紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

久しぶりの玉原・夜後沢スキーツアー

2010-02-28 10:49:21 | 4・テレマークスキー日記
昨日は、雨の確率高く、もしダメなら温泉でも入ってくればいいかという感じで出かけた。

この温泉でも・・という気持ちが、数々のドジをうんだ。全くもって情けない。

けれど、久しぶりに、山に登り、スキーで滑りおりたので、最高に楽しかった。
本来なら、私はどんな小さな山でもいいので、何時間か登ってピークを目指し、そこから歩いて、または滑っておりる。こういうツアーが好きだなあと思う。
好きだけど、山登りと同じ負担が足にかかったので、今日は左膝が痛い。この間の石老山の次の日もこのくらい痛かったけど、翌日、ストレッチに明け暮れたら、2日目には、そこそこの痛さになっていた。

今日も雨なので、どうするか迷うが、とりあえず、足を動かして痛みがひくかようすをみようと思う。泳ぎには行けるかどうかわからないほどの降り。



5:21 どしゃ降りの中歩いて調布駅まで行き、京王線に乗る。後で、始発が、5:06 なので、これで行くべきだったと反省。

6:50 土日だけ出ている、大宮発石打ち行きの「シーハイル」に乗る予定でいったのだけど、大宮駅の案内表示に出ていない。
乗り換え時間は、4分。

焦って、高崎線のホームにおりると、隣のホームに、今時こんなレトロな昔の特急列車が走っているんだ、という車両が止まっていた。
一瞬後、それこそ、シーハイル号に違いないと思い、スキー道具いっさいかかえ、階段を上って、そこにおりたが、列車には「臨時」と書いてあるだけで行き先が書いてない。誰かに聞こうと思った瞬間、ドアが閉まった。ショック!

そういうわけで、乗りそびれた。でも、大宮駅で万が一、宇都宮に行く方向の列車などに乗ったら、1日パーになってしまうので、まあ、仕方ない。

小作さんに電話をして、9:25沼田着の特急か、8:25上毛高原着の新幹線かどちらでいったらいいか聞いたら、8:25の上毛高原、ということで、新幹線に乗ることになった。早起きしたわりには、結局新幹線に乗って、2520円の出費となった。(泣)


満員の新幹線で上毛高原駅までいって、初めて外が見えたら、なんと真っ白の谷川連峰が見えた。うわー、ラッキー♪
小作さんの車がくると、その日別のツアーの案内をする赤沢さんが来ていて、お久しぶり(2年ぶり)の挨拶。

10:20 その後もいろいろハプニングがあったが、途中の駐車場で、ヒワタリさんを乗せて、玉原スノーパークの駐車場に到着。
準備をしていて、気づいた。ストックがない! なんと私は板だけ持ってきて、ストックを入れ忘れたのだ。ドジの第二弾。小作さんに借りたが、このようなことは初めてなので、かなりショック。

 


その日のツアーは、ウェイブグライドの小作さんの案内で、参加者は、私とヒワタリさん。娘は天気悪そうなのに引いて、前日家に来たけど、不参加。


11:20  リフトを乗り継いで上に行き、そこで、シールをつける。

 


このような斜面を登って行く。

 


11:40  鹿俣山  景色が見えて気持ちがいい。

 


その後も鹿俣山から無銘峰へ登って行く。暑くて汗が流れる。

 

 


12:25  無名峰  もっと晴れれば、獅子ヶ鼻と剣が峰が見えるそうだ。

 

そこで昼食

 

こんな虫が歩いていた。けっこう大きい。

 


1:20頃  いよいよ夜後沢に向かって滑り出す。
ところが、すごい重くて、難しい雪。シャーベットみたいなところもあれば、まっすぐに滑っても、スピードが変わるところもある。

1回目、片足のスキーが雪にささってころんで、撃沈してからは、ゆるゆると滑って行くことにする。

 

谷川岳方向の山がよく見える。

 


滑りはそれなりに、たまにうまく行く時と、撃沈する時と。
コントロールできない。でも、楽しい。

 


 


 



最後のブナの森は、BCクロカンでもよさそう。広くて広くて、ここだけでも楽しめるような斜面。

 


 


3:45 駐車場について、ツアー終了。難しい雪だったが、ほんとうに楽しかった。

 



そして、1日目いっぱいの活動となるけれど、玉原なら日帰りで滑りに行けることがわかって、それもよかった。


5:00 小作さんに沼田駅まで送ってもらって、ホームで一人列車を待っていた。

すると、どこからか、「三輪さん」と呼ぶ声が。すぐに思ったのは、また何か忘れ物をしたか?

ところが違った。月夜野に住む友人の大殿が、駅の柵の向こうで呼んでいた。

そして、改札に来てといって、走り出したので、私も走った。列車が来るまで約3分。



そこで、わずか2分の短い逢瀬であったが、大殿と会うことができた。おまけにおみやげまで頂いた。水芭蕉の一升瓶。尾瀬に近い沼田ならではの銘柄ですね。

 


大殿、ありがとうございました。

1日といっても、ほんとうにいろいろなことがあるなあ。長くてあっという間の1日だった。


◆ 写真は小作さんが撮ってくれました。

明日は玉原でスキー

2010-02-26 06:47:36 | 4・テレマークスキー日記
今年初めて玉原に行くことにしたが、明日は天気がどうみても悪い。
まあ、とりあえず行ってみよう。
じゃなくて、雪ならラッキー! でも、雨かも。

ウェイブグライドの小作さんにお世話になります。

今回久しぶりに沼田までのチケットをとった。
大人の休日倶楽部で、新宿往復4000円のツーデーパス。在来線の鈍行利用で。行きはそれが、一番早く沼田に着く。もし特急や新幹線に乗りたかったら、特急料金だけ別に払えばいいので、便利。





昨日は受診日

2010-02-24 16:29:20 | 11・健康
昨日は久々に、リューマチ性多発筋痛症は今どうなっているのか検査の結果を聞きに、新宿にあるT医大病院に行ってきた。

前回の記事はここ


今までのCRP=(炎症値)。

(5.3→ 4.98 → 3.64 → 4.2) → 3.62 → 0.4 → 0.3 → 0.3 → 0.3 → 0.62 →0.82 → 0.18 → 0.19 → 0.13 → 0.13 → 0.09 → 0.14 →
 0.06→ 0.1 → 0.08 → 0.12→ 0.08 → 0.06 → (?) → 0.05  → 0.08 → 0.04 → 0.03(5月の値) → 0.04(昨年10月の値) → 0.04(昨年12月の値)


脱ステロイドの後も、なんとなく膝周辺に痛みとこわばりがあるのが、ずっと気になっていた。
けれど、リューマチ性多発筋痛症的には、全くなんの問題もないという結果であった。
昨日は検査もせずに、帰ってきた。

といっても、いつ何時再発するかわからないので、これからも2ヶ月に1度は通うことになる。

今の痛みは、多発筋痛症の後遺症と、変形性膝関節症によるものということになるのだろう。長くうまく付き合って行くしかない。
先週は、ヒアルロン酸注射もしないで、スキーもできたし、山もたぶん、ゆっくり下ればだいじょうぶだし、あとは運動をして、足(大腿四頭筋)を毎日鍛えることにしよう。

青空屋台のおうち

2010-02-23 07:18:03 | 4・テレマークスキー日記
今回のスキーで楽しみにしていたことの一つが、青空屋台のおうちに泊まること。

以前、民宿という言葉がでてきた頃、泊まるのは、ほんとうにふつうの家だった。
が、今では、そういう民宿はめったに見られなくなった。

この青空屋台のおうちは、今でもふつうの民宿。
居間を、私たち5人を泊めるために、急いで片付けて下さったという。

まきストーブのやわらかな暖かさがんみんなを包んでくれる。
自然食のお料理、野菜中心のお総菜も、玄米も、カレーも、チャパティも、何もかもおいしく、身体に優しいのだった。




小2のうららちゃん、5歳のこころちゃん、チビちゃんのタオ君はまだ2歳くらい。みんなで食事を運ぶお手伝いをしてくれる。
3人とも自宅分娩で、ご主人がとりあげたと聞いて、ビックリ。
でも、こういう主義だからということではなく、自然な感じ。たまたまよい産科が近くになく、助産院も遠かったので、自宅で分娩することにしたという。

ふだんは、カレー屋さんで、自宅でカレーを食べさせてくれる。(予約が必要)
イベントがあると、屋台にカレーを仕込んで、出向いて行かれるとのこと。

 

夜は今までした世界放浪、日本放浪の話しを聞かせてくださった。
たまたま一時住んだ北海道の大滝村では、いつかニョロニョロツアーにつれていってくださったF氏の2軒隣りの家に住んでいたことがあったり、不思議なつながりを感じた夜だった。

プール8回目

2010-02-22 17:05:07 | 11・健康
昨日の日曜日は、また午前中プールにいった。
クロールで1km。

自由広場は、だいぶ春の気配。




プールの帰りに、大学時代の友人、K屋氏にばったり会った。
3分ほどしか離れていない所に住んでいるが、2ヶ月に1度くらいしか会わない。

久しぶりだったので、立ち話。
なぜか健康の話しになり、腰が痛い話しやら、膝が痛い話しから、どこの病院や整骨院がいいとか、よくないとかで、すっかり話し込み、途中で二人とも気がついた。
こんな話しばかりするようになっちゃダメだね。ほんとだね。じゃあ、バイバイ。といって別れた。

今年退職する、大学時代からの知り合いは多い。次回は退職祝いかな。


ところで、今日初めて気がついたが、gooブログでは、写真をまとめて30枚までアップできるようになっていた。
それができると、スキーツアーの報告を書くような時には、ずいぶん楽になる。

栂池周辺ツアー:3日目

2010-02-21 15:14:31 | 4・テレマークスキー日記
■ 親沢バックカントリー(牧の入)

まほろば倶楽部のホームページを見ていると、毎年親沢に何回も滑りに行っている。
ここはどこだろうと思っていたら、初日泊まったコーボルトヒュッテのある里見からは、リフトに乗らないでも行けるところなのがわかった。
今度ここらに来た時にはは、ゲレンデではなくて、親沢に来て滑ろうと思う。

青空屋台のおうちを出て、1時間ほどで、白馬アルプスホテルに到着。

その日は、ステップカットの板でテレマークスキーをすることになった。

森の中を歩き、リフトの上まで出てから、広々とした雪面を登って行く。
バックカントリーの広さを感じる時が、ほんとうに気持ちがいい。テレマークスキーを始めてよかったなあと思う瞬間。



 


歩き初めて約1時間。小屋のところに着く。

 


私たち5人以外誰もいない、小屋上の雪面にシュプールを描く。何回も何回も登っては滑る。

 

 

 


石木田ひろさんが斜面に、カモシカが二頭いるのを発見。しばらくとどまっていたが、やがて、急な雪庇を乗り越え見えなくなった。

  


長い間滑った後は次のお楽しみ。行きに1時間ほど歩いたところを滑って行く。

最後に森の中を滑る。

 

その日の昼食は「ワインのある食卓」

  

その後、栂池の「ひらた」さんにいって、着がえさせてもらい、ひろさんが写してくれた写真の鑑賞会。
ひろさんは今回一眼レフのカメラを持っていき、すごくたくさんの写真を撮ってくれた。

滑っている写真をとってもらうことは、ふだんほとんどないので、とても嬉しい。

5:05 ちほさんの車で白馬のバスターミナルに送ってもらい帰ってきた。

◆ 栂池周辺ツアー:1日目 2日目 3日目 青空屋台のおうち

栂池周辺ツアー:2日目

2010-02-20 17:36:30 | 4・テレマークスキー日記
■ みねかたスキー場クロカンコース~中山高原


朝、たけ君に、コーボルトヒュッテから栂池まで送ってもらう。

栂池のまつば山荘に行くと、京都からやってきたさとさんと、テレマークスキー初体験のN島さん、八ヶ岳麓在住のちほさんはすでに到着していた。

9:30 向かった先は、白馬みねかたスキー場。

下でBCクロカンをはいて、リフトを上り、上にあるクロカンコースに行き、そこで午前中いっぱい練習する。

 

ここからスタート。

 


森の中のクロカンコースを歩いて行く。

  

白馬三山から、なつかしの五竜、鹿島槍が目の前にどーんと広がる場所に出る。
すばらしく景色のいい所。

 


そのあたりの林間で、何度も登っては滑る練習を繰り返す。
私が借りた板は、ハーフエッジ。私の技術では、ただまっすぐにしか滑れない。

 

 

さとさんが動画を撮ってくれた。(さとさん、ありがとう!)

 BCクロカン




そろそろお腹もすいてきたので、またリフト乗り場へと帰って行く。

 


午前の部が終了した後は、去年も行った韓国料理のお店「やんちゃぐれ」

トッポギ、とうふチゲ、ビビンバなどをばくばく食べる。おいしい♪

 


そして、午後からは、近くの中山高原で、BCクロカンの練習。

そのままスキーをはいて、いつか行きたいと思っていた「美麻コーヒー」まで滑って行く。

 

わらを漆喰で固めて壁にしたわらの家、ストローベイルハウス。
まるで絵本から抜け出したような家だった。

 

そこで、おいしいコーヒーを頂く。

 

その日はみんなで「青空屋台のおうち」にいって、泊まった。これはまた別記事で。

◆ 写真:石木田ひろさん撮影

◆ 栂池周辺ツアー:1日目 2日目 3日目 青空屋台のおうち

栂池周辺ツアー:1日目

2010-02-19 17:32:43 | 4・テレマークスキー日記
■ コーボルトヒュッテに泊まる

今回は、スキーツアーの他にも、楽しみにしていることがたくさんあった。
そのうちの一つが、去年も泊めて頂いたコーボルトヒュッテの方達に、またお会いすること。

8:22 深大寺バス停を出発。いつも思うけど、このバスがもうちょっと早くスタートすると、早くスキー場に着けるのだけど。

八王子あたりから、もう雪がちらついていて、これは長野県は雪だなあと思う。

12:35 白馬に着くと、コーボルトの長男、たけ君のお嫁さんが、うたちゃんと一緒に迎えに来てくれていた。

午後はどうしようか迷った。
ゆるい傾斜なら、ステップカットの板を持っていったので、リフトを使わず、歩いて登って滑ったらどうかとも考えた。
が、白馬乗鞍スキー場もコルチナスキー場も、もう何十年と滑っていないので、地理もわからない。
しかも、あまり視界もきかない吹雪の天候。
結局半日券を買って、あちこち滑ってみることにした。

 

しばらくゲレンデを滑っていたが、だんだんと膝が痛くなってきた。


翌日からのことが心配になり、どこかにいいオフピステがないか、探してみることにした。そのうちに、里見尾根を越えていった、若栗林間コースのわきに、なかなかよい感じの樹林帯を見つけた。そこにいって何本か滑った。

 

2日後に、まほろばのツアーで親沢(牧の入)に行ったが、そこにも十分ステップカットのスキーで歩いて行ける場所だった。

夕方、コーボルトヒュッテのご主人に送ってもらって、若栗温泉に入りにいった。

うたちゃんとがく君。今年小学生になるがく君は、お母さんの話によると、すでに、私よりスキーが上手そう。
一緒にトランプをして遊んだ。

 


コーボルトヒュッテの暖炉。夜には火が炊かれる。

 


バー。

 


ご主人と一緒にお酒を飲んでいるうちに、夜も更けていった。


◆ 栂池周辺ツアー:1日目 2日目 3日目 青空屋台のおうち