紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

うちの野菜とつれたサカナ

2015-11-30 17:08:56 | 23・三宅島のくらし
昨日は西野さんが三宅島にきているので、夫は西野さんの船で、釣りにいった。
私も行きたいのは山々だけど、船酔いのため、5分ともたないのがわかっているので、岸壁じゃないと、釣りはできない。

そして、釣ってきてくれた、オジサンとサバ。




食卓に並んだオジサンの刺身。オジサン、サバのアラ煮。(シメサバは、今日のおかずとなる)
そして、カリフラワー、プチトマトのサラダ。カブのそぼろあんかけ。カブの酢の物。
これにキューリ、じゃがいもと玉ネギ、にんじんが、自家製となったら、かなりかんぺき。
肉類だけは、購入する。
来年は期待できるかな。




そして、私は水曜日帰るために、そろそろ荷物を作り始めた。
調布に持っていく物、送る物。
仕事の資料は、どちらにいても、そばに置いておかなきゃならないので、それがけっこうな分量。

1月には広島に行くので、広島に送る方に防寒着を少し。
あとはここにパソコンをパックすればおしまい。広島の冬は寒いらしいので、ゆたんぽも入れよう。




今日は夕方散歩にいった。穏やかで、静かな海。








昨日も風が強かった

2015-11-29 07:30:43 | 23・三宅島のくらし
よく晴れていたのに、風が強かった。

午後は、開墾仕事がないので、夫の畑を一緒に見に行った。

ハウスの中は、毛虫の天国。あったかいし、葉物野菜がどっさり。ずいぶん食べられてしまった。

露地には、ブルーベリーの苗木を植えてくれた。これでジャムが作れる日がきたらいいのだけど。







りっぱにできたカリフラワー。すてき!




伊豆岬を通って帰った。

雄山がきれいに、よく見えた。



いったん家に帰ってから、散歩に行った。けっこう風は強いけど、歩けないほどじゃない。

伊ヶ谷の浜に白い大波が打ち寄せる。







空を見ると、雲が飛ばされたのかちりぢりになっている。




そして、12月2日、今週の水曜日に調布に帰る予定の私は、昨日の海を見て、船はやめて、飛行機にしようとほぼ決めた。




すごい風(追記あり)

2015-11-27 15:42:42 | 23・三宅島のくらし
三宅島の冬の西風はすごいよ。歩けないくらい。

とは聞いていたけど、初めて遭遇。家が揺れるほどの風。

朝、庭から富士山がくっきりと見えた。(写真には写っていない)
周辺の山も見えたけど、南アルプス?




そして、家の中がすごく寒い。
内地にいる時には、冬中ほとんどヒーターをつけることがなかったのに、きのうもう石油ストーブをつけた。
夜も寒いので、頂いた充電式湯たんぽがすごく役立っている。




午後、海まで散歩して、どれほどすごい波か見てみようと思った。
けど、あまりの風に吹き飛ばされそうで、やめた。

空はきれいなんだけど。歩けない。




こんなにすごい風でも、今日は船が運航している。

来週、船で内地に帰ろうと思っていたけど、かなり挫折。
橘丸が動いていれば、まだいいけど。
11月いっぱいドック入りするはずだった橘丸が、御蔵島の接岸に失敗して、ダメージをうけたそうで、12月の半ばまで修理期間が長引いてしまった。

北日本も大荒れだそうで、雪が少なかった今年、一気に積もったようだ。

追記)
ブログを途中まで書いたところで、夫が開墾の仕事から帰ってきた。
用事があって、阿古までいくので、ついでに島を一周するという。今日はあまりの風に一歩も外に出られなかったので、一緒に島内一周することにした。

歩いてだと、わずか15分の伊ヶ谷の海までも行けなかった。車でも、ときどき揺れるが、暖かいし安心。

海はやはり荒れていた。







そろそろ太陽がしずもうとしていた。




そこから阿古へと向かう。
阿古はすごい波。ざぶんざぶんと、波が押し寄せてくる。




それを撮ろうとしている夫。







一周したら、真っ暗になっていたので、ついでに伊豆岬に行くことにした。
そこは、星がよく見えるように街灯が一つもない。

いってみたら、ほんとうによく星が見えた。なんたって、空が広いから、あたり一面の星。

日暮れが早い冬が、星を見に行くのにはいいようである。
夏は、真っ暗になるころには、ビールも飲んじゃっているし、車で出かけられない。







今日は天気が回復した

2015-11-24 17:19:46 | 23・三宅島のくらし
昨日も一昨日も、雨。
夜はすごい勢いで、降っていた。
今日、やっと晴れた。

雨だと海はこんな感じで、くらーい。1日1回山の方から海の方まで散歩することにしているが、こんな日は誰にも会わない。




晴れると、気持ちがいい景色が広がっている。







初めてこの道を通って帰ってきた。




来週、12月に入ったら、天気の様子をみて、調布に帰る。
あと1週間で帰る、という頃になると、毎回向こうでの、いろんな予定が入ってくる。
でも、今回は、しばらく三宅島にはもどらない(もどれない)ので、予定はゆっくりと立てる。

スキーにゆくのも楽しみ。三宅島にいると、ピンとこないけど、今年は暖かいようである。
なので、雪が少ない。
私が滑りに行くのは、12月2週目だけど、それまでに降って、少しでも滑れればいいかと思っている。



三宅島産業祭が開かれた

2015-11-21 15:16:15 | 24・三宅島の行事
今日は、三宅島の産業祭が開かれた。




夫は、物産販売コーナーに、万願寺とうがらし、春菊、カブ、ルッコラ、チンゲン菜など自分の作った野菜を出した。







他にも、農産物の品評会があったり、フォトコンテストがあったり。

宝船。この紫大根は、いつもお世話になっている方が作った物。




外では、丸太きり大会や、子どもたちの遊び場、アスレチックも設置された。


ブルーベリーの苗も、無料で分けてもらえるので、並んで4本ゲット。







昼は、各地域の自治会が調理した物を頂いた。
伊ヶ谷は、つみれ汁。
他の地域では、さつまいものシバもち、ヨモギ団子、アシタバ天ぷら、里芋の煮付けなど。




12:30には、堆肥をひとり3袋もらえるので、並んだ。

午後は1:30に玉ネギの苗を無料でもらえるというので、1時間も前から並んだ。




とても大勢の人が集まったので、三宅島に来てから知り合った人、ほぼ全員と出会ったような気がする。

帰りに、竹芝桟橋に向かう船が見えた。
白いサルビア丸だった。
黄色い橘丸は今ドッグに入っているので、再来週私が帰るときもサルビア丸になりそう。
橘丸より1000トン小さいので、揺れないか、ちょっと心配。






サカナ釣りをした

2015-11-20 06:59:46 | 23・三宅島のくらし
昨日は、午前中夫はダイビングスーツを作りにいった。
私にも一緒に作ろうというけど、私はとりあえず、作らなかった。
泳ぐのは好きだし、ダイビングも多分好きだけど、三宅島の荒波の中、ダイビングできるかどうか、よくわからない。
どこかで、イルカと一緒に泳ぐにも、まず船で行かなきゃならないし。

午後はサカナ釣りをした。伊ヶ谷の港で。







これがエサになるアミ。




それを針につけて、釣り竿を海に入れる。

すると、なんと釣れた。







あまりおいしいサカナじゃないけど。でも、食べられる。
イスズミとベラ。







なんでも釣れると嬉しいものだ。

釣り糸をたらすたびに、カワハギはひっかかるけど、食べないので、逃がしてやる。

あっという間に、夕方暗くなったので、おしまいにした。

イスズミはおさしみにして、夕飯のおかずになった。
もう一匹とベラは今日塩焼きにする。


今日も大雨(追記あり)

2015-11-18 17:09:35 | 23・三宅島のくらし
今日は、夫の開墾仕事がないので、午前中、大雨が降る前に、買い物に行きがてら、開墾したところを見せてもらいにいった。

ただのジャングルだったところが、すごい変貌をとげていた。

入り口には、切り出した木が並んでいる。いずれ、しいたけの菌を埋め込んで、しいたけが食べられるようになるそうだ。




一面。開墾したところは、四カ所に分かれている。




となりの二面。




少し歩いて三面。




一番奥の四面。




おまけの明日葉畑。




昨日の夜は、BSのどこかで、バスで巡る三宅島の番組をやっていたそうだ。
KさんとMさんから連絡をもらったが、残念なことに我が家はBSが見られないのだった。

<追記あり>

その後、Sさんからの知らせで、BSのTBSでやっていた路線バスの旅「イルカ飛ぶ外界の大自然」という番組の再放送だったのがわかった。
開墾を一緒にしている、アシタバ農家の西野さんが出ていたようである。見たかったわ。





連句スタート

2015-11-16 16:11:56 | 7・連句・俳句・短歌
昨日、歌仙「群雀の巻」がスタートした。

発句を募集したところ、以下の句が集まった。
車来て跳ね踊りたる落ち葉かな

樹の中の水音風音雪ほたる

合掌造り繭のかたちに雪積り

海鳴りし日や一粒の麦を蒔く

ひそやかに迎えてくれし石蕗(つわ)の花

船おりて空を仰げば冬銀河

枯れ草の土手からわっと群雀

みんなで、投票した結果、

枯れ草の土手からわっと群雀  の句が選ばれた。

いつも私が歌仙を回している。やはり三宅島にいると多少、やりにくさを感じる。
何かわからないことがあったときには、すぐに調べる東明雅さんの「連句入門」の本を持ってきていない。
それと、一冊になった「歳時記」は持ってきたけど、春夏秋冬、四季それぞれに分かれた細かい歳時記も持ってきていない。
それでも、インターネットがあるおかげで、なんとか回すことができる。目標は年内に巻き上げること。

11月5日の会合の写真。




おまけの写真。
今日は久しぶりに、島がくっきりと見え、富士山まで見えた。雨で大気が洗われたからでしょうか。




島市

2015-11-15 12:08:35 | 23・三宅島のくらし
昨日の夜は、もうめちゃくちゃすごい雨で、どうなっちゃうのかと思うほど。
でも、水はけがいいのか、家がどうかなるようすもなく、あんなに降っても音がすごいだけだった。
朝になったら、小降りになって、蒸すような陽気。

今日は、島市が開かれる日。
前回坪田のときに、12時前にいったら、「おそいよ」といわれたので、今日はスタートの10:30少し前にいった。
場所は伊ヶ谷のコミュニティーセンターなので、歩いてわずか5分。

いつもは閑散としている駐車場に、島じゅうからやってきた人たちの車がたくさん止まっていた。




すーさんのシフォンケーキは、すごい人気。さっそく並んで買ってきた。




観光協会のブースの前で。




西野さんの明日葉塩や、明日葉茶、明日葉粉末、焼き塩、一味唐辛子などのコーナーもあった。




おまけの画像。

今日とれた、いろんな形のカブ。




今日は晴れ間が広がったのに、海はすごい波だった。










三宅島観光

2015-11-13 17:28:31 | 25・三宅島観光
10月に三宅島観光にきたたかちゃんから、先月、調布にいる時に電話がかかってきた。
「コシキの穴のことが、三輪さんのブログに載っていたことがないと思うけど、いったことある?」

三宅島はなんども、ぐるぐると巡ったが、そこは1度も行ったことがなかった。
というと、たかちゃんといのさんは、最終日、私が調布に帰ったあと、行ったのだという。
それを聞いたら、島民としては、ぜひ1度いってみなくちゃならない。
今日、開拓の仕事がない夫と一緒に、行ってみた。

コシキ火山は、1643年の噴火でできたそうである。





こんなところを上っていく。







穴の縁に出てから、穴に向かって下っていく。

すると、下はこんなに平らに広々としている。こんなところがあるなんて、知らなかった。




次に反対側に上っていく。けっこう上りでがある。

展望台に出た。めがね岩や、火山体験の溶岩が流れ込んだ学校跡地が見下ろせた。




すごいいい眺め。

今日、また1つ、三宅島のことを知った。