紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

さわやか自然百景

2016-10-31 06:50:14 | 携帯・ipadから
昨日の朝、7:45~8:00 「さわやか自然百景」は三宅島だった。

夫とたかちゃんから電話をもらって、途中から見た。

いつもそうだなと思っていたけれど、三宅島を知るには、海の中に入らないとならないのだろう。
島にいるだけでは、あのすばらしい世界はまったくわからない。




今まで知らなかったこともいくつかあった。

好きで何回も通った長太郎池。




ここは噴火前は、満潮でも、岩に囲まれているくらいの深さがあったそうだ。
その頃はもっといろんなサカナが見られたという。




噴火で、島はがらっと変わってしまったところを何カ所か知っているが、ずっと住んでいた人にとっては、残念なことがたくさんあったと思う。

最初の方を見ていないので、また再放送があったら、ぜひ見たいものだ。




夕食は、またKさんの家で、ごちそうになった。
ありがとう♪






東京(調布)の家に帰ってきました

2016-10-29 21:49:44 | 19.友人との時間
昨日、三宅島から渡ってきた。

天気が悪い中、橘丸に乗った。




我が家が見えるところを通過する。
波がけっこう高いけど、うねりはないので、そんなにきつくはない。




けど、早起きしたので、前半の3時間はよく寝た。

残り3時間半は、ラジオを聞いたり、ipadで音楽を聴いたり。

同じ部屋だった女性は、ずっと文庫本を読んでいた。すごいわ。
いくら船に慣れたといっても、本は読めない。

天気が悪く、竹芝桟橋に着いたときには、けっこう冷たい雨。

一夜明けて、今日は、やること山積み。

郵便物を読んで、返事を書くのに、何時間も費やした。
ちょうどマイナンバーを届け出なくてはならないのが、いくつがあり、それも時間ぎりぎりのもあって、大急ぎで書いた。

その他には、唐紙を買いにいった。
三宅島の家の二階を、今フローリングにしているので、唐紙も新しくしないと、部屋がきれいにならない。

J店で、店員さんに唐紙はどこにあるか聞いたら、「唐紙」という言葉を知らないのに、ビックリ。
調布のマンションにも、一応ふすまはあるけど、ない家というのも、今時たくさんあるのでしょう。

そんなこんな、駆け回っている時に、Kさんからランチのお誘い。おかげで、生き返った。
ありがとう!








島内観光

2016-10-28 04:17:58 | 携帯・ipadから
姪たちの滞在2日目。

新鼻新山にいく。
ものすごいたくさんの鳥が、かたまって飛んでいた。
と思うと、海すれすれに飛び、急下降して海にもぐってしまった、ように見えた。




ところが、アカコッコ館で案内してくれた人に聞いたら、水面すれすれに飛んで、外敵から姿を隠しているのだという。
おそらくヒヨドリではないか。といっていたが、点にしか見えないので、なんともわからなかった。
そうして、なるべくおそわれないようにして、海を渡っていくそうだ。




私の好きなアカコッコ館では、いつもとは違う人が、説明をしてくれた。

そして、毎回双眼鏡で鳥を見させてくれる。
ニコンのMONARCH  8×42 という双眼鏡がほしくなってしまった。
すごくよく見える。

それから、1983年の噴火のビデオを見た。

その後、大路池のまわりを少し歩いて、南桟橋までいく。
そこで、中国の女性と、台湾の女性に会って、写真を撮ってもらった。
ホテル海楽に泊まって観光しているとのこと。




二人は、池の回りをずっと歩いていった。
私たちは、アカコッコ館にもどって、車で迷子椎を見に行った。樹齢600年ということである。




そこに行く途中、帽子を二つも拾った。もしかして、さっきの中国の人たちのじゃないかということで、ホテル海楽に届けようということになった。

そうしたところ、戻る途中で、女性の車に会い、無事に帽子を手渡すことができた。

その後は、伊豆岬にいき、夫のアシタバ畑を見せてあげた。




滞在3日目は、前の日に、夫とパスカルが飲み過ぎたため、夫は寝坊し、大急ぎで開墾の仕事に出かけていった。

朝は、自分で焼くフランスパン。姪たちのおみやげ。
こんな風に白いパンを、オーブンで10分焼くと、皮がかりかり、中はふわふわのフランスパンになる。







夫が忘れ物をしたので、届けにいくことになり、パスカルとあっこちゃんも一緒に開墾の様子を見にいった。
私の運転が下手なので、おっ、とかあっ、とか、いって乗っていたのがおかしかった。
バックしようとしたら、急坂だったため、前に進んで、もうちょっとでフェンスにぶつかりそうになったし。

切り出した竹を焼いている夫。




そして、昨日は錆が浜から出航ということで、見送りにいった。

救急車がきていて、患者さんが担架で船内に運ばれていった。
島には診療所があるだけなので、重病の人はこうして、船で運ばれていくようである。
けど、6時間半もかかるので、症状が重いと、それでは無理で、多分ドクターヘリで広尾の病院に運ばれるのだろう。




桟橋に向かう二人。




船出は、いつでも情緒がある。
甲板に出てきた二人に、さようならー、また来てねー。




蛍の光の音楽とともに、岸壁を離れていく船。




そんなこんなの日を送っていたが、今日は私が船で東京(内地)に向かう。
今回は、健康診断を受けるのが目的。
ちょうど今日から、三宅島の家の、二階のリフォーム工事も始まるので、ふすまの紙を買ったりして、用事をすませたら、11月7日には戻ってくる予定である。






姪夫婦がやってきた!

2016-10-26 09:29:22 | 23・三宅島のくらし
パスカルはフランスのパリから、直行で。
姪は、2週間前からトントン宅にいたので、そこから。二人で三宅島にやってきた。

いろいろな人をお迎えしているけど、パリから直接やってきたという人は初めて。
羽田に着いたあと、しばらく近くで時間をつぶして、夜10:30の橘丸に乗ってきた。

錆が浜まで迎えにいったけど、けっこう寒い。




最後からおりてきた二人。




その後、少し家で休んで、10:00頃から行動開始。

晴れるのは今日しかないということで、七島展望台に上った。
すごく風が強かったけど、大島、それにうっすらと八丈島まで見えた。多分七島が見えたのは初めて。




長太郎にいったけど、あいにく満潮。

サタドー岬にいく。サタドーとはヒンズー語で、地獄の意味だそう。こわごわ岸壁の下をのぞく。




帰りは、夫の三輪農園をご案内。




夕方はまたいつものウォーキング。姪たちも一緒に。




夜はビールと、頂いたワインでカンパイ!




明日はお客さまをお迎えして

2016-10-24 20:51:45 | 23・三宅島のくらし
今朝は、夫が仕事をしているところに、車を運ぶ都合があって、私も一緒に早くに出かけた。

空はどんよりしていて、明日からどうなるんだろうと心配になった。

どんよりはしていたけれど、小雨が降っていて、なんと虹が出ている。




どこにも太陽の影はみえないけど、晴れてくるのかも。

と思っていたら、ちゃんと晴れてきた。

夕方ウォーキングに行った時には、こんなにすてきな夕日が見られた。




姪夫婦が、明日早朝にやってくる予定だけど、明日は運良く晴れそうである。
案内するところといって、一周28kmの島なので、毎回同じだけど、でも、毎回新しい発見もあるので、楽しみである。



ウォーキング

2016-10-23 05:56:33 | 23・三宅島のくらし
一日じゅう、家にこもっていると、身体を動かしたくなるので、一日に一度、ウォーキングにいく。
40分くらい。
歩きながら、文章を考えたり、ストーリーを考えたり、また家で考えるのとは違う発想が生まれるときでもある。

雨の日も、よほどの大雨でない限り、出て行く。

昨日は、小雨なので、傘を持っていった。

海はけっこう荒れていた。




ふと眼をこらすと、薄暗い海に人がいて、ビックリ。




男の人が3人で、サーフィンをしているのだった。

おもしろいので、しばらく見ていた。

大きな波がくるのが、私には見えるけど、やっている人たちにも見えているのかどうか。
なかなか波に乗らないので、つぎのがチャンスとか、つぶやいてしまう。変なおばさん。
いや、おばあさんだな。
来週は、そろそろ高齢者の仲間入りだし。
一応健診を受けておこうと、来週末から1週間ほど東京にいく。

若い頃、島にいたら、サーフィンをやってみたかったかも。
こんなに薄暗くて寒々しい海で、サーフィンをするって、よっぽど好きなんだね。











秋の気配

2016-10-21 17:13:28 | 携帯・ipadから
昨日は蒸し暑かったのに、突然秋の気候。今日は朝からすずしく、起きたとたん、風の音がした。

昼過ぎにボーッと汽笛が聞こえたので、庭に出てみると、今日は伊ヶ谷出航で、さるびあ丸だった。
どういう具合で、さるびあ丸になったり、橘丸になったりするのか、よくわからない。
来週末には、1週間ほど東京に帰るので、気になる。
夫が西野さんを、伊ヶ谷の港に送っていった。



夕方の日課、海までウォーキング。

久しぶりに急坂をおりていった。




海はけっこう波が荒い。




ちょうどバスが通ったので、めずらしいとカメラを向けたら、バスの運転手さんがバスを停めてくれたので、ちょっと笑えた。




ついでに、時刻表を写したので、載せておこう。




来週、外地(フランス)と内地(都内)からお客さんがきたときに、バスに乗るかもしれないから。

島はどこ行きというのではなくて、右回り、左回りのどちらかを選ぶ。1日5本走っているけど、右、左、ほぼ同じ時刻に伊ヶ谷港に着くようである。





大雨・洪水警報

2016-10-18 16:23:08 | 23・三宅島のくらし
昨日の夜の雨はすごかった。
ニュースでも、三宅村は大雨・洪水警報が出ているとテロップで流れたし、島内放送でも何回も気をつけるようにと流れた。
何かあったら困ると思って、洋服のまま寝ようかと思ったほど。

これじゃあ、昨日竹芝桟橋を出航しても、船は三宅島に接岸できないと思った。

けれど、12時近くになり、雨が弱まったので、ようやく安心して寝ることができた。

そして、5:00頃起きて、ネットをを見たら、船は錆が浜に着いたということだった。

迎えに行くといいかなあとは思ったものの、まだ暗い。
暗い道の運転は何十年としたことがない。
暗くなくても、1年に数回しか運転はしないけど。

どうしようかと思っているうちに、夫が帰ってきた。
桟橋からは、島の両方向にバスがでているので、迎えにいかなくても、こられるのである。

今日は、もやっと暑い日だった。
忙しかったのが一段落したので、ちょっとウォーキングに出かけた。
いつもの伊豆岬とは反対の阿古の方に歩いて行った。

こんな橋を渡る。




土砂崩れのための土嚢が置いてある。これは昨日のためでなく、前の台風のときの。




クリーンセーターの分岐までいって、もどった。




帰りに歩いて行くと、伊ヶ谷の村が見えてきた。やっぱり、ほっとしますね。




家に着いたら、きっかり1時間たっていた。

今日のコースは、あまりにカーブが多くて、歩くのも、自転車でも危ない感じだった。
運転している人が、歩いている私を見て、ビックリして大きくよけるのがわかった。
歩いている人なんて、ほとんど見かけることはないし。
電動アシスト自転車を買うかどうするか迷う感じ。
図書館に行くには、この細い急カーブ連続の上り坂を行くしかないし。







航海日より

2016-10-16 15:36:31 | 23・三宅島のくらし
今日も秋晴れ。すばらしい天気だった。
海も静かで航海日より。

こんな日に、内地に渡っていけるといいけど、渡っていったのは夫一人。
目の調子が悪いらしく、内地の眼科でみてもらうことになった。
三宅島には診療所はあるけど、眼科専門の病院はない。眼の具合が悪くなると、内地に渡って、みてもらわなくてはならない。

こういう場合、私は三宅島に一人でいるより、一緒に帰って、しばらく向こうに滞在するのが、いつものことなのだけど、今日、明日、あさってと、仕事があるので、こちらに残ることにした。
こんな風に忙しいことは、1年に1度くらいしかないのだけどね。
私も船に慣れたとはいえ、まだ船の上で、本を読んだり、文章を書いたりはできない。それさえ、できるようになれば、行くのだけど。

いつもは見送られてばかりの私だけど、今回初めて、錆が浜の港に夫の見送りにいった。







夫は、畑が忙しいのに困ったなあといいながら、なんだか嬉しそうである。ふふふ。





今週もすごく大勢の人が乗り込む。





上の甲板から手を振る夫。




蛍の光の音楽とともに船は出て行く。




家に帰ってきたら、ちょうど庭から橘丸が通るのが見えた。