紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

アンズジャム

2014-06-29 08:46:17 | 17・畑・保存食・手作り品など
はっきりしないが、おそらく7-8年くらい前は、府中の通称アンズ街道まで、アンズを拾いにいっていた。
口コミで、そのアンズ街道のことが広まり、大勢くるようになったためか、小学生が木に上ってとったりしていたためか、市からとるのが禁止されてしまった。
実がなる頃になると、アンズのなった木の枝が落とされてしまうのだ。

それが、今年はたわわになっているという情報をもらった。
ちょっと迷ったけど、往復40分かけて、アンズ街道まで行って、アンズをとり、さらにジャムに煮るというのは時間がかかりすぎる。
残念だなあとは思ったけど、このところ毎年注文しているJAちくまに、注文することにした。




昨年は、アンズのできが早霜で悪かったということで、注文できなかったので、アンズジャムを煮るのは2年ぶり。

アンズも、傷むのが早い。届いたのは、26日木曜日だったが、その日は煮る時間がとれなかったので、翌日の27日(金)に煮た。
アンズは、ジャムに煮ているときの甘酸っぱい香りが、部屋中にただよって、幸せな気分になる。




あと少し煮詰めれば完了という状態。







ガーン! 一昨日の被害

2014-06-26 17:13:26 | 17・畑・保存食・手作り品など
調布市のできごとが、一昨日テレビのニュースに流れた。
となりの三鷹市同様、ヒョウが降り積もったという。あんなに大量のヒョウがこの近辺で降るなんて、聞いたことも見たこともない。
同じ時間、我が家はすごい雷雨だったけど、ヒョウは降らなかった。

一日おいて、今日畑を見に行ったら、見事にやられていた。




枝豆は、あと1週間か10日で食べられたのに、残念。




とうもろこしも、今年はダメね。

トマト。




ミニトマトもこんなに落ちてしまった。




かろうじて、最後の収穫。




それにしても、天候がおかしい、この数年おかしいといっていたけど、どんどんおかしくなる。

6月13日の畑は、こんなに緑豊かだったのに。

昨日も不安定だということで、義母と柳瀬川まで鍼治療に行く予定だったが、おそろしいので、とりやめて、来週に延ばした。




サクランボのコンポート

2014-06-24 17:55:22 | 17・畑・保存食・手作り品など
今仕事の最後の追い込みの最中なので、なかなかアップできなかったが、サクランボのコンポートを6月21日(土)に作った。

チェリーストレーナーを購入して、初めて使ってみた。
こんな形。




こうやってサクランボの種をとる。




スポンスポンと、あっという間に、おもしろいように、きれいにとれる。
傷んでいるところをとったので、少し大きい穴があいているのもあるが、大半は、丸い形のまま煮ることができる。




そして、砂糖は入れずに、ブランデーだけで煮てから、そのまま冷まして冷凍した。

まだ冷凍した味はみていないが、煮てすぐは、ブランデーの香りもよくて、おいしかった。

今日はすごい雷雨。すごいなあと思っていたら、テレビでも調布あたりが大荒れだというニュースが流れた。
家の近くはヒョウは降らなかったけど。






映画「春を背負って」を見てきた

2014-06-21 17:27:48 | 13・本・映画・演劇・音楽など
    

ストーリーは、立山稜線上に建っている菫小屋の主である父(小林薫)とともに、子どもの亨が,雪の山小屋を訪れるところから始まる。
それから年月がたち、その父が、遭難者を助けようとして、亡くなる。
それまで都会でトレードの仕事をしていた息子・亨(松山ケンイチ)だったが、母が営む民宿での葬儀に参列、その足で、立山の山小屋に行って、父が残した山小屋のあとを継ぐ決心をする。
そして、父の代から助けてくれていたゴロー(豊川悦司)や、愛(蒼井優)らとともに、慣れない山小屋営業を開始する。
その間に、山での遭難や、新主を助けるゴローが病に倒れた時に、おぶって山をおりたりなどの出来事が、立山の自然を背景に描かれる。

ストーリーをざっと書くと、こんな感じなのだけど、去年の立山スキーにいって、その映画撮影隊と同宿したときから、この映画が封切りされたら、絶対に見に行こうと思っていた。
私たちが見た場面は、映画の中でどう描かれるか、すごく興味があった。

やはり、立山の自然は美しかった。もうずっと何年も前から虜になっている私は、立山の自然に引きつけられた。
が、ストーリーは、はっきりいって、ちょっと物足りなさを感じだ。登山のスペシャリストは、あのような稜線で、嵐のような中でていかないだろうとか・・。病人をおぶって下山はしないだろうとか・・いろいろ。
この映画だけじゃなくても、山登りをするので、ついついそういうことが気になってしまうのだ。

けれども、そういうことはさておいても、あの撮影をした人たちがどう演じているかを見られたのは、すごくよかった。





サクランボジャムとサクランボケーキ

2014-06-19 16:17:24 | 17・畑・保存食・手作り品など
お嫁さんの実家が、ちょっと傷んだというより、ちょっと当たったところのあるサクランボを送ってくれた。

サクランボは、お菓子に使ったことは1度もない。高いものだし、一粒一粒生のフルーツとして、食べるのがふつうだ。
なので、この時がチャンス。どうやって食べるか、昨日はクックパッドなど、ネットでいろいろ調べた。
いつだったかもらった時は、当たったところが、すぐにカビた。かなり足が早い果物なのだ。
なににするにしても、急がないとならない。




昨日は、ためしにジャムを煮た。

砂糖を全くいれず、ブランデーだけで煮たけど、すごく甘くておいしい。




今日は、姉が遊びにきたので、ためしにサクランボのケーキを焼いてみた。甘さ控えめ。
なかなかおいしく焼けた。




残りはコンポートにして、冷凍しようと思う。

種をとるのが、けっこう大変なので、今日、チェリーストレーナーというのをネットで購入した。
どんな使い心地か、明日くるのが楽しみ。





ブログ11年目

2014-06-18 17:28:18 | 12・Blog・PC・カメラ・家電など
先月の5月20日は、10回目のブログ記念日だった。
つまり、10年続いた記念の日。そして、今は11年目に入った。

なんと長く続いたことか。すごい。(自画自賛・笑)
と思うのと同時に、10年間、自分のホームページ(一応仕事の)は開設しなかったなあとも思う。
最初にカッパ師匠からすすめられて、ブログというものをちょっと始めた後、これはホームページの一部にしようと思った。
メインは、もちろん仕事のことや、作品のことを書いて、いわゆる公式ホームページにする。

ところが、開きそびれた。

ブログを開設したのは、2004年。父が亡くなった年だ。
それまで、父のことで追われていたのが、2月に亡くなって、ぽっかりと穴があいたようになって暮らしていた。
そんな時、カッパ師匠にすすめられて、何か新しいことをしてみようと思った。
あの時始めなければ、その後はまた母の介護に追われたので、きっと始めなかったと思う。

これは、今ではほとんど日々の記録になっているが、自分にとってはすごく役立つ。
希望をいえば、gooブログに、タグづけできると、もっといい。
たとえば、読んだ本のことを書いて、ついでに畑のことも書くと、記事はどちらかのカテゴリーにしか分類できない。
あとでその記事を探し出そうと思うと、両方のカテゴリーを全部見なくてはならない。

とはいいつつ、「三輪さんのあの記事をもう一度読んで、剣岳に上る参考にしたいんだけど。」
と聞かれれば、すぐに自分では探し出すことができる。

カテゴリーの◆山・スキー・旅の記録 が、山だのスキーだのの「目次」の役割をしている。
目次から登山した年の記録を見れば、すぐに記事にたどり着ける。

けっこう困るのが、日常のことだ。
いろいろなカテゴリーに入り込んでいる。
これをもうちょっとなんとかできるといいのだけど、というのが今の課題。

あとブログは、CSSを自分でいじって、テンプレートを作成しているけど、これももうちょっと学習して、変えたいのに、なかなかできないでいる。
今の常設のテンプレートは、face bookに連動したり、もっと便利になっている。
カテゴリーごとに記事一覧のタイトルが見られるようになっているし。
私のは最初に作成した時のまま、進化していない。

最近、gooブログでは、gooメールアドバンスというのに入らないと、gooメールの送受信ができなくなった。
私は、gooのアドレスメールを頂くことがあり(一般公開しているので)、それも仕事のメールだったこともあったので、これは契約して今後も続けることにした。

10年前当時gooブログを開設していた人は、8,859人
5年前、1,231,657人(延べ)
現在は、2,030,415人

最初のテンプレートと、ブログ初日の記事。





サッカーW杯・初戦

2014-06-16 16:46:11 | 15・心に残ること
ふだんは、ほとんど関心がないのに、W杯の時だけは、にわかサッカーファンになる。

コートジボワール戦は、50パーセント越えの視聴率だったというから、みんなテレビに釘付けになった昨日の試合。

あ~あとか、きゃーとか、いいながら、夫の実家で見た。
最初に試合がスタートする前に、写った向こうの国の選手の身体が、日本の選手とくらべて、大きいというかなんというか、ダンプカーと乗用車でも見ているようだと思った。

ほんとうに残念な結果だったけど、ここから持ち直してこそ、本田選手が試合前のインタビューでいっていた、サプライズになるね。
やっぱり日本の選手は強い、と世間をあっといわせてほしいなあ。

昼は夫と義母と3人でお寿司を食べて、帰ってきた。




ずっと楽しみにしていた映画、「春を背負って」もようやく封切りされたが、なかなか見に行けない。早く見たい。





連句の集まり

2014-06-14 10:17:26 | 7・連句・俳句・短歌
一昨日の12日の木曜日には、連句の会合があった。
60巻記念の歌仙が巻き終わったのが、4月の11日だったので、反省会を開くまでに2ヶ月もたってしまった。

都合がつかなかったり、体調を崩したり、遠方なので来られなかったりで、4人が集まった。
会合を開くまでにも、こんなに時間がかかったように、それぞれ、忙しくしているようであった。




私も、以前にもまして忙しいなあと思うことが多い。他の人も、仕事もそれなりに続けていたり、別の仕事を始めてみたり、忙しそうであった。
そんな生活の中でも、60巻歌仙が巻き終わり、これからは、新たな目標、100巻目ざして、たのしく仲間と集いあえると嬉しい。
春夏秋冬、1年に4回巻くとすると、100巻までに、10年かかる。
10年後、はたして、自分やみんなは元気でいるだろうか? と考える年代でもある。

その前に、連句集をまとめるのが、当面の目標である。

昨日、「落し文の巻」がスタートした。






ゲリラ豪雨

2014-06-13 16:25:19 | 17・畑・保存食・手作り品など
昨日は出かけて、畑に行かなかったので、今日は昼ころ行くことにした。

久しぶりにカラッと晴れて気持ちのいい日。

行きの野川。




ナスも少しとれた。キュウリは、一日あけたら、大きくなりすぎ。










それだけとると、帰ろうとした。

すると、空にはいつの間にかこんなに黒雲が広がっている。




野川も行きとは大違い。家に帰ろうと急いだ。




あと1分というところで、降り出した。やあ、あぶなかった。




その後すごい雷とゲリラ豪雨。それなのに、1時過ぎには、晴れ間が戻った。




村上春樹さんの短編小説

2014-06-11 16:57:09 | 13・本・映画・演劇・音楽など
「女のいない男たち」は今年の4月18日に発売され、調布の図書館に入ったのはいつだったか?
図書館に入ったその日の9:00に予約スタートというので、家にいた私はぴったりの時間に、ネットで図書館に予約を入れてみた。

いつもだと、村上春樹さんの小説は、1年くらい待ったりする。もっと待つこともある。
「色彩をもたない・・」は、一体いつ予約をいれたか覚えていないけど、今もまだ手元に届かない。

村上春樹さんの短編小説に、それほど興味があったわけではなかったが、とりあえず申し込みをした。

そうしたところ、2週間ほど前に手元に届いて、あっという間に読み終えた。
一番おもしろかったのは、最初の「ドライブ・マイ・カー」
おもしろくなかったのは、最後の2作。

村上春樹さんの小説は、すごく好きなのと、最後まで読み終えることもできないほど、その世界に入り込めないのと、どちらかしかない。
好きなのは「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」

読み終えることができない小説は、主人公の名前がどうにも受け入れられないということが多い。
青豆という名前もかなりダメだったが、そのわりには「1Q84」は、最後までおもしろく一気に読んだ。