紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

北岳(3192.4m)に登ってきます!

2006-09-29 06:48:24 | 3・山の日記
明日あさっては、南アルプスの北岳に登ってくる。
北岳といえば、日本で二番目に高い山なのである。
10月末のキナバル山行にそなえ、2週間前は富士山に登った。
そして、今回は北岳。

北岳・3D地図> <日本の高い山・21

全く高度に弱い体質の私としては、キナバル山に登れるかあまり自信はないが、備えあれば憂いなし。やるだけのことはやって行こうとの意気込みなのだ。
一緒に行くのはホイッスルの良流娯さんとM子さん。
そして、もう1名。ホイッスルの仲間でマラソンランナーでもあるU氏は、体力にものをいわせて、北岳~間ノ岳の2山を目指す。

一緒に広河原を出発するが、最初の20分以外、全行程別行動で行くのである。
ガンバレ U原!! 私たちも楽しんでくるよ。                       

<計画表>

■9月30日(土)

甲府駅9:00(バス)~11:12 広河原

広河原出発 11:15~11:35大樺沢分岐

11:40~2:50 白根お池小屋 → 白根お池小屋泊hp

■10月1日(日) 

4:30起床  5:00朝食

白根お池小屋 5:40~ 6:10 二俣6:20 ~ 8:30 八本歯のコル 

8:40~9:40 北岳 10:10 ~10:50 肩の小屋 

11:00~ 11:20 分岐 ~1:30 二俣 1:40 ~大樺沢~3:10 広河原

4:00 広河原発甲府行きバス

◆写真は小林純氏撮影「雲の峰を越えて」より
12月の南アルプス白峰三山(左より農鳥岳、間ノ岳、北岳)遠望(三ツ峠山から)

点子ちゃんとアントン

2006-09-28 07:24:06 | 13・本・映画・演劇・音楽など
この映画は、児童文学の古典「エーリッヒ・ケストナー」の作を、現代風にアレンジして、映画化したものである。

私は原作を読んでいないので、先にDVDで見るのはどうかなあと思ったけど、すごく楽しい物語だった。
一説によると、映画の方がいいというけど、ぜひ原作も読んでみなくちゃと思う。

お金持ちだけど、両親が家にいなくてさみしい点子ちゃんと、貧しい母子家庭だけれど、お互いを思いやるアントンの家庭。
点子ちゃんとアントンの友情を軸に、物語は展開する。心優しくて、おてんばな点子ちゃんと、けなげなナイスガイのアントン。
最後はハッピーエンドで、見た後、少し幸せ気分を分けてもらったような。

「原題」は「Punktchen and Anton」 点子ちゃんというのはニックネーム。
Punktchenというのは、点とかドットを意味するそうだけど、点子ちゃんて、とってもいい訳だなあ。


多摩川のにぎわい

2006-09-26 21:05:12 | 6.自転車日記
おととい羽田空港までサイクリングをして、多摩川の河川敷は、大勢の東京都民、神奈川県民でにぎわっている場だというのを再認識。

多摩川に着いたのが、わりと朝早かったので、ワンコ連れて散歩している人、ジョギングしている人、ロードレーサーの格好でサイクリングしている人。朝の風の中、気持ちよさそうであった。



だんだんと日が高くなると、野球をしている人、サッカーをしている人、その応援やら手伝いの人で、ものすごく河川敷はにぎわうようになった。小さな子どもチームもあれば、オジサンチームもあった。

祭囃子に合わせて、町を練り歩く練習をしている集団もいたし、吹奏楽の練習をしている人たちもいた。多摩川の河川敷は早い者勝ちで、場所とれるんだろうか?



季節がら、曼珠沙華もあちこちに咲いていた。(写真トップ)

羽田空港までサイクリング

2006-09-25 12:16:19 | 6.自転車日記
天気がどうか気になっていたが、朝起きたら快晴。ラッキー! 

7:30に家を出た。
羽田サイクリングの目的は、その昔「自転車でいこう!~ビッグバードめざして~」に書いたように、調布から多摩川沿いに行って、ちゃんとエアーターミナルまで着けるかどうか見てくるというもの。
実は、久我山散人さんは、少し前にいってみて、報告を載せてくれたのだけど、やはり自分の目で確かめたくて、ちょうどその日フリーな娘と2人でサイクリングをすることにした。

7:40 多摩川の土手に登る。いつものことだけれど、この土手に上ると、世界が変わる。(写真トップ)
まだ朝の日は低く、影が長い。

そして、出発。
小田急線、和泉多摩川あたりの橋で、神奈川県側に渡る。



そのままずっと向こう岸を走り続ける。二子玉川を対岸に見たのが8:20。



丸子橋までいってから、東京側にもどる。

9:20 多摩川河口、弁天橋の近くにたどり着くと、羽田発着の飛行機が見えるようになる。ここに来ると、ああ、羽田だ~と感動する。
そこで、おやつを食べたりして休憩。



ここまで来ると、羽田までもうちょっと、という感じがするけど、新ターミナルビルになってからは、ここからが結構長い。

モノレールの横の道をぐんぐん進む。ここは何度来ても、大好きな所。
前来た時には見えなかったけど、多分右に見えるのは、川崎と木更津とを結ぶアクアライン・海ボタル(?) 
飛行機も羽田に向かっておりてくる。



これから右車線の車道の横にある自転車・歩行者道路を進んで、トンネルに入る。この上を飛行機が走っていると思うと、ゾクゾクした気分になる。



トンネルを出てから、まっすぐ行った後、右に曲がって失敗。
また元に戻って、車が通らない時をみはからって、環八を横切る。信号がないので、ここを渡るのが難しい。車はびゅんびゅん飛ばしてくるし。
最初から左を行けばよかったか? その後、もう一つ、滑走路下のトンネルをくぐる。



トンネルの上の滑走路を、こんな風に飛行機が通る。



今度はすぐにエアーターミナル前に出られた。
目的地はそこだけれど、せっかくなので、ターミナルビルに入ろうとして、警備員さんに自転車置き場はどこか聞いたところ、「そういうものはない。」という。
えー、それって、ひどいんじゃないのと思ったけれど、仕方ないので帰ることにした。



帰りは、トンネルの下は、行きとは反対側を通っていく。これだと危ない道も横切らずスムースに行く。

モノレール横の道を、また調布に向かって進んでいく娘。空が広くて、いい感じ。



そうして、途中で、お弁当を食べ、家に帰り着いたのは2:10。往復70km+α。
思いの外早かった。


◆トラックバック:久我山散人・羽田空港の旅客ターミナルに自転車で出入りする方法(こげこげチャリ坊【輪行メモ】)

地図が好き!

2006-09-23 15:38:34 | 20・日々のできごと
地図が好きである。
特に絵地図とか鳥瞰図などが大好きで、日本でも海外でも、見つけるとつい買ってしまう。

中でも一番といってもいいくらい好きなのが、「多摩川散策絵図」
これは多摩川の源流から河口までを描いた地図である。(村松昭・絵 聖岳社・発行)
2mほどある長い地図を折りたたんで、本の形にしてある。



この地図に出会って、「自転車でいこう!」「サイクリングキャンプにいこう!」「最後の夏休みーはじまりの一滴をめざして」という本を書きたくなったといってもいいくらい、惹かれた。
下の地図が、多摩川の源流のあたり。



この地図の発行年は1988年6月。
それに何の意味があるかというと、河口の羽田空港のところが、明らかにこの時から変わっているからである。
どこかで最新版を探して、絵が変わっだかどうかを調べたいなあと思っている。

私が書いた「自転車でいこう!」も、本の最後の部分が、かなりかわったのかどうなのか。
明日天気なら、久しぶりに羽田までサイクリングをして調べてきたいと思う。
雨なら、またの機会に。



というわけで、カテゴリーに「12・地図関連」を追加した。

富士山・つづき

2006-09-21 07:24:30 | 3・山の日記
富士山に登った日は、夜中から頭痛がした。
敗因は、食べてすぐ寝てしまったこと。6時過ぎなんかに寝てはいけなかった。
なるべく高度に身体をならしてから、寝るべきだったようである。

まあ、それでも、みんなは2時頃起きて、山頂を目指していったが、私たちは下るだけ。

4:15 山小屋発(写真トップ)

まだ暗い中、下山道をおりていく。下山道は、遠回りで長いけれど、歩きやすい傾斜であった。

5:15 日の出
しばらくご来迎を待つため、とどまった。寒いのでダウンを着て、太陽が出てくるのを待った。



空は薄いだいだい色に染まったけれど、雲に隠れて、太陽の形は見られなかった。



雲海と良流娯さん。ほんとうに海のように雲がおおいつくしている。



7:15 河口湖口五合目

以前はそのまま一合目まで歩いて下ったが、山小屋の人に、今時、一合目まで歩いて下る人なんかいないよといわれ、やめることにする。

五合目から、のんびりとまわりの景色を楽しんだ。

何といっても感動だったのは、南アルプスが全山見えたこと。
去年登った、赤石岳~荒川岳鳳凰三山、今年GWに登った仙丈ヶ岳~甲斐駒が岳、来週登る北岳、いつか登りたい聖岳までずらーーーっと見えた。



奥多摩の山々もかなり見えた。多分右の方の山が奥多摩三山だろうと結論。
奥秩父連山、八ヶ岳なども見えた。
とりあえず、3720mまで登ったし、高所訓練は終わった。

富士山

連句・秋の巻

2006-09-20 16:31:05 | 7・連句・俳句・短歌
秋が来た。
秋といえば、連句なのである。
桜の時期の方が華やかで歌詠むにはいいという説もあるが、やはり私は秋がふさわしいと思う。

昨日は「エマノン歌仙・その9」をスタートさせるべく、6人の連衆が集まった。

発句を募集したところ、

小夜更けて 楽都(ウィーン)の森の 虫時雨 ☆

旅に生き 酒酌み交わす 夜長かな 

旅に生き 友と語らふ 夜長かな

一人旅 いざなうような 秋の雲

ぼんぼりの 灯は連なりて 風の盆

雷雨去り 又ひとしきり 虫時雨

水辺より 翔つ鳥のあり 涼新た      

野の風の 揺らぎの中の 女郎花 ☆   

が送られてきた。みんなで投票したところ、☆二首が同点。
決戦投票により、

野の風の 揺らぎの中の 女郎花   茶目猫

が発句に決まった。2ヶ月を目処に巻く予定である。

最初から参加している人は、もう連句を始めて20年になるという話しが、きのう出た。

私は数えてみると、もう12年。一向に進歩はしないけど、楽しい時間だけは共有してきた。刺激もいっぱいもらった。
これからも、無理のないペースで続けていけるといい。

連句の部屋