紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

滝子山(1610m)に登ってきました!

2009-06-29 17:08:32 | 3・山の日記
毎年夏山登山の前には、トレーニングのために登っておきたい滝子山。今年も登ってきた。
一緒に登ったのは夫と、良流娯さん。


8:00  笹子駅  

同じ山に娘が属している築地山水倶楽部の2人が上るということで、駅で記念撮影。その後、足が早い彼らとは一度も会うことはなかった。




8:40  ジャクショウ尾根コースに入る。

娘達は、私達より先にもうちょっといい道があって、そこから入ったそうである。

入り口にあった地図。良流娯さん提供。良流娯さんが写っている不思議な写真。(笑)  これを見ると、確かに先に道がある。

 


10:30頃   岩場を登っていく。下の方は暑かったが、このあたりまでくると、そう暑くない。途中から春蝉がたくさん鳴いている。

 


11:00  3回ほど岩っぽい所が出てくる。

 

11:35  滝子山山頂。

あ~くたびれた。ちなみに、築地山水倶楽部の2人は、山頂11:00頃だったそうである。

 


富士山が見えて、ラッキー!

 


12:05  下山開始

ステロイドを飲まなくなって、約1ヶ月、かなり痛みはなくなったものの、山に行くと右膝に違和感がある。上りはまだいいのだけど、下りになると強く感じて、良流娯さんについてゆけない。ゆるゆると下って行くしかない。

12:40  檜平  グレープフルーツがおいしい。

 


ヤマボウシの花。

 
 

2:00  山道終わり。最後の沢を渡る時に、油断して滑り膝を打つ。その後は、痛いのでゆっくりと下る。

 

山をおりた後で、雨が降り出した。


3:00  いつもの初狩駅近くにある「八幡荘」で、お風呂に入り、カンパイ! 下山した時に電話をしたので、お風呂の用意と、おでんの用意をしていてくれた。おでんはサービスというのは、毎回嬉しい。

 

やはり滝子山はけっこうのぼりでのある山である。今日は少し筋肉痛で、膝も痛い。でも、いいトレーニングになった。


今年も会えたね!

2009-06-26 17:43:01 | 22・両親のこと
今日は娘が休みなので、一緒に昼頃から母の施設に会いにいった。

そうしたら、昔から近所に住んでいたお母さんと娘さんが面会にきてくれていた。
妹と同じ年のSちゃんとは、私も小さい頃よく遊んだので、話しがはずんだ。




ちょっと暑かったけれど、母と娘と一緒にY会の庭を散歩する。木陰でひと休み。

 


中庭に行くと、なにやらたくさんのカモが泳いでいる。

 


今年もカモのヒナが孵ったのだ。今年はいつまでたっても、親カモはぽつんとしていて、もう孵らないのかと思っていた。
9匹孵ったけれど、今は5羽になってしまったそうだ。でも、今年も会えて嬉しい。

 


妹の入院

2009-06-25 17:39:15 | 15・心に残ること
妹が入院したのは、この間結婚した姪、Wちゃんが4歳、甥のT平ちゃんはというと、まだ1歳半の時だった。

1987年の5月7日の夜、突然、山梨に住む妹が、呼吸が苦しいといって、夜中に、家にやってきた。家族全員で。
どこか調布あたりの病院でみてもらいたいという。

妹を連れて、夜中にJ医大病院に行き、レントゲンをとったら、即入院。
自然気胸という病気だった。肺に穴があいて、空気がそこからもれてしまう。

困ったのは、翌日から、二人の小さな子ども達が家に残されたことだった。義弟は山梨で仕事があるため、帰らなくてはならない。
その頃、我が家の子ども達は、娘が5歳、息子が7歳(だったっけか?)。

困ったものの、二人の面倒をみるのは、私とトントン、母しかいない。
3人で交代でみることにした。

数日我が家にいた後、トントン宅に二人が行っている間に、私は片づけるべき仕事をすませて、その後の予定を全部あけた。

1週間くらい後、再び二人は家にやってきた。

結婚した姪、Wちゃんの誕生日(5月23日)のお祝いは、その間に我が家でした。

 


その後、Wちゃんは実家にいくことになった。でも、母もいきなり二人の面倒をみるのは大変なので、下のT平ちゃんだけ、我が家に残った。

それから、T平ちゃんは、どのくらい我が家にいたのだろう。
妹の退院がいつだったかわからないが、自然気胸は内科的治療ではなおらず、外科手術を受けた。

術後数日過ぎて退院した後、妹はしばらく静養するために、実家にいくことになった。その後も、T平ちゃんだけは、我が家でみることにした。とにかくやんちゃで、活発。元気な大人だって振り回されてしまう。

退院したその足で、妹はT平ちゃんに会いに我が家にきた。

その時のことだ。多分、T平ちゃんは一ヶ月ぶりくらいでお母さんに会った。言葉もまだしゃべれないくらいの年齢だった。チッチ(虫のこと)、ブー(水のこと)くらいしかいわない。

このくらいの年齢で、自分に何がおこっているか、どのくらい理解しているのだろう?

 


 

Tちゃんは、妹の顔を見るなり、怒った顔をして、おもちゃのブロックを妹に向かって投げつけたのだ。
ほんとうにビックリしたけど、自分のことを放っておいたことへの抗議を、言葉ではできないので、身体で示したのだろう。たった1歳半の幼児が。
今でもその時の、妹とT平ちゃんの心中を思うと、涙が出る。


妹は当然、ショックを受けたけど、身体が思うようにならないので、どうすることもできず、その日は、実家にいった。


T平ちゃんのことは、その後の話しがある。
娘も息子も、その後も家にいたT平ちゃんのことを、かわいがったり、ケンカしたり、まるで弟のように接した。

妹が快復し、迎えにきて、一緒に帰っていった時は、みんなさみしくなって、家の中がガランとした気がしたほどだった。


そして、多分次の正月のことだ。
妹は家族で家に遊びにきた。我が家ではみんな、Wちゃんもだけど、T平ちゃんに会えるのを楽しみにしていた。

それが、T平ちゃんは、家のマンションまできて、階段を上るのをいやがったのだ。妹の手を引いて、家には行かず帰ろうという仕草をする。

T平ちゃんは、その日我が家近くまで来た時、前にはお母さんが、そのまま自分を置いて、いなくなったことが、多分わかったのだ。

私達は全員、あんなにかわいがっていたT平ちゃんに、いやがられてガックリきたのだけど、でも、その時やっと2歳になったばかりの子どもの心は、なんと多くのことを理解しているのだろうと思って、驚いた。


その後、どれくらいの期間、我が家に入らなかったか覚えていない。何年間も妹家族と会うのは、実家や妹の家でだったような気がする。

翌年5月、山梨にキャンプに行った時の写真。
でも、この時は我が家じゃなくて、野外だったから、だいじょうぶだったのだろう。

 

 



小仏峠~影信山(727m)~明王峠

2009-06-23 16:30:43 | 3・山の日記
6月21日(日)は小仏峠~景信山(727m)~明王峠までトレーニング山行で出かけた。

前回の生藤山~陣馬山に上った後、三日間も筋肉痛になって、このままで7月に北アルプスに行ったら大変だと思った。それで、雨でもいいから、トレーニング山行にゆくことにした。

当初は、塩山の友人、W月さんと二人の予定だったが、雨で別の山が中止になった夫と、沢が中止になった娘の4人で行くことになった。



8:12 高尾発のバスに乗り、小仏峠登山口まで行く。

8:50  山道に入る。




9:30 小仏峠   そのあたりから雨が降り出す。

 
高尾山の方に行くかちょっと迷うが、影信山の方に進む。


 

10:00  景信山(727m)   屋根があるお茶屋さんで、早くも昼食

 


ヤマボウシの花が、しっとりした中できれいに咲いている。

 


10:30  雨の中出発

  


堂所山の上り。

 


途中の分岐。

 


11:50  明王峠  雨が激しく降っている。

 


1:30  与瀬神社到着

 
 

山をおりてから、生ビールでカンパイ! 

  


大雨で蒸していたので、汗だくになり大変ではあった。が、夏山の前に雨の山行経験も必要だと感じた。
今回雨の山行で、私のゴアテックスの雨具もスパッツも、あまり防水がきかなくなっているのがわかった。6年というと寿命だろうか。
7月の北アルプスの前に買わなくてはならない。

そして、山行から2日たったけれど、今回は筋肉痛はない。やはり、山のトレーニングは山に登るのが一番。

姪の結婚式

2009-06-22 21:33:03 | 15・心に残ること
6月20日は姪の結婚式があった。




小さい頃、何週間か家にいたことがある。
妹が入院して、やむなく家にきたのだけど、あの時お母さんがいなくて、ふにゃふにゃ泣いていた女の子が、こんなに美しくしっかりした娘に生長したと思うと、それだけでしみじみした気持ちになる。
あの時は、たしか4歳の誕生日のお祝いを家でしたのだった。(子ども達の一番奥が姪のWちゃん)
義弟に抱かれている甥のTちゃん。まだ赤ん坊で、我が物顔で家の中を荒らしていた。

 


結婚式当日は、大勢の職場の人や友人達に囲まれて、やはり人はまわりの人に支えられて生きているのだと思う。

 


結婚式には、久しぶりに息子夫婦も山形からやってきた。

従兄弟、従姉妹。こういう機会でもないと、全員集合することはめったにない。たのしい時間。

 


宴は終わり、これから遊びに行こうと張り切っている息子達。

 


ちょっとお疲れ気味の、花嫁の弟、他男の人たち。マッサージ機でくつろぐ。

  



ジャスミンティー

2009-06-18 17:40:34 | 20・日々のできごと
姪が台湾旅行にいった時に、おみやげを買ってきてくれた。
ジャスミンティー。

こんなすてきな袋に入っている。

 


中にはお茶の入れ方も入っている。

  


ほんとうは、ガラスのティーポットだと、花が開くのがもっとよくわかるのだけど。
あいにくとホウローのポットなので、上から写した。

 


香りがよく、心がしずまる感じ。花開くようすは、見ても楽しめる。すてきなティータイム。



今年はどこに登ろうか

2009-06-17 17:57:10 | 3・山の日記
そろそろ夏山のことを考える時期である。
梅雨はあるし、高山は冬がくるのも早い。10月にはもう雪が降る。
そう考えると、夏山登山シーズンはけっこう短いのである。

今年は、白馬岳を基点として縦走をしたいなあと、ずっと思っていた。雪倉岳を越えて、朝日岳まで。
一番行きたいルートは、不帰(かえらず)のキレットであるが、今年は、足の調子もどうなるかわからないのでやめ、別のルートから行くことにした。
不帰(かえらず)というように、名前からして危ない感じの所なのである。
私が不帰(かえらず)のキレットに行けるのも、調子がよくても、ここ数年だろうと思われる。いつか越えてみたいけど。

その他にはどこかな?
塩山の友人達と、今年こそは、甲斐駒ヶ岳に登りたい。

そして、昨日もブログに書いたけれど、去年事故のあった山、七倉岳のあたりに、追悼山行に行くつもりである。

あと、2ー3山、登れるだろうか。金峰山、白毛門、etc・・。
他にもトレーニング山行には何回か行かなくてはならない。

最近はあちこちの地図を引っ張り出してきては、計画を練っている。


これは、3年前の白馬岳登山の時の山頂写真。じっとしていられないほど、目をあけていられないほどの暴風だった。
そのため、雪倉~朝日岳まで縦走するのを断念した。

この時は写真を撮る人も、目をつぶっていたので、一人はみ出てしまった。(笑)
一度この山頂から、360度の展望を楽しみたいものだ。
いつも滑っている栂池自然園のあたりが見えたら最高!