Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

せっかち歌仙・その56「風光るの巻」満尾しました

2024年07月26日 | 発句

みなさまへ

本日、せっかち歌仙・その56「風光るの巻」が満尾しました。

https://blog.goo.ne.jp/hiroko1951/e/ebdd01f7e04d4007e70805540c0a541b

今回はわりと早く巻き終わりましたね。

部分的に、句の変更を届けてくれたのは直しました。

私も自分の句の故郷がダブっていたので、直しました。

あとは、反省会で調整が必要なところを、検討しましょう。

それまでに、連句の部屋に、歌仙をアップしたいと思います。

https://tanosiirenku.ninja-web.net/

反省会は、私が次回東京にいくのが、9月後半なので、そのときにみなさんの都合があえば、集まりましょう。

今年はとくに暑い夏のようですが、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごしください。


せっかち歌仙・その56「風光るの巻」

2024年05月11日 | せっかち歌仙
参加者=良流娯・永井人生・逐電・長者巻・紅蓮・多摩のO脚・山八訪・茶目猫・晩菊



発句........山の声拾ふ補聴器風光る  良流娯     
脇句........母と旅する新入社員  永井人生       
3..........春の泥父に地蛸を供えたく  逐電      
4...........庭越しに聞く団欒の声  長者巻        
5(月)..今はなき生家をしのぶ月清か  紅蓮     
6............身にしむばかり四つ葉マークが  多摩のO脚      
(初折裏)
7............放牧の羊の集ふ秋の暮  山八訪    
8............送りオオカミ途中で撒いて  茶目猫       
9............気がつけば恋の笑顔が待ちかねし  晩菊     
10...........駅ピアノ弾き受ける喝采   逐     
11...........風鈴の流るるようなラブソング  永        
12...........厄年なんぞ気にもせず過ぐ  良    
13(月)..庭先の熊の足跡月さして  O  
14...........サトイモ・柿・栗そっと下げる  紅    
15..........里の秋白寿の母は歌い逝く  長   
16..........遠い国にもまた楽しみが  晩   
17(花)..青空に一水を引き糸桜  茶 
18..........権瑞玉の群れをなす磯 山   
(名残折表)
19..........霾(つちふる)や陸と海とが溶け合って  良   
20..........水平線の先が故郷  永    
21..........さあ泣けと蕩児還れば風が言い  逐   
22..........齢重ねてなお五里霧中  長   
23..........道迷い足止めじっと考える  紅    
24..........真白き世界前も後ろも  O    
25..........庭隅にいつのまにかの実万両  山   
26..........面影しかと心に結び  茶   
27..........なつかしき想ひ尊しいつまでも  晩   
28..........シゲは打ったり天覧ホーマー  逐   
29(月)..すやすやと眠る球児や月涼し  永   
30..........家族総出の朝の草刈り  良    
(名残折裏)
31.........気を遣う夕暮れ時の手花火も  O    
32..........島の楽しみ祭りに神輿  紅   
33..........顔役の付かず離れず列を追ふ  茶    
34..........冬を凌いだ浮世も春だ  山    
35(花)..舳先ゆく河面彩る花筏  長   
36..........流れる水も少し温みて  晩

<2024 年5月11 日~7月26日>


せっかち歌仙・その55の反省会とスタートの会

2024年05月11日 | 会合

昨日は、渋谷のサングリアにて、反省会とつぎの歌仙のスタートの会、さらにおまけで晩菊さんにスマホの使い方の講習をおこなった。

まずせっかち歌仙・その56の発句選びから始まった。

前日までに投票をした結果、以下の3句がそれぞれ3票ずつ集めたので、昨日集まった4人で決選投票をした。

  初夏(はつなつ)の森深く入り巨樹探す    

  山の声拾ふ補聴器風光る

  黄金週間孫といふつむじ風

その結果、一番票を集めたのが、山の声拾ふ補聴器風光る   良流娯

で、今回の歌仙の発句に決まった。

この句に対する意見として、風光るは早春のイメージが強いという意見もあったが、ふだん歌仙は、春、夏、秋、冬と分けて詠んでいるだけなので、そこはいいとした。

ついでにかくと、連句は、季節は進むように詠むらしいですが、それは我々の実力では難しいので、春なら春で、こだわらずに詠んでいる。

 

ということで、次回のせっかち歌仙・その56は「風光るの巻」となった。

そのままあみだくじで順番を決めた。

脇句は 永井人生さん

第三句は  逐電さん

ちなみに、春でスタートするので、春は3句続けることから、第三句までは春で詠んでください。

以下の順番、つぎのブログに載せるので、見ておいてください。

 

その後、ワインを飲みつつ、雑談形式で反省や、あらためて、せっかち歌仙その55「豊の秋の巻」をじっくりと鑑賞した。

自画自賛ではあるが・・みなけっこういい句を詠んでいる、というのが大方の意見であった。

それぞれの句を読んでいいたいことを述べた。

*発句は、そらまで届く、の「そら」をひらがなにしたのがいい。

*16 辰の震撼平らかであれ  長   
 17(花)..生きていることが孝行花見酒  永 

 今年の正月のことが詠まれた16句に、つぎの句はよくついている。

*33 御別れも御迎えもあり春の駅  永 に挙句の

 36 ゆく春ありてくる春のある  山  が似てしまった、というのは山八訪さんの反省。

  でも、挙句はあまり考えずにさっと詠んでいいのでは。というのは私の意見。

大体そんなところでしょうか。

 

昨日は私と晩菊さんが早めにいって、スマホ講習をした。メールとgooブログへのアクセスはできるようになった。(と思う)

コメント欄で句を書くのは、小さい画面なので、ちょっとハードルが高いので、メールで句を受け取ることにした。

 


発句でいいと思う句を1-2句送ってください

2024年05月08日 | 発句

以下のように発句が集まりました。

いいと思う句を、5月9日じゅうに、送ってください。

よろしくお願いします。


笹舟を小川に浮かべ和む子ら

畑鋤くあとをニワトリ付いていく  〇

初夏(はつなつ)の森深く入り巨樹探す    〇 〇  〇

山の声拾ふ補聴器風光る  〇 〇 〇

水切りの子へ石渡す春の海

黄金週間孫といふつむじ風   〇 〇 〇

木造の島の教会みなみかぜ   〇


せっかち歌仙・その56発句

2024年05月06日 | 発句

発句の締め切りは、5月7日です。集まった順に載せていきます。


笹舟を小川に浮かべ和む子ら

畑鋤くあとをニワトリ付いていく

初夏(はつなつ)の森深く入り巨樹探す

山の声拾ふ補聴器風光る

水切りの子へ石渡す春の海

黄金週間孫といふつむじ風

木造の島の教会みなみかぜ


反省会は5月10日(金)

2024年04月15日 | 反省

みなさまへ

日にち限定で申し訳ありませんが、反省会は、以下の日程で行います。

5月10日(金)6:00~ 

場所 :  燦廚 サングリア    

        03-3496-3697
        〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町17-10 吉野ビル2F

出席できる方は、4月25日頃までに、紅蓮までお知らせください。

出席予定 : 晩菊 長者巻 山八訪 紅蓮

なお、発句の締め切りは、5月7日です。

 


せっかち・その56の発句募集のお知らせ

2024年04月09日 | 発句

みなさまへ

春だというのに、島では雨が降り続いています。

時間があいてしまいましたが、次の歌仙の発句を募集します。

締め切りは、5月7日(火) 連休明けとします。

今はまだ春ですが、締め切りは立夏過ぎなので、発句の季語は春でも、夏でもいいことにします。

そして、連句の反省会を、その頃開けるかなあと思っています。

私は5月7日から2週間ほど、東京にいきます。

また近くなりましたら、みなさんのご都合をお聞きします。

 


せっかち歌仙・その55 「豊の秋の巻」が満尾しました

2024年03月14日 | せっかち歌仙

みなさまへ

本日3月14日、せっかち歌仙・その55 「豊の秋の巻」が満尾しました。

おつかれさまでした。

自分の句や、他のみなさんの句をよく読んで、変えた方がいいところなどありましたら、お知らせください。

来週中には、歌仙のページに載せたいと思います。

反省会については、また連絡いたします。


せっかち歌仙・その55 「豊の秋の巻」

2023年12月26日 | せっかち歌仙
参加者=茶目猫・晩菊・多摩のO脚・紅蓮・逐電・良流娯・山八訪・永井人生・長者巻



発句........豊の秋そらまで届く千枚田  茶目猫     
脇句........稲作祝う声もあちこち  晩菊       
3(月)..手を合わせ満月の笑み中東に  多摩のO脚     
4...........義兄の郷で足跡たどる  紅蓮        
5...........ほたる狩り何かが起こる気配して  逐電     
6............歌声誘う花蜜柑の香  良流娯      
(初折裏)
7............カラオケの集ひの前にひとっ風呂  山八訪    
8............貴方のために有るラブソング  永井人生         
9............「燃える秋」ハイファイセットめぐる愛  長者巻       
10...........小布施を訪ね焼きポン食らふ  O       
11...........楽しみは腹を満たしたその後に  晩        
12...........そぞろ歩きの海岸通り  茶    
13(月)..寝袋に包まれ夢へ寒月夜  良  
14...........手管あるらん老猫の恋  逐    
15..........赤ん坊笑えばみなもほころびて  紅   
16..........辰の震撼平らかであれ  長   
17(花)..生きていることが孝行花見酒  永 
18..........春幾百の要塞跡で  山   
(名残折表)
19..........百千鳥聞きつ樹下にて浅き夢  茶   
20..........目覚め見上げる青空眩し  晩    
21..........福井城幾重もの堀どこまでも  O   
22..........子らは喜ぶ恐竜の森  紅   
23..........きぐるみを脱げば美男の現われて  逐    
24..........背に汗にじむ歩荷の笑顔  良    
25..........初摘みの新茶とわかる人減りぬ   山   
26..........何処も彼処も過疎高齢化  永   
27..........たっしゃでな介護の天使ありがとな  長   
28..........お迎えうれし寄り道しよう  O   
29(月)..にこやかに月を見上げる帰り道  晩   
30..........虫の音のなか言葉はいらぬ  茶    
(名残折裏)
31..........選手等の行き交うサイン秋日和  良    
32..........バスが曲がれば客皆傾ぐ  逐   
33..........御別れも御迎えもあり春の駅  永    
34..........もらい損ねた卒業証書  長    
35(花)..師とともに花見したのはいつの日か  紅   
36..........ゆく春ありてくる春のある  山

<2023 年10月 12日~2024年3月14日>


少艶先生ご逝去のお知らせ

2023年12月20日 | お知らせ

少艶先生のご長男から、お知らせを頂き、少艶先生が、本年9月2日、92歳でご逝去されたそうです。

今なお延々と続いている歌仙は、少艶先生がいらっしゃらなくては、成り立っていなかったと思います。

謹んで哀悼の意を表します。

少艶先生がいつまで連句に参加されていたか、たどってみました。

2012年4月から7月まで巻いていた「エマノン歌仙・その23 蕗の薹の巻」でした。

そして、それがエマノン歌仙の最後の巻となり、その後は人数も減って、せっかち歌仙のみ続けてきました。

2011年2月、少艶先生に最後にお会いしたのは、このときの会合だったでしょうか。

 

頂いたお葉書を添付いたします。

 


せっかち歌仙・その54の反省会とその55スタートの会

2023年10月13日 | 会合

昨日は、晩菊、長者巻、山八訪、紅蓮の4人が集まって、反省会とつぎの連句の発句、順番を決めました。

茶目猫さんは、残念ながら欠席でしたが、前回の歌仙のなおした方がいい点について、前もって送ってくれました。

 

「先ずは大事なところから。

 3句目…このままだとリズムがぎごちないので、

    「みどりの日車中はるかに富士を見て」では如何?

 21句目…中八になっています。

     「~手摺りに頼り~」で良いのでは?そうすると上五から下五まで、

     「り」の繰り返しでリズムが生まれます。

 31句目…秋を詠むところですが、「蟹」は夏の季語。

     秋に最盛期を迎えるカニもあるのでしょうから、上五を

     「秋蟹で卓を埋めて~」とした方がいいのでは?

 

他、仮名遣いが気になりました。歴史的仮名遣いで統一すると、

 7句目…漂う→漂ふ、12句目…馳せる→馳する、20句目…もつれる→もつるる、

 24句目…つい→つひ/匂う→匂ふ、36句目…終わり→終はり又は終り となります。

また、13句目、作者の指摘にもあったように「~主~」を「~あるじ~」とした方が、

一句が読みやすくなります。

 

感名句として、発句、28句、30句、35句など。

特に35句は「花」の句として、滅びを重ねながらも生を謳歌する姿勢に共感。

今回も楽しませて戴き、皆様に感謝申し上げます。」

 

さすがに、俳句の先生ですね。参加した4人は、その方がよくなるという点で一致しました。

歴史的仮名遣いについても、連句としての体裁が整う、ということで、そのようにします。

そして、茶目猫さんの文章を読んで、自分が詠んだ句のままの方がいい、という方はお知らせください。

一両日中に、明日葉の巻を書きかえます。

 

その後、せっかち歌仙・その55の発句を決めました。

発句 豊の秋そらまで届く千枚田  茶目猫

 

順番も決めましたので、つぎのブログで、自分の番を確認してください。

今回秋の巻になりますので、月の句が3句目にあがりますので、まちがえないようにしてください。

 

 


発句でいいと思う句を1-2句送ってください。

2023年10月09日 | 発句

以下のように発句が集まりました。

いいと思う句を、10月11日じゅうに、送ってください。

よろしくお願いします。


鱗雲体感気温さようなら

天空に月と土星のランデヴ

島の秋海も空もはてしなく    〇

台風や厳しい自然見せて去り

秋蝶や葉を選んでは産卵す

秋風やエイに似た雲悠々と 〇

爽やかや湖の青空の青

豊の秋そらまで届く千枚田    〇 〇 〇

秋空を眺めながらの街歩き


反省会は10月12日(木)

2023年09月30日 | お知らせ
みなさまへ

反省会は、今のところ出席できる人が多かったので、

10月12日(木)  6:00~  にしました。

場所 :  燦廚 サングリア    

        03-3496-3697
        〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町17-10 吉野ビル2F

出席予定 : 長者巻 晩菊 山八訪 紅蓮

他にも出席できる方は、前々日頃までに連絡をください。

★発句の締め切りは、10月7日 10月9日です。

 


せっかち歌仙・その55 発句

2023年09月28日 | 発句

集まった順に、発句を載せていきます。(締め切り10月7日)10月9日いっぱいに延期します。


鱗雲体感気温さようなら

天空に月と土星のランデヴ

島の秋海も空もはてしなく

台風や厳しい自然見せて去り

秋蝶や葉を選んでは産卵す

秋風やエイに似た雲悠々と

爽やかや湖の青空の青

豊の秋そらまで届く千枚田

秋空を眺めながらの街歩き


反省会の日にち

2023年09月24日 | 反省

みなさまへ

ようやく過ごしやすくなりましたね。

反省会は、以下のどちらかの日にしたいと思います。

ご都合のいい日にちをお知らせください。

10月12日(木) ○○○○

10月13日(金) ○○

 

時間は6:00~  場所は日にちが決まってから、ブログに書き込みます。

反省会の日までに、句の変更や、反省点などありましたら、お知らせください。

また発句もお送りください。

よろしくお願いいたします。