、品評会が行われたり、野菜や宝船の展示などが並んだ。

明日葉を育てている夫は、昨日、根性いれて、明日葉のパック詰めをしていた。

去年はめでたく金賞を受賞したが、今年の金賞は、若い神戸さん。見事、金賞を射止め、賞金の2万円をゲットした。おめでとう♪



夫の野菜も使われた宝船。



夫が出した野菜。





ほかには里芋も。

テーブルの上に並べられたいろんな野菜。



外では、野菜の販売も行われた。



広場では、伊ヶ谷の自治会が作った豚汁、商工会の焼きそばなど、いろいろな食べ物やさんが並ぶ。

午後には、玉ネギの苗をもらえるというので、30分並んだ。

そして、最後は、野菜の詰め放題500円。毎年、これは楽しい。



せっせと野菜を袋に詰めた。

自転車でいったので、帰りの道から写した写真。秋晴れのいい1日だった。




ところで、家の玄関でかっている黒ちゃん。
足がどうかしたのか、こんな風に横座りをしている。困ったような恥ずかしいような目で。



もうこのままなおらないんだろうか。