昭和30年代になると、道が舗装され、遊び場がもう一つ増えた。
道は広いキャンバスで、どこまでも続く遊び場だった。
石けり、鬼ごっこ、ドッヂボール、ゴム飛び、なわとび、いろいろな遊びができた。
その頃、ろう石は、私たちの宝物だった。
先日の新聞に出ていた言葉。
やがて、道に車がたくさん通るようになると、子どもたちは道という遊び場所をなくした。
(写真:トントン作)
道は広いキャンバスで、どこまでも続く遊び場だった。
石けり、鬼ごっこ、ドッヂボール、ゴム飛び、なわとび、いろいろな遊びができた。
その頃、ろう石は、私たちの宝物だった。
先日の新聞に出ていた言葉。
昭和30年代は、豊かで自由な今の社会の基礎をつくったが、失ったものも多い時代。
核家族化が進み、家庭の娯楽はテレビ中心になった時代。新幹線が開通し、東京五輪が開かれる一方、公害が発生し、労働争議も続いた。
やがて、道に車がたくさん通るようになると、子どもたちは道という遊び場所をなくした。
(写真:トントン作)