紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

明日から中国

2007-07-31 08:04:31 | 5・旅の日記
昨日は旅行前の最後の仕事の打ち合わせが終わった。いよいよ明日は旅立ちである。仕事は、帰ってから、大急ぎでしなくちゃならないので、他の人がお盆休みの時にせっせと励もう。

中国に行くのは、生まれて初めてである。
息子の保育園の時の親仲間KさんとYさんが知り合いの旅行社の人に頼み、7人だけの独自のツアーを企画してくれた。

明日から10日間の予定で行ってくる。
明日は朝の10:30の飛行機に乗って、北京に入る。
その日のうちに、モンゴルの玄関口、内蒙古自治区の区都であるフフホトに移動。フフホトというのはモンゴル語で「青い城」という意味だそうだ。

その後は、シラムニン草原でパオに泊まったり、大同にある世界遺産の雲岡石窟をたずねたりする。

他には、太原にある案内をしてくださる人のご自宅にいって、餃子を食べさせてもらったりする。ふつうの中国の人の家を訪れる機会など、まずないと思うので、楽しみにしている。

最後の3日間は、北京に滞在して観光する。

向こうから携帯で送れたら、ブログも更新する予定だけど・・。

(地図は中国まるごと百科事典からお借りしました)

海沢登り

2007-07-30 17:18:41 | 3・山の日記
沢登りというよりは、沢歩き、沢泳ぎがほとんどだった。

9:15 奥多摩の駅に集合。テレマークスキーの時にお世話になった木風舎の山田さんと、仁木さんが昨日のインストラクター。
ほぼ初心者の9名が集まって、海沢の登り口まで車で移動。

足ごしらえは、地下足袋にわらじ。私だけは、娘の渓流シューズを借りていったので、それをはく。靴底がフェルトでできているので、滑りにくい。沢用のスパッツもはく。




自分のサイズに合ったハーネスを選んで、身につける。



ヘルメットもかぶる。これで沢登りに行くかっこうが整った。



良流娯さん。




冷たい水の中をじゃぼじゃぼと歩く。楽しい。私のカメラは、完全防水なので、こういう時にも持って行ける。




美しい沢の流れ。




気持ちいい。などとこのあたりまでは、いっていた。




ここを泳いで、向こう側に渡る。

 


山田さんの後を行く良流娯さん。ザイルをつけて、泳ぐが、この時までは、そんなに寒くない。




また泳ぐ。この後は、かなり寒くなった。水からあがると歯の根が合わないというか、ガチガチと鳴った。




またまた泳ぐ




昼過ぎると、雨も降り出してきて、しばらく進んだものの、かなり降りが激しくなった。
次は、釜を泳いで、滝を登るという楽しそうな場面だったが、そこで中止になった。




12:45 横のがけを、ザイルでビレーをとって登って行った。ちょっと登ると、道に出た。




車にもどって、みんなで温かいコーンスープを飲みながら、昼食をとり、解散となった。

奥多摩・海沢

2007-07-29 05:29:00 | 3・山の日記
▲築地山水倶楽部に入って、春から秋にかけて沢登りに熱中している娘が、
「もう少しうまくなったら、母を沢登りに連れて行ってあげるね」という。
ところが、だんだんとうまくなっているらしいが、もっと上級者向きの沢登りに行くのに忙しくて、ちっとも沢に連れて行ってくれない。

それじゃあ、仕方ないということで、良流娯さんを誘って、木風舎の初心者向け沢登りに参加することにした。
今日は、奥多摩の海沢という所にいって、沢登りをしてくる。
もちろん、不在者投票はすましたよ。果たして天気はどうでしょうか?


燧ヶ岳の花

2007-07-28 08:44:35 | 3・山の日記
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳に咲いている花は、種類がちがう。やはり、湿原と山との違いがあるようだ。
今回は、燧ヶ岳登山の時に、見た花をアップする。


ゴゼンタチバナ、オオバミゾホウズキ




シャクナゲ、コケモモ




ハクサンチドリ、向こうを向いているのはハクサンフウロ




コツマトリソウ(?) 右はコイワカカガミ




ウラジロヨウラク(?) タテヤマリンドウ



他にもワタスゲ、タカネバラ、サワラン、チングルマ(ひげになっちゃったもの)、エンレイソウ、キンポウゲ(の一種)などを見たけど、写真にとりそびれた。


計画表
久しぶり♪ 尾瀬
燧ヶ岳登山
尾瀬御池に下山
尾瀬ヶ原の花
燧ヶ岳の花



尾瀬ヶ原の花

2007-07-27 06:58:06 | 3・山の日記
尾瀬で一番有名な花といえば、もちろんミズバショウである。でも、可憐なミズバショウに会うためには、6月の10日頃行かなくてはならない。
実は今回尾瀬に行くことになった時、7月なら、尾瀬ヶ原にはもっとたくさんのニッコウキスゲが咲いていると思っていた。
それが、意外に少なかったのが、ちょっと残念。

それでも、尾瀬ヶ原には、いろんな花が咲いていた。忘れないうちにアップしよう。
毎年夏山に登りにいっては、たくさんの高山の花を見て、ホイッスルの花博士、沼さんに名前を教えてもらう。
そのおかげで、だいぶ花の名前を覚えた。今では、文庫の「高山植物ポケット図鑑」を持っていっては、花の名前を確かめる。



アザミ、ニッコウキスゲ



クガイソウ、キンコウカ



ヒツジグサ、トキソウ



コバイケイソウ、ワレモコウ(?)

 

ミツカシワ、コバギボウシ



ミズチドリ




計画表
久しぶり♪ 尾瀬
燧ヶ岳登山
尾瀬御池に下山
◆尾瀬ヶ原の花
燧ヶ岳の花

またまた病院のはしご

2007-07-26 07:03:32 | 11・健康
一昨日は、リューマチ性多発筋痛症の経過をみてもらうため、膠原病専門外来を受診してきた。その後、まっすぐに仙川の糖尿病の病院に行った。

CRP(炎症の値)は、

3.62(4月19日の値) → 0.4(5月1日の値) → 0.3(5月29日の値) → 0.3(6月26日の値)
 
と値は一定になってきた。平常値は0.3以下なので、ぎりぎり平常だということだ。


そして、ステロイドの量も、
10mg(4月) → 8mg(5月) → 7mg(6月) → 6mg(7月)と減った。順調な経過をたどっている。

でも、平常とはいえ、先日の尾瀬登山で、滑ってころんで、左腕をついたら、きーんと痛んだ。これは筋痛症の痛みだと思うけれど、もうずっとこのままいくのだろう。痛みが少しあるくらいの方が、自分の身体に気をつけるので、いいのかもしれない。

その後の、仙川の病院での、グリコHba1cの値は、6.8。前回より下がったので、クスリをやめてもいいかなと思ったら、ステロイドを飲んでいる間は、飲み続けるようにとのことであった。


ところで、膠原病専門外来の病院は、待合室の椅子が、布張りで、とても座り心地がいい。昔の応接間の椅子みたい。
そこに座って本を読んだり、うとうとと居眠りをしていると、とてもリッチな気分になれる。

仙川の病院の、担当のお医者様は診療部長なのだけど、その大学の出身の方なので、一昨日、膠原病専門外来のようすはどうかと聞かれたから、椅子の話しをした。すごくいい感じなんですと。
そうしたら、先生はとっても喜んで、
「あれはね、H先生の意向でそうなっているのよ。そんなにいいなら、この病院でもそうしましょうか。」なとど聞いてくれた。
もちろん、「はい。」と答えたけど、それには、待合室も広くなくちゃだめだし、簡単にはいかないね。それに、膠原病専門外来に来る人は、多かれ少なかれ、体中や身体の一部が痛い人なので、そういう人たちに優しい待合室という感じがする。
ふつうの病院では、そこまで身体の痛い人はいないから、むしろ、座り心地のいい椅子より、待ち時間の短縮を工夫してくれた方が嬉しい気がする。

尾瀬御池に下山

2007-07-25 07:05:50 | 3・山の日記
山登りというのは、おかしなもので、ピークに立つまでは、ピークに登ることしか考えない。ところが、ピークに登ると、次の瞬間から下におりた時のことを考える。早くおりて、温泉に入って生ビールを飲もうとか。

今回会津口の、尾瀬御池に下ることにしたのは、それが最短ルートだからである。病気から復帰して、今回が初めての本格的登山になるのだけど、大清水に下ると、8-9時間コース。この御池だと、7時間コース。まだ8-9時間コースは自信がないので、会津口を選んだ。

柴安(しばやすぐら)(2356m)では、ゆっくりしていたけど、俎(まないたぐら)山頂(2346m)では、ガスがかかって尾瀬沼も見えないし、あっという間に下山を開始した。






しばらく行くと、北斜面なので、雪渓が残っていた。




熊沢田代近くに行くと、急に霧がわいて出て、なかなかいい感じ。ワタスゲがたくさん咲いている湿原である。




10:20  熊沢田代




さらに進んで行くと、

11:10  広沢田代






それからがけっこう長かった。滑りそうなので(一度滑ってころんだ)、ゆっくり下って行く。道はどろどろの、ずぶずぶ。

11:50 裏燧林道との合流地点に出る。靴もスパッツもどろどろになっていた。



おばけのようになったミズバショウの葉っぱと良流娯さん。ミズバショウは、小さいとかわいいけど、最後はこんなに葉っぱがでかくなる。




12:00 尾瀬御池に到着。




登山口には、どろどろになった人のために、ちゃんと靴洗い場があって助かった。




12:20 のバスにのって、檜枝岐にある「アルザの湯」で途中下車。




その後、隣のおそばやさんでカンパイ! その日は良流娯さんの誕生日でありました。



計画表
久しぶり♪ 尾瀬
燧ヶ岳登山
◆尾瀬御池に下山
尾瀬ヶ原の花
燧ヶ岳の花


燧ヶ岳登山

2007-07-24 18:05:14 | 3・山の日記
夜中に何度か目を覚まし、そのたびに、雨音が大きくなっていく。

4:00に起きたら、すごいどしゃ降り。

まだ少し時間はあったが、そのまま、起きることにした。

外で朝ご飯を食べるのは辛いので、あたたかいお茶を飲みながら、山小屋でおむすびを食べる。
そうしているうちに、少し小降りになった。

5:00  山小屋出発   雨具を来て、完全防備。




5:20  見晴らし新道と尾瀬沼に行く道の分岐

小降りになったし、暑いので、雨具の上を脱ぐ。




雨に濡れたみずみずしい道を登って行く。




雨にぬれたゴゼンタチバナ。




4-50分に一度休みながら、進む。
だんだんと頭上には青空が見えてくる。



尾瀬ヶ原から至仏山あたりが地図のように見える。だいぶ高く登ったと思う瞬間。
シャクナゲも可憐な花をつけている。



だんだん道が急になってくる。




7:50  温泉小屋道との合流点。




山頂もそろそろ見えてくる。
早く山頂に行き着きたくて、急ぐ。




8:15 燧ヶ岳山頂

燧ヶ岳には、頂上が二つある。
そのうち高い方が、柴安(しばやすぐら)(2356m)
この読み方も現地ではわからなくて、帰ってきて調べてやっとわかった。



8:40  山頂出発。

一度おりて、またけっこうな高さを登り返す。




9:00  俎(まないたぐら)山頂(2346m)

ここから尾瀬沼が見えたら最高なのだけど、雲が出てしまい、全く見えない。
この日の尾瀬ライブを見たら、午後になると、山頂が見えているので、山頂からも尾瀬沼が見えたのだろう。
残念だった。
この日初めて人に出会ったので、3人の写真を撮ってもらった。


久しぶり♪ 尾瀬

2007-07-23 17:03:59 | 3・山の日記
ほんとうに久しぶりに行ってみると、昔も今も、尾瀬はけっこう遠いところだった。
尾瀬には、西に至仏山、東に燧ヶ岳がそびえている。どちらも日本百名山。
百名山がブームなので、日本全国から観光バスがやってくる。
でも、百名山は山好きの人にしか興味がないだろうが、尾瀬が有名なのは、やはり、あの「夏の思い出」の歌のおかげだろう。

夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空
霧の中に うかびくる やさしい影 野の小径


良流娯さんも歌であこがれていた尾瀬に一度行きたいというので、尾瀬ヶ原散策と燧ヶ岳登山をすることにした。

計画を立てている最中、百名山狙いの山仲間、Ueharaさんも7月に行くことにしている、というので、ところどころ同行することにした。


8:40  沼田駅を出るバスに乗ると、戸倉乗り換えで、10:55 鳩待峠に着く。

ここからUeharaさんは至仏山コースに。私と良流娯さんは山の鼻コースに。雨が降り出したので、雨具、スパッツ、ザックカバーなどつけている間に、気づいたら、もうUeharaさんはいなくなっていた。

11:10 鳩待峠出発。




12:10 山の鼻で昼食



 
Ueharaさんが登っている至仏山を前に記念写真。雨は上がったが、山の上はガスがかかっている。




12:40 山の鼻出発

尾瀬ヶ原にニッコウキスゲはもっと咲いているのかと思ったら、案外少なかった。
それでも、ところどころに咲いている花を見たり、写真を撮ったり、高山植物の本を見て、花の名前を確かめたりしながら、のんびりと木道を進んで行く。
次の日登る予定の燧ヶ岳山頂付近は、雲にかくれて、なかなか全体が見えない。見えたのは、ほんの数分。



コバイケイソウとバックにニッコウキスゲ。




2:40  竜宮十字路  後ろの方には、雨雲らしいものが見える。



3:00  その日の宿尾瀬小屋到着。




着いたと思ったら、雨が降り出した。その後も散策をしようと思ったが、やめにしてお風呂に入る。
尾瀬の小屋には、山小屋にはめずらしくお風呂がついている。ただし、環境を守るために、せっけん使用は禁止。歯磨き粉も禁止である。
でも、汗を流せるのは、とても気持ちがいい。

良流娯さんと二人でカンパーイ!



Ueharaさんの到着は、5時過ぎるだろうと思ったら、5時前に着いたので驚いた。木道をずっと駆け続けてきたそうである。雨でびしょびしょになっていた。
後で一人でカンパイするUeharaさん。(生ビールがあった!)



山小屋の夕食。



9:00 就寝。(翌朝は4:15に起きることにする)


計画表
◆久しぶり♪ 尾瀬
燧ヶ岳登山
尾瀬御池に下山
尾瀬ヶ原の花
燧ヶ岳の花