紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

久しぶりにチャリで

2015-09-29 16:53:55 | 23・三宅島のくらし
三宅島の坂は、ものすごく急なので、道がぬれている時にチャリに乗ると、上りはまだしも、下りでブレーキをかけると、つるっと滑る。
なので、乾いた道じゃないと、乗るのはこわい感じ。

今日は秋晴れ。

夫が農協で大量の堆肥を買うというので、そこまで車にチャリを乗せてもらい、帰りは買い物をしながら、チャリに乗って帰ってきた。

空気があまり入っていなかったので、山下さん(食料品店)で空気入れを借りて、いれた。

農協から家までは7km。

アップダウンの連続なので、約40分ほどかかった。




途中の橋から大久保浜が見える。




山もくっきり。いつか危険地域じゃなくなり、雄山に登ってみたいものだ。




途中伊豆岬の分岐を通ったので、今度は買い物じゃなくて、伊豆岬までいってみようと思う。





ようやく晴れた

2015-09-29 06:43:56 | 23・三宅島のくらし
どこでもそうだと思うけど、からっと晴れると、気持ちもすっきりしますね。
どのくらいぶりか、ようやく青い海が見られた。




午後はちょっと海まで散歩。







海は、台風のせいか、いつもより大波。
そこに点々と3つ。もしかして、人かしらと思ってみていると、大きな波がきたとき、乗った。




クリックして拡大すると・・。




ダイナミックなスポーツだなあ。しばし見とれてしまった。

夫が西野さんの船で、釣りを楽しんできた。アカハタ、サバ、あとなんだったか。
今日はそれが食べられそうで、うれしい。




夜はスーパームーン。大きな月が見られた。





三宅高校文化祭

2015-09-27 17:42:28 | 25・三宅島観光
朝9:00から、三宅島高校で野菜の苗を売るというので、買いに行った。




三宅高校には、農業科があって、授業のいっかんとして、野菜を育てている。
最初は30分前に行こうかといっていたけど、大雨だし、少し前に着いた。

ところが、すごい行列。外だけかと思ったら、建物の中にも大勢の人がいた。




ブロッコリーと白菜の苗は、順番がくるまでに売り切れ。
利平栗も売り切れ。栗ご飯をしたかったけど、残念!




結局、キャベツの苗と、さつまいも、里芋、らっかせいを買ってきた。




その後、少し文化祭を見た。生徒数全学年で30人くらいというけど、なかなかに力作。
展示も楽しかった。

最後に海の写真を一枚。伊ヶ谷から橘丸が出航していった。






これからやりたいこと

2015-09-26 16:38:50 | 2・仕事の周辺
調布から戻って4日が過ぎた。

昨日は、こちらは雨で、暇なので、夫がブログを立ち上げたいというので、その手伝いをした。

ここでの、畑のようすを綴っていくつもりのようである。

最初は、こんな原野だった。




それが、今では・・。




その間、私は何も手伝わないの? という質問があったが、手伝わないのである。
手伝うのは、その食材を使って料理をすること。
早くいろんな野菜を使って、料理をしたい。

私のやることは、島でも、調布でも、どこでも、大半は本のことだけ考える。
というと、ずいぶんまじめみたいだけど、残りは、これからやってくるスキーシーズンのことも考えている。

9月30日には毎日小学生新聞に連載していた「ぼくらは鉄道にのって」が終了する。
その前に書いたのも、来年あたりには、本になる予定である。

となると、次の本をどうするかを考えないとならない。
今から考えて、構想を練ったりして、書き上げるのに3年もかかることもある。3ヶ月ということもあるけど。
それを、今は考え中であるが、どうしても取材が必要なので、次に調布に帰る10月末から11月初旬にかけて、やらなくてはならない。
資料も図書館にいって、調べて、購入しないとならない。ネットで本を買うのは、三宅島でもできるので、何を買うかだけ調べてくる。

そのほかにもしたいのは、三宅島をぐるっと自分の足でまわってみたい。チャリでも、ウォーキングでも。
なんせアップダウンが激しいので、ふつうのチャリでだいじょうぶか?

このところ、興味があるのはモペット自転車。
電動でもペダルでもだいじょうぶというもの。
だれか、モペット自転車の使い心地を知っている人はいないかしら?
できれば、調布に戻った時に、バイクやさん(それとも自転車屋さん?)にいって、調べてきたい。

今日もはっきりしない天気。









三宅島から

2015-09-24 05:41:08 | 23・三宅島のくらし
おととい三宅島に帰ってきた。

仕事が一段落したので、船にしようか迷ったが、やはり酔いそうなので、飛行機にした。

いつもと反対側に向かって、飛行機は飛びたった。

祖父母が眠る多磨墓地の上空を飛んで、うちのマンションの方にはゆかず、そのまま多摩川に向かった。




陸地の最後。




その後うとうとしているうちに、もう三宅島に着いた。




飛行場から家に帰る途中で、夫が開拓している畑に寄った。すごい変貌をとげていた。




ハウスの中。




万願寺とうがらしは、スーパー(といっても小さな店舗)2軒、農協、漁協で売るようになった。
もうそろそろ終わりか?



開拓していた畑。







調布にゆく前はこんな感じだった。




三宅島にきた最初は、まったくの原野。




それが、こちらに来て、約3ヶ月、ずいぶん開墾したものだ。


そして、今日はパソコンを立ち上げ、ついうっかり、Windows10インストールをクリックしたら、午前中、動かなくなってしまった。

ようやくウィンドウズ10をインストールしたけど、まったく動きが悪く、困ってしまった。

いろいろ試行錯誤したけど、ダメで、午後ふたたびアンインストールすることにした。
dellのサポートセンターに電話をしたところ、懇切丁寧に教えてくれ、無事もとのパソコンに戻った時には、すでに夕方。

それから、散歩に出かけたが、日の入りが早くなり、もう薄暗かった。
季節は移り変わっていた。





「絆」~東日本大震災から学ぶ~講演会・祝賀会・20日の法体の滝トレッキング

2015-09-22 07:12:53 | 5・旅の日記
3:30に鳥海荘に戻ってから、大急ぎで温泉に入り、「絆」~東日本大震災から学ぶ~という講演を聞いた。
お話しをされたのは、震災当時、岩手県大槌町立大槌中学校の校長をしていらして小野永喜先生。
今は、八幡平市立安代中学校の校長をしていらっしゃる方です。

震災時の状況や安否確認に追われたこと、生徒達の避難所での生活。そこでの運営には中高校生もかかわって、うまくいくようになったこと。

大槌中学では、6割210名の生徒が家屋の全壊・半壊の被害にあわれたそうだ。
生徒の2名が犠牲になり、両親を亡くした生徒が1名、片方の親を亡くされた生徒17名。

小野先生の話で印象に残ったのは、災害に見舞われたときは、お互いを信頼すること。
信頼することで、「てんでんこ」の言葉とおり、自分が自分の身を守ることができる。
人を助けようと思わず、まずそれぞれが自分が助かることを考える。
今年の洪水でも、感じたが、これからはますます危機回避能力を、それぞれで身につけなくてはならない。


ひろ社長お百度参り達成祝賀会

鳥海山岳会会長、真坂洋一さんから、鳥海山七高山に地名標柱を立てるまでの経緯が話された。
鳥海山は山頂が山形県の管轄であるため、許可申請など、すべて山形県でとらなくてはならなかったことなど。

その後、本荘山の会会長の荘司先生からお祝いの言葉などあり、あとはにぎやかな宴となった。

私は小野先生のとなりの席に座らせて頂いた。向かいは、真坂洋一さんや荘司先生。




法体の滝トレッキング


翌日、ひろ社長が、奥羽本線の院内駅まで送ってくれる前に、法体の滝に案内してくださった。
祝賀会で、ひろ社長のお兄様が、法体の滝を見てないなんてダメだ、といわれ、それならと、ひろ社長が連れていってくれることになった。

9:00 鳥海荘出発。4日本100名滝だということだ。
よく晴れていて、鳥海山もくっきり。




法体の滝。




滑りそうな道を上っていく。







バックに鳥海山。




結局院内には間に合わず、新庄まで送ってくださって、1:18の山形新幹線に乗って、帰ってきた。


<鳥海山登山の日、安保関連法が成立した>

政府は、今まで、戦後70年間、日本国民が大切に大切に守り抜いてきた平和憲法の中味を変えてしまった。
そんなことがあっていいんだろうか。
日本は「戦争をしない、他の国を攻めない、他の国にも攻めさせない」国ではなくなろうとしている。
自民党の中に、だれも、もうちょっと慎重に、丁寧に話し合おうと声を上げる人がいないのが、とてもコワイと思う。
たった1人の考えで、こんなに大きな問題を、どんどん推し進めていってしまうなんて、民主国家ではありえない。
そんな人たちが、国政をになっているのだ。みんなで変えようとしないと、日本という国は、さらにさらに悪い方へと向かってしまう。



今日は、午後の便で、三宅島に帰る予定。






鳥海山登山

2015-09-21 17:55:20 | 3・山の日記
9月19日(土)
鳥海荘のひろ社長の、鳥海山七高山お百度参り登山に参加してきた。
全身筋肉痛になるほど、大変な登山だった。

それでも、久しぶりに山頂に立てて、まだトレーニングを続ければ、上れるのがわかった。

当日は、朝4:00朝食。

4:50 鳥海荘前集合。

祓川の駐車場にいくと、三々五々、参加者が集まり始めていた。前回5月の鳥海山でもお会いした方達も多く、やあやあ、おはようございます、と挨拶。
2度目になると、ぐっと親しみも増す。




準備運動などして、6:00スタート。私たちは2班で、S野さんがリーダー。

S野さんと本荘山の会のT谷さんは、ずっと話ながら歩いている。
もう息が上がっている私は、はあはあと荒い呼吸をしながら上って行く。

今回の登山で大変なのは、午後4:00~の講演を聴くために、時間を逆算、それぞれのポイントで、制限時間が設けられていることだ。
もし、時間内に到達できなかったら、スタッフの方と、下山することになっている。




6:50 賽の河原で休憩。







あたりは秋の景色。とてもいい感じ。




でも、ゆっくり見ているヒマもなく、進んで行く。










一面イワイチョウの葉っぱ。たまに、まだ花が咲いているのがある。




7:50 七ツ釜  こうして時間を追ってみると、けっこうぎりぎりで、ようやくポイントを通過している。








氷の薬師手前で雨が降り出し、雨具を着込んだ。




どんどん上って行く。






9:30 舎利坂

ここらあたりからは、苦しい登り。でも、外輪の形がはっきり見える。




イワギキョウが咲いていた。




10:00 七高山山頂







全員で記念写真。(ひろ社長撮影)




5月スキーツアーでお世話になった荘司先生とひろ社長、他の人たちとパチリ。




10:40  下山開始

この日は、太陽が照ったと思うと、雨。この繰り返しで、全部で10回は虹が見られた。
二重の虹は、内側と外側では、色の配列が逆だというのを、初めて知った。










ミヤマダイモンジソウ。こんな時期まで咲いていた。




岩が雨でぬれて、滑りやすく、最後まで気が抜けなかった。

ベニバナイチゴ。




ミヤマアキノキリンソウ。




2:30 登山口 それでも、やっと、登山口。ヤマブドウジュースと熱いお茶がおいしかった。

さきがけ新報の記者の方と、ずっと私のすぐ後を歩いていた奥様。






◆ 「絆」~東日本大震災から学ぶ~講演会・祝賀会・20日の法体の滝トレッキング